猪苗代スキー場ミネロ中腹。晴天の日は、猪苗代湖を望む景観が素晴らしいが、南斜面なので雪質は急速に重くなっていく。「こんな雪質でも安定して滑れるようになったんだなぁ」と子供の成長を実感。
3月5日、中1の息子と55歳のおれの二人で猪苗代スキー場に。
ここは震災の年、2011年の冬からホームゲレンデにしている。
震災から4年ほどは、冬になると近くの磐梯青少年自然の家に宿泊し、ここに滑りに来ていた。ただ、昨年はお休みして2年ぶりだ。
レンタル屋のおじさんが息子の成長に驚いていた。小学1年生のときからお世話になっていた子どもが、もう170センチ近くになったのだから当然といえば当然。子供が大きくなっていくのも当然のことではあるが、子どもの変化ぶりは、毎年ほとんど変化をしなくなった大人にはやはり驚きだ。
午前中は曇っていたので雪面は悪くなかったが、正午過ぎからは晴天で雪面はシャーベット状態。
滑走していても雪を切る音じゃなく、水を切るような音。
雪が重い。緩斜面では油断すると止まってしまう。頑張ってスケーティングするが汗だくだく。
この日も、おれから切り上げようと提案した。
もはや中1のサッカー部員とは同程度の運動は不可能と悟った。
しかし、50歳でプロのサッカー選手をしているカズは、ホント、ものすごい人だ。
どれほどの節制と努力をしているんだろうか。
それはさておき、リフト券の金額も息子に抜かれた。
中学生の息子は「大人」料金の4700円、50歳超のおれは「シニア」料金の4300円。
身長は多分、あと半年以内に抜かれるだろう。スキーだって来年は追いつけなくなる。息子の姿をビデオで録画しながら滑ることは、今年は危険だからやめた。オモ雪の上をスリルを求めてカッ飛んでゆく中学生を追う能力をおれは持たない。
いや、そもそも、すぐに休みたがる、帰りたがるオヤジに来年は付き合ってくれるかどうか、だな。
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