まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.178 さざなみ街道

2015-07-03 10:06:31 | みち
おはようございます。




大津市を巡る旅は前回、京阪石山坂本線各駅巡りで石山付近の瀬田の唐橋まで来ました。今回はこの橋から左へ曲がり湖岸道路を北へと走って行きます。






一般的にはビワイチのスタート地点とされている瀬田の唐橋、しかしその始まりとなる道は車が多く、JRのガードしたは狭くなっていて結構走りにくい所。ここから北へ少し行くとボートの大会で有名な琵琶湖漕艇所の前を通りかかる。周辺はクラブ活動の学生さんでいっぱい、そしてズラリと並べられたカヌー(写真3枚目)、ドラマ『がんばっていきまっしょう』の最終回の大会シーンのロケ地にもなった所。湖面では遠くで息を合わせてカヌーを滑らせている風景が見える。







近江大橋を越えると、この道はさざなみ街道と呼ばれる道となり、それは北へと長浜まで続くこととなる。ここはもう何度も走ったことがある所、走り慣れている道ではあるが、途中にはコンビニどころか自販機もないので水分補給には結構困る。進行方向左手側には琵琶湖の穏やかな波の流れとその向こうに見える大津の街並、更にその向こうには比叡山の山並、右手側は草津市内の田園風景、正面は緑色に囲まれて続く道は何度走っても目に飽きない所。そんな風景など楽しむこともなく猛スピードで追い抜いて行く自転車もあるが、ここは自分(一人称)のペースを保って進んで行くことにする。






やがて正面向こう側には大きな風車が見えてくる、ここでももう何度かお伝えしたことがある烏丸半島の風車である。さざなみ街道を離れて左へ曲がって遊歩道を進んで行くと湖に近い所へと至る(写真2枚目、3枚目)。湖の向こうに見えるのはこの後走ることになる大津市の風景。ここまでは生憎の天気だったが、この時間は雨の心配もほとんどなくなり雲の間からは青い空も見える様になってきた。空気が澄んできたので風景もクリアに見える、こんな天気もまた乙哉と言ったところか。







写真は烏丸半島芝生広場、白い花(名前はわかりません)が一面に咲き広がる所、近づいてみると蜜蜂が嬉しそうに飛び交っています。ちなみにこの広場を検索するとロックフェスの画像が多く出てくる、これだけの広大な敷地があるのだからコンサートに使用されるのは仕方ないが、やっぱり風景にはそぐわない気がします。






この付近はハスの群生地であり、湖面にもハスの葉が浮き広がっている。湖岸の遊歩道を離れて風車の近くへと行ってみると、その袂にあるのが以前ここでもお伝えした水生植物公園みずの森、前に1度入ったことがあるが、その時はスタンプをもらいに行ったついでに中はサクッと回って見ただけだった。今回はディープに中を巡ってみようにしよう・・・と言うことでこの話はNo.156へと続くことになります。今回はここまでとしておきます。
   まちみち