命のカウントダウン(健康余命3605日)

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日本人の死因の推移

2019-10-16 23:34:19 | 
脳卒中は、1951年から1981年まで日本人の死因の第一位でした。それ以前の一位は、結核です。石川啄木、正岡子規、二葉亭四迷、樋口一葉さんなどが結核で亡くなられています。脳卒中は枚挙にいとまがありません。各自興味があったら調べてみてください。1982年からは悪性新生物が日本人の死因のトップを続けています

上記の死因のグラフも結構興味深いものでありまして、1994年前後に心疾患での死亡がガタっと減ったのは、死亡診断書の死因の1位に簡単に心不全と書くなかれというお達しが厚生労働省から出されたからです。正確には(1995年におけるイレギュラー的な動きは、やはりグラフ中吹き出しで触れている通り、死因判定などの仕組みの変化(人口動態統計の説明を読むと「死亡診断書の注意書きの記載」「ICD-10による原死因選択ルールの明確化」)が原因として挙げられる。突然医学・健康分野における変異が生じたわけではない。)だそうです。その講習会が1994年に開かれたため、死亡率の変化は1994年から始まっています。
不慮の事故の1995年、2011年の山は、それぞれ、阪神淡路大震災、東日本大震災によるものです。
死因のもっと長いスパンでの表がありました。

抗生物質が普及する前は、死因の第一位は肺炎だったのですねぇ
1918年の肺炎の山は、スペイン風邪の流行
1923年の不慮の事故の山は、関東大震災
なのだそうです。
死因ではありませんが、日本の超長期の人口推移のグラフがありました。

死因も人口も、生活の内容も、ここ100年ほどで激烈な変化をしていることを改めて確認した次第です。100年後はどんな世界なのでしょうねぇ
私には関係ないといえばそれまでですが・・・大いに興味惹かれます。



死因の割合と介護の原因となった病気の割合 両者の差異が問題!!

2019-10-16 22:32:48 | 

日本人の死因です
そしてこれが、要介護者の介護となった原因です
死因の1位は悪性新生物(がん)で、28.7%ですが、介護の原因としては10位2.3%しかありません。死因2位の心疾患も介護の原因としては6位(15.2%→4.5%)と降格しています。死因3位の肺炎に至っては、介護の原因12位1.8%までに登場すらして来ません。同じく、死因6位の不慮の事故:3.0% 8位の自殺:1.8% 9位 大動脈瘤及び解離:1.3%は、介護の原因としては登場してきません。

ここまで来たら、ご理解していただけたでしょうか。
介護を必要としない状態から、死に至る期間が短い 即ち、介護を要する状態でいる期間が短いと、死因ではランクが高くても介護の原因としては降格するわけです。

逆に、死因でのランクから介護の原因としてはランクアップされる疾患は・・・
介護の原因の1位から5位まですべてそうですね。
介護の原因1位の脳血管疾患(脳卒中)(死因では4位:8.7%→介護の原因1位:18.5%にジャンプアップ!)
これが何を示すかというと・・・日本では、脳卒中では死ななくなった。医療の発達で、不自由ではあっても生き延びる期間が長期化したということです。

介護の原因2位の認知症:15.8%、4位の骨折・転倒:11.8% 5位の関節疾患:10.9%のいずれも、死因としては登場していないです。このうちの認知症に関しては、いずれ死因として登場し、上位に入ってくること間違いないだろうといわれています。その原因は先ほども言った高齢化と、もう一つ、認知症を死因としてとらえてもいいだろうという医師の意識の変化です。
介護の原因3位の高齢による衰弱:13.4%は、死因5位 老衰:6.6%とほぼ同義ととらえてよいと思います。高齢化社会においては、老衰を死因にしてもいいだろうという考えが医師の中で一般化しつつあるので、今後、死因の中で老衰の占める割合は増えていくと思います。

ここまで、死因と介護の原因の差異を考えてきました。何が言いたいかというと、健康寿命を延ばし、介護される期間を縮小するためには、死因で占める割合が少ないにもかかわらず、介護の原因として占める割合が大きい病気に出来るだけ罹患しないようにすることが大事だといいたいわけです。

具体的には、脳血管疾患、認知症、骨折・転倒、関節疾患などを回避したいわけです。
以前、健康寿命を延ばすために 今できること  の中で述べましたが
1、毒の摂取をやめること
2、生活習慣病を是正すること
この二つだと思っています。
軽度の運動、知的活動も重要ですよね。
生活習慣病の是正は、認知症の予防にも効果があるといわれています。
この話題は、また別の機会に、別の角度からとらえてみたいと思っています




マウス自慢

2019-10-16 10:51:11 | 日記
5年ほど前に梅田の東急ハンズ店にて購入
まだ、元気に動いています。
光学式マウスです。
唯一の欠点は・・・・
机から落としてしまうと
タイヤがばらばらに飛び散ってしまい
机の下のコードジャングルに潜り込んでしまうことです。

でも、とても気に入ってます。