年末年始にかけての妻の「地方巡業」というのは、本当のところ入院だった。がんだった。
年末に発症部位の切除手術。幸い、早期発見だったため、ほかへの広がりは確認されなかった。
妻が不在の間、核家族の脆弱性を痛感した。
仕事中心の父親、仕事と家事を切り盛りする母親、運動部と塾とで多忙を極める中学生。
そこから家事を担う者がいなくなるということは、そのコミュニティ全体の崩壊につながりかねない。
炊事、掃除、洗濯…。さらに子育て。さらに仕事。
妻の大変さを再認識。また、60年前にすでに核家族で、かつ、仕事をもつ女性だった母親の大変さを実感。
だいたいの男はへこたれるだろうなぁ。
夫婦げんかはだいたい女が勝つ。その理由について、体感し、理解し、納得した。
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