2月1日の早朝、息子が卒業した小学校のすぐ近くにある交差点で旗当番。
その同じ時間帯、隣町のある中学校の真ん前の交差点で横断歩道を渡っていた中学生が出勤途中の社会人の車にひかれた。
頭を強く打って意識不明の重体。ひかれた子は、うちの息子の1級上だ。
きょうも意識不明のままだという。
親はいまも、地獄のような時間の中にいるのだろう。
おれが旗当番をしていた交差点でも、いつもと同じように少なからず危険をしばしば体感していた。
早い時間帯の車は運転が丁寧で旗を掲げると止まってくれるケースが多かった。しかし、午前8時が近づくにつれスピードを出す車が多くなり、旗を掲げても運転者と目は合っているが交差点を強行突破する車が多くなった。
いつもと同じパターンだ。「あんたも会社に遅刻したら大変なんだろう。でも、通学路の交差点を黄色い旗を見ながら強行突破するなんて、相当にみっともねえぞ」と、いつもと同じよう感じながら。
強行突破の車の中には、化粧をしながら険しい表情で運転しているいつもの女性もいた。
あの同じ時間帯、おれも通勤時にしばしば通るあの交差点で、隣の町の中学生がはなられていたのだ。
学校の正面にあるので、保護者ではなくいつも先生が横断指導をしていた。
生徒も、その親も、さらには横断指導をしていた先生も、周囲にたくさんいたであろう登校中の同級生たちも、その心情を思うと心がきしむ。
なんとかならんかなぁ。子どもたちの登校時間帯と、社会人のうちでも遅刻常習者たちとの通勤時間帯をずらすとか。
ともかく、助かりますように。
3月からの新年度の旗当番、どうしようかと悩んでいた。
でも、続けていこうと思う。
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