自分ががん患者であることを、周りの人に伝えてますか?
それとも伝えていませんか?
治療が一段落して、社会復帰をする段階になると、この葛藤に悩まされます。
特に自営の人とか、仕事が生活の大半を占めている人にとっては特に大きな問題で、よく相談される内容でもあります。
しかも、再発するかもしれない治療後1~3年は、特にその葛藤は強い。
言う事によって、仕事がなくなるかもしれない。
仕事を任せてもらえなくなるかもしれない。
仕事がなくなると言うことは、自営であれば収入に関係してくる重大なことです。
個人自営業者には何の保証もないから。
言うべきか言わざるべきかについては、どちらが正しいとはいえないと思っています。
言わなければ、健常な人と同様に扱われるので、後遺症があったりしてもそれを理由に断れません。他の理由をつけてナントカするしかありません。
術前と同じ生活が、良くも悪くも続きます。
言ったら言ったで、仕事は減るかもしれませんし、心ない言葉に傷つけられることが多くなるのは事実です。
例えば、子宮がんや卵巣がん、乳がんといったがんであることを告げると、大半の人の視線は子宮周辺や胸に視線が行くし、「もう結婚できないね」とか「子供産めんのー?!」とか、平気で言われるし、興味本位で根掘り葉掘り聞いて来るやつもいるし、不快極まりない思いは必ずします。
また、がん患者であることを告げても、大半の人はそのうち忘れて後遺症のことなんか全く考えてくれません。
その反面、実は自分もがん患者だとか、そう言う事情なら協力するよ、という後光が射して眩しいような人たちも現れます。
また2-3割の人は非常に理解が深くて、辛いときの支えになってくれるかもしれません。
つまり、どっちを選択するか、なんです。
どっちを選択しても、メリット・デメリットがあるので、自分の性格はどっちのデメリットに耐えられるか、もしくはどっちのメリットを必要としているか、なんですよね。
では、私はどっちを選択したかと言うと、言う方を選択して来ました。
それはそれは腹の立つことが多かったですが、慣れてきました。
最近はむやみやたらに言わなくなりましたね。
必要な時には言うけど、わざわざ言わないというスタンスです。
必要なときとは、相手ががん患者であるとか、何か病気で苦しんでいる人である時。
それから仕事でも自分ががんであることを伝えたほうがスムーズに行くと判断した時。
風邪を引いて近所の町医者に行った時すら、わざわざ問診票に書いたりしません。
だって、書いたところで「妊娠していませんか?」って聞かれるんだもん。
何のための問診票なんだよ、全く。
問診票なんて、見てないよ、医者も看護師も薬剤師も。
だから、わざわざ書く必要なし。
聞かれたら言えばいい。
そんなふうに思っています。
私の場合は職業的にはカミングアウトしといた方が楽でした。
友人知人に関しては、ある程度癌の経験や知識がある人や、遠方の人から順に知らせました。
(性格上、ひた隠しには出来そうもないし・・・(^^ゞ)
そして治療が丁度今月で終るのを機に、いずれ会ったり話したりする機会があるだろう友人には年賀状で初めて簡単に経緯を知らせました。
その方がいずれ会う時に隠し事しなくていいので楽だし。
それにこの年齢で既婚だと、嫌なことを言われる確率はすごく少ないしね。(その分、新婚の頃に散々言われたけど。^^;)
ただ親戚にはまだほとんど知らせてません。
見舞いに来られても困ることの方が多いし、面倒なことが増えるし・・・。
ま、いずれ知られちゃったら仕方ないけど、過去の話としてサラッと話せるまでは知られたくないなァ。
多分これからも自らカミングアウトすることは無いでしょう。(riderさんの文章を読んでて改めてそう思います。)
必要ならば隠す気は全然無いけど。
そそ。ひた隠しにするのも結構大変なんですよねー。
話の流れで、ついついしゃべってしまうこともあったりして(笑)
私も自分についての結構隠し事が下手です。
知られたら知られたでいいんですけど、やっぱり引く人が多いのは事実ですよね。
自分ががんでなかったら、やっぱ引くと思うわー。
身近ではないものね。
あと、身内という名のしがらみもまたややこしいし( ̄▽ ̄)
ラビママさんも晴れて娑婆に出られたわけですし(笑)
おめでとうございますっ!
見栄はってそうだと答えればよかったかなあ・・・。
カミングアウトは打ち合わせ中に仕事のパートナーが調子づいて私の代わりにしてくれたわー。
「ええ、このひと、がんで子宮とかみんなとっちゃったんですよ」
おいっ!なんでてめーがそこまで言うか!
まあ人生いろいろありますなあ・・・
現在、母親入院中です。
私と同じように化学療法の餌食になるかもです。
経過は随時アップして行こうと思ってます。
(でないと忘れちゃうので)
>看護師さんに「いま、生理中ですか?」と小声で訊かれたことがありました。
見栄はってそうだと答えればよかったかなあ・・・。
ぷっ。
私もね、妊娠してますか?って聞かれると、思わず「うん」って言いそうになる(笑)
今度、腹に枕でも詰めていくかっ(←ヤケ)
>カミングアウトは打ち合わせ中に仕事のパートナーが調子づいて私の代わりにしてくれたわー。
実は、私もそうなんです。
すっごいイヤだったよー・゜・(ノД`)・゜・
自分で言うのはいいけど、何でコイツが言うんだよーって。
人生いろいろです。
男もいろいろ。
女もいろいろ。
小泉さん、元気かなぁ。
(↑ツレかっ)
お母さんのこと、読みました。
辛くない限り、記録してくださいね。
辛くない治療があるといいんですけどね。。。
ていうか、うちみたいな救急外来は、
患者さんはみんなはじめて診るひとばかりだから
どんな基礎疾患があるかとか、
どんなお薬を飲んでいるかとかはとても重要なのです。
でも、私も亡き母の病院に付き添いで行った際に
調剤薬局でお薬(カゼ)をもらったのですが
問診票を書いたのに
「今、何か病気でかかってますか?」と聞かれて
唖然とした経験があります。
アホか?コイツ・・・と正直思いましたわー
で、何も言わずに問診票を指差してやりました。
同じ医療関係でもこんなに違うのか~っと。
問診票、カゼくらいでは書かないでもいいと思いますわー。
ホントに・・・
思い出した!
救急外来はとてもいいです!
丁寧に対応して、しかも的確です。
町医者と調剤薬局はかなりレベル低いですよー。
ま、たまに入院していたN大でも、若い技師とかインターンっぽい人に、検査の際に「妊娠してますか?」って言われたことがあって(笑)
カルテ読んでから聞いてくれる?って言ったらしょんぼりしちゃった(*>▽<*)
>で、何も言わずに問診票を指差してやりました。
ぷっ。
怖いです、よしのさん(*>▽<*)
でも、聞くくらいなら最初に書かせないでって思いますよねー。
めんどくさいしぃ~(>з<)ブーブー
(っつーか友達少ない?)
仕事関係者と義母の介護関係の方々にはカミングアウトせざるを得ない状況になりました。
でないと身動きが出来なかったので・・・仕事は物件かかえてた時期だったので、引き継ぎやら、義母の施設探しの面接やら今考えると病気以外の事でも色々あってしんどかったー。
しかも、最初に面接に行った老健で断られてダブルショックで・・・。
と、横道に反れちゃってごめんなさいね。
ご近所はお隣にだけ、義母のことや家が留守になっちゃうので一応入院前に事情を話しました。
病名は言わなかったのだけど察してくれたみたいでそれ以上聞いてこなかったです。(いい人だなぁ~)
カミングアウトについては「気の毒に」みたいな顔をされたりもありましたが、傷ついてる余裕もなく(笑)
人に恵まれてたんですね、皆さん協力的で迅速に動いてくださってとても助かりました。
そうそう、中には「私も子宮ないんですよ~」って人がいましたね^^;
3年経過した現在は特に言う必要性が見当たらないので、ほとんど話す事はないかも。
問診票にはやっぱり処方される薬を考えると一応書いてるわ~。
「妊娠していませんか?」は・・・だんだん言われなくなった!←そっちに傷ついているのだな。
たまには聞いてくれー!
仕事は美容関係で個人的にお客様のお宅に伺う出張と4軒程サロンのパートをかけもちという感じでした。
最初に告知を受けた後、二箇所の病院で一時的に「癌では無い」と無罪放免されて安心していたので、3月に別病院で改めて癌告知を受けてから、「まじぃぃぃ~???」と驚いてる間に検査がすすみ、抗がん剤入院まで9日間と短かったので、とにかく仕事先に迷惑かけても許してもらえるように(´∀`)、仕方ないのでサロンオーナーと出張先の全てのお客様には包み隠さずお知らせしました(これには理解あるお客様の多大なご協力がありました!)。サロンオーナーに関しては二人を除いては理解と応援を頂きました。残りの2人は…よくあるパターンですが、私に了解も得ずに勝手に全てのスタッフに話し、しかも聞いたことを口止めしてました。おまけに宗教団体のリーダーというもうひとつの顔を持っていたので「入信しないと死ぬ!」とまで言われ、すぐに「さようなら~」しました。でもあくまで仕事上の報告という感じです。友人にはほとんど話しませんでした。時間や気持ちに余裕がなかったのと、最初に話した一番の友人と思っていた人に割りと素っ気ない対応をされてかなりショックだったからです。そして興味本位な反応しそうな人には知られたくなかったので、共通の知人がいない人で信用出来る人には聞いてもらいました。やっぱりriderさんの言葉を借りれば『自身や家族が病気などで辛い経験をしている人』じゃないとなかなか理解出来ないものなんだなぁと知りました。最初は家族でさえ温度差を感じて孤独だったんです。
あっ飲み友達のおやじにも「しばらく飲みに行かれねーよ」と言いましたね。男性の方が病気のことがよく判らない分、「頑張ってこいよ」とあっさり送り出してくれて楽だったかも!
…と、ここでまたしても『酒好き』アピールですが、私は東京在住なんです(悲)。名古屋でriderさん達の飲み会にまざってにゃんこをぐりぐりしたいです!
nakaさんは、自分の病気とお義母さんのことと、ダブルでしたよね(;´Д`)ノ
普通、自分のことでいっぱいいっぱいなのに。
マンションって形態は、ご近所さんには何も言わなくて済んだのがよかったなーと。
実際に住んでいるのに会わない人も多いですしね。
きっとnakaさんが良い人だから、良い人が周りにいたんですよー。
ありがたい事に再発もなく時が過ぎていくと、だんだん言う必要がなくなりますよね。
きっと、最初の2年くらいまでは、こう言うことがすごく気になる。
言わなかったら言わないで、いいのかなーと不安になるし、言ったら言ったでいわなくてもよかったかなーとかね。(笑)
問診票に唯一正しく記載するのは、飲んでいる薬とアレルギーだけですね。
>「妊娠していませんか?」は・・・だんだん言われなくなった!←そっちに傷ついているのだな。
たまには聞いてくれー!
わはははははははははは(*>▽<*)
んじゃ、聞きましょう。
妊娠していませんか?www
なんと!
東京の方でしたか。
私、5/1に東京に行くんですよーっ。
予定が合えば、会いませんか?
がん患者さんの就労についての本が出るので、そのイベントなんですよー。
詳しいことはまだ未定なんですけどぉ。
Peonyさんは美容師なんですね!
立ち仕事で重労働ですよね。
>よくあるパターンですが、私に了解も得ずに勝手に全てのスタッフに話し
あ゛ー・・・・
あるある。
私もあったよー。
>おまけに宗教団体のリーダーと・・
うわー・・・
めんどくせーヤツ。
でも、健康食品の人とか(飲めばがんが治るっていう薬事法違反人間)、宗教団体と名乗る洗脳ビジネス団体は、頼んでもいないのに来ますよねー。
家族は。。。
難しいですよね。
私も温度差があったし、今もある。
その分、こうしてがん患者さんとの交流で、病気の話がガッツリできるので、まあいいかとw
Peonyさんは飲めるのね( ̄▽ ̄)♪
のもーのもー♪
まかり間違って、名古屋で仕事があるときは声かけてくださいねー
あっ私はネイリストなんです(^0_0^)不思議な事に12年前位にリンパドレナージュの講義を受けて資格を取得していました。今まで役に立つ事は無かったけれど、まさか自分のために使う事になるとは!この資格…今の日本では医療従事者でないと施術出来ないみたいで…自分の経験を活かして働けたらいいのにと思うと残念です。
5月に東京にいらした時にはぜひ声を掛けて下さい!お酒は、術後は飲んで無かったので弱くなったけどまだまだ好きです(^o^)/
おーっ!
かっちょいい(*>▽<*)
ネイリストさんでしたか!
それで出張があるんですね。
リンパドレナージュの資格も持ってらっしゃるんですね。
なんとか活かせるといいですよね。
保険がきくといいのにぁ。
5月は絶対東京に行くので、連絡します(`_´)ゞ
がん患者さんがてんこもりだよー(*>▽<*)
予定があうといいですね!
以前に掲示板に書き込ませていただいたミミです。
カミングアウト難しいですよね。
病院わかります!何のための問診表だっつーの!!
って感じで(笑)生理はありますかとか普通に聞いてきますからねぇ;
私は術後二年なんですが、今まで癌のこと家族しかしらなかったんですけど、この間ちょうど今付き合ってる人にカミングアウトしまして・・・
やっぱり未婚なんでいろいろとあり・・・今とてもつらいです。
まぁ癌になっちゃったしこんなもんかなぁと;悲しいけど・・・
GWに東京来られるんですね☆
ちなみに私東京在住です^^
お久しぶりです!
ってか、こちらも更新がカメでしてσ(^_^;)
術後2年というと、まだまだ不安がいっぱいだし、自分の新しい体に戸惑うことも多いですよね。
私も嫁入り前の生娘!乙女だよー(*>▽<*)
若干、トウがたっているらしいけどw
ミミさん。
本当に縁がある人は、今のミミさんを愛してくれると思うんだ。
んでもって、私らのような人を愛してくれる人って、すごくいい人だと思わない?
幸か不幸か手に入れたセンサーだと思うよ。
ミミさんも東京の方でしたか!
んぢゃー、ひょっとして日程があえば会えちゃうかもね(*>▽<*)