命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

腰痛、足の痺れの原因判明!!!

2022-04-01 22:33:19 | 治療薬
令和4年になってから突然出現し、悪化している腰痛及び下肢の痺れ感の原因が漸く判明いたしました!!

まあ、予想はしておりましたが・・・・

昨日3月31日、休診日を利用してMRI検査を受けました。

その結果がこれです。


病名 #1,変形性脊椎症
   #2,脊椎管狭窄症

背骨(脊椎)の中に円筒形の空洞があり、その中に脳から延びる太い神経の束である脊髄が収まっているのですが・・・・

脊椎に骨棘と呼ばれるとげが出来たり、筒自体が曲がったり狭くなったりして、神経の束である脊髄が「身の置き所」を無くしているわけです。
神経が圧迫されているから、痛みが起こったり、しびれたりしているというわけらしいです。

専門ではないので よくわかりませんが、L4,L5あたりが特に狭いそうです。

数日前から、これまでのリリカ(プレガバリン)、トラムセット(アセトアミノフェン、トラマドール配合錠)、ボルタレンSR(ジクロフェナクナトリウム徐放カプセル)に加えて、プレタール(シロスタゾール)の内服を開始しました。症状はなんとなく改善している様に思われます。プレタール(シロスタゾール)の効果は、もっと時間を掛けないと分からないそうなので、期待して待っています。

手術には2週間ほどの入院が必要だそうです。私、2週間の入院は・・・・無理です。

なので、行ける所まで今の内服治療で行きたいと思っています。今以上の治療としては、硬膜外麻酔と言う手法があるとの事でした。これは、外来で可能です。最初は短期にしか効果が見込めないだろうが、何回か繰り返すうちに次第に効果が長引いてくるとの事でした。

「今日やりますか? 」と問われたのですが・・・・私自分でそれに近い手技(脊髄液採取)を何度か患者さんにしたことがありまして、一度子供の患者さんが暴れて、危ない思いをしたことがあります。それに、私は心房細動と言う病気を持っていてエリキュースと言う血が固まりにくくなる薬を飲んでいるので、それの服用をしばらく中止しないといけないので、「今日は結構です。」と、お断りしました。

腰痛が悪化していくようなら、エリキュースをしばらく中止して、硬膜外麻酔をしてもらおうかと思っています。これは、相当効果が高いと期待してはいます。出来たら、受けたくはないのですが・・・・

医院に帰ると、ムスカリが私を迎えてくれました。ムスカリ、植えてから10年以上ほったらかしにしているのですが、年々増殖して綺麗に咲いてくれます。

この花を教えてくれた〇〇さんありがとうございます。
この花を見ると、いつも〇〇さんの優しい微笑を思い出します!!
ありがとう Mr.ムスカリ!!!


診療報酬改定

2022-04-01 01:14:20 | 坂根医院
医療の世界では、2年に1回「診療報酬改定」というものがあります。美容整形など、医療保険をほとんど使わずに自費での診療・手術をされている方々以外、ほとんどの医療機関が強い関心を寄せています。
開業医であれば、自分の報酬がそれで決まります。勤務している立場の医師、看護師、事務員たちは、自分の給料に直結はしませんが、勤務状況が大きく変わることもありますし、報酬にも間接的に影響してきます。事務員でレセプト(保険者に対する請求書)を作る立場の人は、ただでさえ難解な診療報酬システムの、これまた難解な「改定」に、2年に一度頭を悩ます時期でもあります。
坂根医院は、院内処方が殆どなので、今回の目玉ともいえるリフィル処方箋(一定期間内であれば同じ処方箋が2回または3回使える処方箋)の影響は殆ど無いと思っています。

発熱外来に対して手厚い対応がなされるとも聞いていたので、期待していました。
医療法人 坂根医院は、発熱外来を新型コロナが出始めた当初より開いております。最近は、ネット上でも公開しており、奈良県のホームページで閲覧可能です。
 今年になってからも260人以上の新型コロナ患者さんを抗原検査や院内PCR検査でその日のうちに見つけ出しております。その日のうちにというのが大切だと思っています。PCR検査を外注で検査屋さんに出すと、早くても翌日、遅ければ3,4日かかることもあります。その数日の間、患者さんはどうしていいのか分からず、症状が軽かったり、無症状であったりすると、勝手に「大丈夫だろう」と判断して勤務に行ったり、外出したりして感染を拡大させてしまう事がよくあるようです。そうでなくても、コロナに掛かったのかどうか、結果が出るのに数日かかるなんて、不安な日々を過ごすのは避けたいですよね。その点即日に結果が出る院内PCRであれば、即日結果が出ます。坂根医院の場合、空いていれば1時間混んでいても2,3時間後には結果が出ます。

TVのニュースでは、「発熱外来の診療所に手厚い報酬」などと言っておりました・・・それで、期待していたのですが・・・

「外来感染対策向上加算」は2022年度診療報酬改定で診療所・クリニック向けに外来診療時の感染防止対策に係る評価として新設された加算です。 外来感染対策向上加算は患者1人につき月1回限り、6点の算定が可能です。

1点が10円ですから・・・・手厚い加算の実態は患者さん1人につき60円の加算です。
これ、
施設基準というみたさなければならない結構厳しい条件があります。

①専任の院内感染管理者が配置

②少なくとも年2回程度、感染対策向上加算1に係る届出を行った医療機関または地域の医師会が定期的に主催する院内感染対策に関するカンファレンスに参加、また、感染対策向上加算1に係る届出を行った医療機関または地域の医師会が主催する新興感染症の発生等を想定した訓練に少なくとも年1回参加、

③新興感染症の発生時等に都道府県等の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施する体制を有し、そのことを自治体のホームページで公開─など。

同加算を4月1日から算定する場合、4月20日(水)必着で地方厚生(支)局への届出が必要です。

患者さんおひとりに月に一回だけ60円いただくためのハードル、結構高いんです。面倒臭いんです!!(その上、患者さんのご負担も(3割、2割負担で20円、1割負担で10円増えてしまいます)

知り合いの診療所の院長は、「発熱外来はしているけれど、面倒だし、算定してもそんなに報酬に影響ないので、算定しないことにしました。」と、言われました。

確かに面倒な割に報酬少ないのですが・・・・坂根医院は算定する方向で動くことにしました。以上です!!