今日はFFヒーターの温度調節がうまくいかない話。
先日、今シーズンで一番寒かった日に北風で冷蔵庫の上下から風がヒューヒュー入ってくる話をした。
その時のFFヒーターのダイヤルは15時の位置で連続強燃焼。
2時間くらいそのままで焚いたが、何となく寒くなった。
おかしいなと思ってFFヒーターの音を聞くと風量が下がって燃焼は停止していた。
室内の温度は22度くらいしかなくて少し寒いくらい。
ダイヤルを見てもエラーコードの点灯もない。
ピンと来たのは、FFヒーター内部の温度センサーが仕業。
うちでは温度センサーは、追加で室内に設置している。
ジル520のFFヒーターは3rdシートの下に生活水タンクと一緒に入っている。
吹出し口は購入時は右側しか付いてないが、後で3rdシートの足元にも付けた。
3rdシートを剥ぐって見えるFFヒーターと各吹出し口につながっているダクト。
実はこのアルミのダクト内に熱風が通るが、断熱されてないので、FFヒーターを入れて時間が経つと3rdシート内の温度が上がるが、この温度が半端ない。
新鮮空気も取り入れられるように小さな円形のガラリが付いている。
内部のダクトはFFヒーターの上を生活用水タンクを取り囲むように配管されているので内部の温度が上がるのは当たり前。
その為に温度センサーを取付けているが、今回は強燃焼のし過ぎで限度を越した感じ。
かなり熱い空気がFFヒーターに入って燃焼が止まった。
バーナーの異常燃焼ではないのでエラーコードも点かない。
このトラブルはかなりよくある話。少なくともうちのジル520と同じものは該当するはず。
うちの場合はあまり真冬の寒い時期にキャンカーに乗らないのでそのトラブルは過去に1~2回あった程度。
対策が面倒なのでほったらかしにしていた。
今回、先日の北風が寒かったので、ようやくその対策を講じようと思い立った。
まずはダクトの温度を測定する。一番高い温度は92度くらい。
110度以上あると断熱する材料を少し選ばないといけないが、これなら大丈夫。
FFヒーターを出たところが一番高いと思ったが意外にそうでもなかった。
テープ状の断熱材でも手元にあればいいがそんなものもない。
さらに、こんなに狭くてダクトも入組んでいるのに巻くことは大仕事だといやになった。
いつもの悪いクセで、機能優先で見てくれは二の次。
古い黒っぽいトレーナーを3枚引っ張り出して来た。
適当にハサミで切って巻いたり被せたり。
明るい色はとかく目立つので黒いほうがいい。
FFヒーター本体や吸気口には被せないように注意して、針金で固定した。
画像はちょっと見にくいがあくまでテストのつもりなのできれいに巻けてない。
結局トレーナー3枚が断熱材になった感じ。
内部の温度を調べた。
この温度計のセンサーはFFヒーターから上部へ50mmくらいの所へ取付けた。
温度は室内温に2~3度足したくらい。
おー、トレーナーの威力は凄いぞ。
かなり断熱している。
色々テストしたが、うまい具合に温度コントロールも効いている。
強燃焼で3時間放置したが、問題なし。
これでしばらく様子をよう。
温度コントロールがどうもうまくいかないと思っていたら一度試してみる価値はある。
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こちらのブログはよくお邪魔させていただいていますが、初めてコメントします。
私のところでは外部温度センサーは付けていませんが、温度の調整がうまくいきません。
こんなものかと思って使用していましたが、内側のダクトを保温するだけならできそうです。
試してみようと思いますが、何か注意点かありましたらアドバイスいただけませんか。
内部のダクトを保温すると、それからの発熱が無くなりますからFFヒーターが誤動作することはなくなります。
注意点としてはエアーの吸込み口を塞がないようにすることくらいでしょうか。
布を巻いたらひもで縛ったほうがよさそうです。