じこまん企画「おれのレコード 見ておくれ」 その2
QUEENのデビューアルバム。1973年の作品です。
タイトルは「QUEEN」ですが、邦題は帯にあるとおり「戦慄の王女」。KISSの「地獄の○○」シリーズ同様、出色です。ほんと、この帯は好きです。捨てないでいてよかった。
次作の「シアー・ハート・アタック」もあまり売れなくて、QUEENが売れたのは、3作目の「ボヘミアン・ラプソディ」からです。
3作目でそれまでとは急激な変化をしてしまいました。ボーカルも、変なタイツを履き始めました。
売れて変になっちゃうのって多いなぁと思います。
ただ、2作目まではかなり好きだったので、3作目が出た直後に行われた1976年の初来日は武道館まで見に出かけました。オレは中1、坊主頭でした。
そのときのコンサートパンフレットは、いまだに持ってます。
3月22日の武道館から4月2日の仙台・宮城県スポーツセンターまでの8回公演予定だったのが、追加で4月4日の日大講堂の「サヨナラ公演」も行われたようです。
オレが行ったのはツアー初日の3月22日武道館公演だけど、そのとき買ったパンフにすでに「好評につき追加公演決定」って書いてあります。
仕切りはナベプロのようですね。
音楽って、やっぱ「興業」なんですね。今も昔も。
なんか、寂寥感。でも、この「戦慄の女王」、いま聴いても新鮮ですよ。お勧めの一枚です。
追記 パンフに面白い記事がありました。
メンバーそれぞれのプロフィールに「好きな歌手」とか「好きな飲み物」とか「夢」とかあるんですが、
フレディー・マーキュリーの好きな歌手は「ライザ・ミネリ」で、夢は「ライザ・ミネリのショーに出ること」だそうです。なんか愛らしいですね。
ちなみ私が当時一番好きだったギターのブライアン・メイは、グレープフルーツジュースに目がなかったらしい。どうでもいいけど。
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