〓カナダ・アルバータ州カナディアンロッキー発〓
『My スロ-ライフ in カナディアンロッキー』by Junko
No.49
☆★☆★ 右手親指の手術 ☆★☆★
こんにちわ!
先週、ロッキーにも急に春がやって来て、気温がぐんぐん上がり、日中は15℃と
いう日が3,4日続きました。お陰で、道路脇に固まって残っていた雪も、急激に
融け出し、数ヶ月ぶりに乾いたアスファルトの道が現れました。
気温が低く風が強かったり融けた雪が夜に気温が下がってガリガリに凍っていた
みんな外へ出て歩き始め(夫と私とわんこも含まれています)すれ違いざまの「Hi!」
の挨拶を何度もしなければならず、忙しいお散歩でした(笑)
ところが、最近80%くらい当たるようになった週間天気予報で、また雪マーク…20%
の予報外れを期待していましたが、そんな時に限って、大当たり!(笑)
3日間の快晴と4日目は朝からお昼過ぎまで、澄み切った濃い青空のカナダ晴れで
したが、その後急に怪しい風が吹き始め、同時にどんどん雪雲が発生し、1時間後
にはもうチラホラと雪が舞い始めました。
さすがに、気温が下がったとはいえ、平地はプラスマイナスゼロ止まり、でも上
空はもっと下がっていたのでしょう、見る間に牡丹雪になり、2時間であっという
間に4、5センチ積もりました。
寝雪が消え、せっかく緑を現した針葉樹も、またすっぽりと雪に覆われ、一面の
銀世界へと逆戻りとは…すんなりと春にはなってくれないカナディアンロッキー
です。
さて、タイトルにした「バネ指の手術」。
キャンモアにクリニックを持つ、プラスティック・サージャリ─(形成外科)の
シンクレア先生の執刀で3月12日にバンフ・ミネラル・スプリングス病院で受け
ました。先生は乳房を大きくしたり小さくしたり(小さくする場合は、医療費免
除されるとか…)、腹部の脂肪吸引(高額な費用がかかるとか)もお上手らしく
順番待ちの人がたくさんいらっしゃると聞きました。
カナダは各州によって医療費の負担額や医療体制が違うので、以下、私がお伝え
するのはアルバータ州のシステムです。
昨年9月初め、前月にかなりの量のカルトナージュの厚紙を太いカッターで力を
入れて行ったせいで、親指の付け根と関節に痛みが出て、わが家のホームドクタ」
ーであるメカルシン先生の診察を受け、レントゲンを撮り、骨に異常はないので」
なるべく使わないようにして様子を観るようにと言われ、2ヶ月経過。
使わないようにと言われても、炊事や家事は毎日のことで、右手親指を平素これ」
ほど酷使していたなんて、思いもしませんでした。
お箸を持つ、ペンで書く、リモコンのボタンを押す、缶や瓶の蓋を空ける、車の」
サイドブレーキを下ろす、犬の散歩でリードをハーネスにつなぐときなど、日頃
何気なくできることが、飛び上るほどの痛みで困難となり、左手が大活躍でした
が、両手で行うことを片手でするのは無理なことが多く、服の着脱にまで支障を
きたすとは思いませんでした。
一番痛いときは、恥かしながらパンツも左手だけで苦労して下ろしましたし、上
げる時は、もっと苦労しました(苦笑)
茶道のお稽古は、必ず和服を着て教えていましたが、指の痛みで帯も結べないこ
とがわかり、11月にもう一度ホームドクターに状況を訴えたところ、やっと専門
医の予約を取ってくれました。ここまでが非常に時間がかかって、カナダの体制
が悪いと感じるところです。
しかしながら、順番飛ばしをして早く検査やオペを受けることが、お金を出せば
できると言うことを知りショックでした…。アルバータ・ヘルスケアのカバーで
は、MRI検査を受けるにも最短で半年待ち。もしもそんなことをしていたら、たと
え始めは小さな癌だったとしても、半年経てば大きくなって転移してしまうかも
しれません!
私の場合は、命に掛らる様な大きな病気ではありませんし、そこからは、少し話
が早く進み…診察したシンクレア先生は、最も効果が出るステロイド注射をいき
なり直接患部に打ち、2週間して効き目がなければ、オペをしましょうと言うこと
になりました。
ものすご~く痛い注射でしたが、2、3日経つとわずかづづ痛みが軽減、これで治
るかな!と、期待したものの、5,6週間でまた痛みが強く出てきてしまい、2月
初め、シンクレア先生にまた診ていただくと「オペをしましょう、3月12日にで
きるよ」と言われ、オペの前の注意事項を渡されました。
専門医から手術をした方がよいと言われた場合、アルバータ州では医療費は無料。
術後のリハビリも、7回は無料(医者の処方箋がない場合1回$70掛る)で受ける」
ことができます。
日本なら、きっと、手術をしなくても、リハビリが必要となれば、医療費の3割」
負担で受けることができると思うのですが、ここでは必ず手術を受けないとリハ
ビリは無料にならないと言うところが、大きく違います。
手術の日程近くになると病院から電話で当日の来院時間を知らせてくれます。
シンクレア先生のクリニックはキャンモアですが、手術をするのはいつもバンフ」
の病院。私の場合は日帰りの簡単な手術で、局部麻酔で行われるので、朝8時45分」
までに食事を済ませて、それ以後は一切食べずに12時45分に来院、でした。
付き添い人は一緒に待てないそうで、夫に車で送ってもらい、手術が終わり次第」
病院から携帯電話に連絡が入り、迎えに来てもらえる、ということでした。
日帰り手術専用の待合室があり、用意された病衣とガウン、スリッパに着替え、
ナースから消毒洗剤?を染み込ませたスポンジを渡され、室内の洗面所で、手術」
する手を指先から肘のあたりまで、自分で綺麗に洗うように言われました。
後は、他の日帰り手術を受ける患者さん2,3人と、皮のリクライニング・ソファ」
音楽を聴くなり、本を読むなり、眠ってもいいし…順番を待ちます。
アイパッドで映画を観ている人もいました!病院内での携帯の使用やインターネ
ットは禁止、とはどこにも書いてありません。ただ「消音」「イヤフォン使用」
「会話はエントランスホールで」という張り紙は見かけました。
3時にやっと呼ばれて、準備室へ移動。ベッドで血圧チェック、手術する方の指
をナースと確認、サインペンを渡され、自分で手首に「OK」と書かされました。
そこへ麻酔医が登場、少し年配の麻酔医が「今日は私の娘が担当しますから、ワ
ハハッ!」と言いながら、大きなマスクからくっきりと描かれた眉が印象的な美
系でお若い女医先生(多分インターン)が、私の親指の付け根周辺に何回も何回
もグサグサと麻酔注射の針を刺していきました。ステロイド注射どころの痛みで
はなく、思わず「いたすぎるぅ~!」と口走ってしまいました。
先生はひと事「Done !」
でした…。
大量の?麻酔注射のお陰で、私の親指は全く感覚が無くなり、いよいよ手術室へ。
想像していたよりも大きなオペ室で、スタッフも3、4人いたような…。
クラシック音楽が流れていて、やっと執刀のシンクレア先生にお目に掛れました
が、手術台に乗ったら直ぐに顔をカバーされ、また手から腕を念入りに消毒し
血栓予防の圧迫帯を巻いて外し…間もなくメスが入ったのが感覚で解りました。
実は、Youtubeで、Trigger Finger Pulley Release Surgeryがどのように行われ
るか、何度も観ていたのです。
オペに興味がある方は下記URLをコピペして、ご覧になってください、全く同じ
オペです。http://www.youtube.com/watch?v=0MckpiWxrN4
先生が切り始めて縫合するまで、所用時間はたった15分くらいでした。
顔を覆っていたカバーが外され、また歩いて退室するのかと思ったら、男性のナ
ースが車椅子でリクライニング・ソファのある待合室まで運んでくれました。
2,3時間したら徐々に麻酔が取れ始め、同時に痛みも出てくるので、我慢せず、4
時間ごとに痛み止めを飲むように言われ、スナック(マフィンとクッキー)とマ
ンゴジュースをもらって…お迎えの人に電話しましょうか?それとも自分で電話
する?と聞かれたので、自分の携帯電話を使い夫の携帯へ。
3時ごろには終わると思っていたらしく、夫はすでにエントランスホールで待って
いました。
簡単とはいえ、カナダで体験する私の初オペに付き添えなかったので、やはり気
にしてくれていたようでした。
帰り際にもらった術後の注意書きに、抜糸は10日~2週間後になるのでクリニッ
クへ連絡するように書いてあり、2、3日したら、予約を取っておこうと思ってい
ました。次の日の午後、バンフの病院のナースから、術後の経過を尋ねる電話が
あり、あら、カナダも術後のフォローが、なかなかいいんだなぁ、と思いながら
麻酔は12時間以上効いていたこと、痛み止めは2回飲んだ、と言うことなど話し
抜糸の日を尋ねたら、何と「先生は明日から2週間バケーションを取るので、抜
糸はホームドクターのところでお願いします」ですって!
ということでホームドクターに自分で電話し、京都から孫たちがやってくる2日
前に無事抜糸を済ませ、ギリギリセーフで、炊事家事、ほぼ支障なくできるよに
なりました!
親指が悪化した昨11月ごろ、実は左の中指もバネ指になり、2月にシンクレア先
生に再度右親指を診てもらった時、症状を訴えたら、ステロイドショットをスキ
ップして、直ぐにオペの予約をてってくださいました。次は6月4日の予定です。
左手中指は親指に比べると支障は少ないのですが、やっぱり動きが悪いのと痛み
があるのは、なにをするにもストレスを感じるので、できるだけ早くスッキリし
たいと思います。
オペのお陰で、7回のリハビリも無料ということで、すでに5回受けました。
痛みで半年間以上使わないようにしていたため、すっかり筋が固く萎縮していて
それを伸ばして行くのに痛みを伴いますが、温湿布、マッサージ、低周波、筋ト
レと45分間ほどリハの専門医が付ききりで対応してくれて、かなり回復しています。
日本を離れてはや8年、日本の医療事情も変わってきていると思いますが、大きな
病気を常日頃からチェックできるチャンスが多い日本は、世界でも有数の予防医学
先進国であり、その点で、私たちはカナダで暮らすと命を縮めることに繋がらない
とも限らないと、実感しています。
Junko@カナディアンロッキーでした。
日々Blogにも遊びに来てくださいね♪ → http://canmorite.exblog.jp
『My スロ-ライフ in カナディアンロッキー』by Junko
No.49
☆★☆★ 右手親指の手術 ☆★☆★
こんにちわ!
先週、ロッキーにも急に春がやって来て、気温がぐんぐん上がり、日中は15℃と
いう日が3,4日続きました。お陰で、道路脇に固まって残っていた雪も、急激に
融け出し、数ヶ月ぶりに乾いたアスファルトの道が現れました。
気温が低く風が強かったり融けた雪が夜に気温が下がってガリガリに凍っていた
みんな外へ出て歩き始め(夫と私とわんこも含まれています)すれ違いざまの「Hi!」
の挨拶を何度もしなければならず、忙しいお散歩でした(笑)
ところが、最近80%くらい当たるようになった週間天気予報で、また雪マーク…20%
の予報外れを期待していましたが、そんな時に限って、大当たり!(笑)
3日間の快晴と4日目は朝からお昼過ぎまで、澄み切った濃い青空のカナダ晴れで
したが、その後急に怪しい風が吹き始め、同時にどんどん雪雲が発生し、1時間後
にはもうチラホラと雪が舞い始めました。
さすがに、気温が下がったとはいえ、平地はプラスマイナスゼロ止まり、でも上
空はもっと下がっていたのでしょう、見る間に牡丹雪になり、2時間であっという
間に4、5センチ積もりました。
寝雪が消え、せっかく緑を現した針葉樹も、またすっぽりと雪に覆われ、一面の
銀世界へと逆戻りとは…すんなりと春にはなってくれないカナディアンロッキー
です。
さて、タイトルにした「バネ指の手術」。
キャンモアにクリニックを持つ、プラスティック・サージャリ─(形成外科)の
シンクレア先生の執刀で3月12日にバンフ・ミネラル・スプリングス病院で受け
ました。先生は乳房を大きくしたり小さくしたり(小さくする場合は、医療費免
除されるとか…)、腹部の脂肪吸引(高額な費用がかかるとか)もお上手らしく
順番待ちの人がたくさんいらっしゃると聞きました。
カナダは各州によって医療費の負担額や医療体制が違うので、以下、私がお伝え
するのはアルバータ州のシステムです。
昨年9月初め、前月にかなりの量のカルトナージュの厚紙を太いカッターで力を
入れて行ったせいで、親指の付け根と関節に痛みが出て、わが家のホームドクタ」
ーであるメカルシン先生の診察を受け、レントゲンを撮り、骨に異常はないので」
なるべく使わないようにして様子を観るようにと言われ、2ヶ月経過。
使わないようにと言われても、炊事や家事は毎日のことで、右手親指を平素これ」
ほど酷使していたなんて、思いもしませんでした。
お箸を持つ、ペンで書く、リモコンのボタンを押す、缶や瓶の蓋を空ける、車の」
サイドブレーキを下ろす、犬の散歩でリードをハーネスにつなぐときなど、日頃
何気なくできることが、飛び上るほどの痛みで困難となり、左手が大活躍でした
が、両手で行うことを片手でするのは無理なことが多く、服の着脱にまで支障を
きたすとは思いませんでした。
一番痛いときは、恥かしながらパンツも左手だけで苦労して下ろしましたし、上
げる時は、もっと苦労しました(苦笑)
茶道のお稽古は、必ず和服を着て教えていましたが、指の痛みで帯も結べないこ
とがわかり、11月にもう一度ホームドクターに状況を訴えたところ、やっと専門
医の予約を取ってくれました。ここまでが非常に時間がかかって、カナダの体制
が悪いと感じるところです。
しかしながら、順番飛ばしをして早く検査やオペを受けることが、お金を出せば
できると言うことを知りショックでした…。アルバータ・ヘルスケアのカバーで
は、MRI検査を受けるにも最短で半年待ち。もしもそんなことをしていたら、たと
え始めは小さな癌だったとしても、半年経てば大きくなって転移してしまうかも
しれません!
私の場合は、命に掛らる様な大きな病気ではありませんし、そこからは、少し話
が早く進み…診察したシンクレア先生は、最も効果が出るステロイド注射をいき
なり直接患部に打ち、2週間して効き目がなければ、オペをしましょうと言うこと
になりました。
ものすご~く痛い注射でしたが、2、3日経つとわずかづづ痛みが軽減、これで治
るかな!と、期待したものの、5,6週間でまた痛みが強く出てきてしまい、2月
初め、シンクレア先生にまた診ていただくと「オペをしましょう、3月12日にで
きるよ」と言われ、オペの前の注意事項を渡されました。
専門医から手術をした方がよいと言われた場合、アルバータ州では医療費は無料。
術後のリハビリも、7回は無料(医者の処方箋がない場合1回$70掛る)で受ける」
ことができます。
日本なら、きっと、手術をしなくても、リハビリが必要となれば、医療費の3割」
負担で受けることができると思うのですが、ここでは必ず手術を受けないとリハ
ビリは無料にならないと言うところが、大きく違います。
手術の日程近くになると病院から電話で当日の来院時間を知らせてくれます。
シンクレア先生のクリニックはキャンモアですが、手術をするのはいつもバンフ」
の病院。私の場合は日帰りの簡単な手術で、局部麻酔で行われるので、朝8時45分」
までに食事を済ませて、それ以後は一切食べずに12時45分に来院、でした。
付き添い人は一緒に待てないそうで、夫に車で送ってもらい、手術が終わり次第」
病院から携帯電話に連絡が入り、迎えに来てもらえる、ということでした。
日帰り手術専用の待合室があり、用意された病衣とガウン、スリッパに着替え、
ナースから消毒洗剤?を染み込ませたスポンジを渡され、室内の洗面所で、手術」
する手を指先から肘のあたりまで、自分で綺麗に洗うように言われました。
後は、他の日帰り手術を受ける患者さん2,3人と、皮のリクライニング・ソファ」
音楽を聴くなり、本を読むなり、眠ってもいいし…順番を待ちます。
アイパッドで映画を観ている人もいました!病院内での携帯の使用やインターネ
ットは禁止、とはどこにも書いてありません。ただ「消音」「イヤフォン使用」
「会話はエントランスホールで」という張り紙は見かけました。
3時にやっと呼ばれて、準備室へ移動。ベッドで血圧チェック、手術する方の指
をナースと確認、サインペンを渡され、自分で手首に「OK」と書かされました。
そこへ麻酔医が登場、少し年配の麻酔医が「今日は私の娘が担当しますから、ワ
ハハッ!」と言いながら、大きなマスクからくっきりと描かれた眉が印象的な美
系でお若い女医先生(多分インターン)が、私の親指の付け根周辺に何回も何回
もグサグサと麻酔注射の針を刺していきました。ステロイド注射どころの痛みで
はなく、思わず「いたすぎるぅ~!」と口走ってしまいました。
先生はひと事「Done !」
でした…。
大量の?麻酔注射のお陰で、私の親指は全く感覚が無くなり、いよいよ手術室へ。
想像していたよりも大きなオペ室で、スタッフも3、4人いたような…。
クラシック音楽が流れていて、やっと執刀のシンクレア先生にお目に掛れました
が、手術台に乗ったら直ぐに顔をカバーされ、また手から腕を念入りに消毒し
血栓予防の圧迫帯を巻いて外し…間もなくメスが入ったのが感覚で解りました。
実は、Youtubeで、Trigger Finger Pulley Release Surgeryがどのように行われ
るか、何度も観ていたのです。
オペに興味がある方は下記URLをコピペして、ご覧になってください、全く同じ
オペです。http://www.youtube.com/watch?v=0MckpiWxrN4
先生が切り始めて縫合するまで、所用時間はたった15分くらいでした。
顔を覆っていたカバーが外され、また歩いて退室するのかと思ったら、男性のナ
ースが車椅子でリクライニング・ソファのある待合室まで運んでくれました。
2,3時間したら徐々に麻酔が取れ始め、同時に痛みも出てくるので、我慢せず、4
時間ごとに痛み止めを飲むように言われ、スナック(マフィンとクッキー)とマ
ンゴジュースをもらって…お迎えの人に電話しましょうか?それとも自分で電話
する?と聞かれたので、自分の携帯電話を使い夫の携帯へ。
3時ごろには終わると思っていたらしく、夫はすでにエントランスホールで待って
いました。
簡単とはいえ、カナダで体験する私の初オペに付き添えなかったので、やはり気
にしてくれていたようでした。
帰り際にもらった術後の注意書きに、抜糸は10日~2週間後になるのでクリニッ
クへ連絡するように書いてあり、2、3日したら、予約を取っておこうと思ってい
ました。次の日の午後、バンフの病院のナースから、術後の経過を尋ねる電話が
あり、あら、カナダも術後のフォローが、なかなかいいんだなぁ、と思いながら
麻酔は12時間以上効いていたこと、痛み止めは2回飲んだ、と言うことなど話し
抜糸の日を尋ねたら、何と「先生は明日から2週間バケーションを取るので、抜
糸はホームドクターのところでお願いします」ですって!
ということでホームドクターに自分で電話し、京都から孫たちがやってくる2日
前に無事抜糸を済ませ、ギリギリセーフで、炊事家事、ほぼ支障なくできるよに
なりました!
親指が悪化した昨11月ごろ、実は左の中指もバネ指になり、2月にシンクレア先
生に再度右親指を診てもらった時、症状を訴えたら、ステロイドショットをスキ
ップして、直ぐにオペの予約をてってくださいました。次は6月4日の予定です。
左手中指は親指に比べると支障は少ないのですが、やっぱり動きが悪いのと痛み
があるのは、なにをするにもストレスを感じるので、できるだけ早くスッキリし
たいと思います。
オペのお陰で、7回のリハビリも無料ということで、すでに5回受けました。
痛みで半年間以上使わないようにしていたため、すっかり筋が固く萎縮していて
それを伸ばして行くのに痛みを伴いますが、温湿布、マッサージ、低周波、筋ト
レと45分間ほどリハの専門医が付ききりで対応してくれて、かなり回復しています。
日本を離れてはや8年、日本の医療事情も変わってきていると思いますが、大きな
病気を常日頃からチェックできるチャンスが多い日本は、世界でも有数の予防医学
先進国であり、その点で、私たちはカナダで暮らすと命を縮めることに繋がらない
とも限らないと、実感しています。
Junko@カナディアンロッキーでした。
日々Blogにも遊びに来てくださいね♪ → http://canmorite.exblog.jp