PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

太陽光発電のトラブル

2011-12-02 17:37:49 | 日記
 不適切な設置工事で「雨漏りの危険性」!!

 住宅用の太陽光発電は、新築・リフォームともに勾配屋根に

「屋根置き型」システムを載せるタイプが多いようです。屋根

に載せるためには金具・架台などの支持部材を取り付ける必要

があります。このときに、ビスなどで屋根材に穴をあけること

になるため、止水処理等が正しく出来ていないと雨漏りにつな

がる危険性があります。

 
 住宅用の太陽光発電は、近年大きく普及する一方で、設置工事

の施工品質のばらつきという問題が表面化してきました。財団

法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられた電話

相談の内容から、「不適切な設置工事により、屋根材が傷付き

雨漏りを引き起こす」などのトラブル事例があることがわかって

います。

 ●財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター統計・報告HP
 
   http://www.chord.or.jp/tokei/tokei.html


 トラブルが増えてきている為、各メーカーは、登録施工店向けに

研修受講実施していますが、それでもトラブル数が減らないので

消費者保護の観点から、平成22年5月に国土交通省が、太陽光発電

施工上の留意点について「リフォーム瑕疵保険、太陽光発電パネル

設置に係る設計・施工基準」としてまとめています。

下の図を参照してみて下さい。

(クリックすると大きくなります。)




 この基準は、住宅瑕疵担保責任保険法人が実施するリフォーム

瑕疵担保保険の施工・検査基準として位置づけられたものです。

また同時に、太陽光発電の施工を行う事業者さんにとっても、雨漏り

等の不具合防止上、重要な留意点となるものですので、是非活用して

下さい。

では、本日はここまでとさせて頂きます。ありがとうございます。