おはようございます。
昨日(10日)BS1で3時間近くに渡って放送された『高校野球100年ものがたり わがふるさとのベストゲーム』、この番組では47都道府県のベストゲームを何週かに渡って紹介していく番組なのですが、その第1週目でいきなり奈良県のベストゲームが取り上げられました。ひとつは奈良県勢が初優勝した1986年夏の決勝、天理vs松山商、もうひとつは1995年夏の準々決勝、智辯学園vsPL学園の試合。
前者はまあ異論ないですね、県勢初めての優勝は確かに盛り上がったなあ、JR天理駅前のいそかわ(当時)の電化製品売場の大型テレビでは朝から晩まで、年末までエンドレスでこの試合の中継を流していた。何しろ今まで何度もベスト4の壁に阻まれていて、準決勝の鹿児島商戦も最後はひやひやの勝利、決勝の松山商は何度も優勝している名門中の名門、それを倒しての優勝だったので、もう嬉しさもひとしおでした。
天理はその後も春夏合わせて2度優勝しているが、夏は沖縄水産相手で完全に日本中の悪役扱い、春の中京大中京と決勝は連日の雨に呪われて、試合開始時間が早められていつの間にか終わっていた感じ。その後は出ても出てもええとこ止まり、格上チームにはコロッと負けて帰ってくる弱い者いじめ高校になってしまった。
後者は自分(一人称)としては意外だった、出来れば奈良県勢が初めて神奈川県に勝った横浜との試合を選んでほしかったなあ。この番組でも言っていたが、PLが相手になるとこりゃ無理だろうと言う感じは確かにあって、自分(一人称)もこの試合はほとんど見てなかった。試合途中で勝っていると分かるとそこから一生懸命応援する、もういい加減なものですわ、PLももしかしたら智辯のユニホームが智辯和歌山に見えたから負けたとか・・・。
智辯学園はこの後準決勝で星稜と対戦、負けてしまいました。でも、天理と違って大物喰い(仙台育英や横浜など)してくれるので、その代わり次の試合では力尽きて負けてしまうが、最近はこちらが出てくれる方が期待がかかります。
智辯学園もそろそろ決勝まで行ってほしいものです、横浜に勝った時は行けるやろうと思ったが準々決勝で作新学院にサヨナラ負け、作新はその後も桜井から17点も取って血祭りに上げる、智辯は佐野日大に負けるなどと、今や奈良県にとっては栃木県勢は神奈川に次ぐ苦手相手になってしまった。ちなみにデータを調べると、甲子園に春夏20回以上出場した高校で決勝まで行ってないのは、多い方から数えて秋田商、鳥取西に次いで智辯がワースト3番目、いつまでも智辯と言えば和歌山、と言われているわけにはいかないところ。
実は意外な事ですが、奈良県は春夏合わせて125勝で全国16位と健闘している。ただこの125勝のうち天理と智辯で合わせて99勝とほぼ8割、天理が弱い者いじめして智辯がまあまあ善戦してくれるので星を重ねて100勝以上している感じ。ちなみに決勝進出3回でこの勝ち星は、香川、北海道、山口、沖縄と言った強いイメージのある県を上回っている、自慢できる記録はないですけど。
高校別では天理が72勝で全国6位、いやあ~意外だわ・・・夏に至っては全国5位、過去の栄光と現在のそこそこ星拾いの賜物と言ったところか。優勝3回でのこの順位は東邦(4回)広島商(7回)そして畏れ多くも横浜(5回)の勝ち数をも上回っている、何か申し訳ない気分です。智辯学園は27勝、そのうち夏は20勝、決勝進出なしで20勝は鳥取西(23勝)に次いで今治西と並んでいる。
県別対戦成績ではよく知られている通り、神奈川県勢には1勝11敗と大の苦手、他では群馬県に5勝9敗、先述した栃木県とは4勝4敗、最近ではこの関東2県に弱いイメージ。近畿勢相手では5勝11敗、近畿大会では何度も優勝しているのに甲子園ではこの成績、まさに借りてきたニャンコさんになってしまいます。
最後にホームランの記録、天理が34本で全国5位、智辯学園は17本で全国26位タイ、共に打撃のチームとして出てくるイメージがあるので、結構打っています。
と言うことで、長々と奈良県の高校野球、ほとんどが天理と智辯の2校でしたが、いろいろと意外な記録をお送りしてきました。奈良では今日から予選が始まり、さっきまで開会式を見ていました、さあ、試合・・・と思ったら放送なしかえ!奈良テレビさん・・・。今年は智辯学園がノーシードのため、もしかしたら2強が2回戦で当たるかも知れない組み合わせとなった。あくまでも順当に行けばの話、智辯の初戦は高田高校、甲子園で勝利経験もある学校なので決して侮ることはできない。そして天理のいるブロックには奈良大附、法隆寺国際、桜井(後者2校は1回戦で対戦)と有力校がひしめいている。果たして今年はどの高校が奈良県代表の座を射止めるのか?注目したいとして、今回はここまでとしておきます。 まちみち
昨日(10日)BS1で3時間近くに渡って放送された『高校野球100年ものがたり わがふるさとのベストゲーム』、この番組では47都道府県のベストゲームを何週かに渡って紹介していく番組なのですが、その第1週目でいきなり奈良県のベストゲームが取り上げられました。ひとつは奈良県勢が初優勝した1986年夏の決勝、天理vs松山商、もうひとつは1995年夏の準々決勝、智辯学園vsPL学園の試合。
前者はまあ異論ないですね、県勢初めての優勝は確かに盛り上がったなあ、JR天理駅前のいそかわ(当時)の電化製品売場の大型テレビでは朝から晩まで、年末までエンドレスでこの試合の中継を流していた。何しろ今まで何度もベスト4の壁に阻まれていて、準決勝の鹿児島商戦も最後はひやひやの勝利、決勝の松山商は何度も優勝している名門中の名門、それを倒しての優勝だったので、もう嬉しさもひとしおでした。
天理はその後も春夏合わせて2度優勝しているが、夏は沖縄水産相手で完全に日本中の悪役扱い、春の中京大中京と決勝は連日の雨に呪われて、試合開始時間が早められていつの間にか終わっていた感じ。その後は出ても出てもええとこ止まり、格上チームにはコロッと負けて帰ってくる弱い者いじめ高校になってしまった。
後者は自分(一人称)としては意外だった、出来れば奈良県勢が初めて神奈川県に勝った横浜との試合を選んでほしかったなあ。この番組でも言っていたが、PLが相手になるとこりゃ無理だろうと言う感じは確かにあって、自分(一人称)もこの試合はほとんど見てなかった。試合途中で勝っていると分かるとそこから一生懸命応援する、もういい加減なものですわ、PLももしかしたら智辯のユニホームが智辯和歌山に見えたから負けたとか・・・。
智辯学園はこの後準決勝で星稜と対戦、負けてしまいました。でも、天理と違って大物喰い(仙台育英や横浜など)してくれるので、その代わり次の試合では力尽きて負けてしまうが、最近はこちらが出てくれる方が期待がかかります。
智辯学園もそろそろ決勝まで行ってほしいものです、横浜に勝った時は行けるやろうと思ったが準々決勝で作新学院にサヨナラ負け、作新はその後も桜井から17点も取って血祭りに上げる、智辯は佐野日大に負けるなどと、今や奈良県にとっては栃木県勢は神奈川に次ぐ苦手相手になってしまった。ちなみにデータを調べると、甲子園に春夏20回以上出場した高校で決勝まで行ってないのは、多い方から数えて秋田商、鳥取西に次いで智辯がワースト3番目、いつまでも智辯と言えば和歌山、と言われているわけにはいかないところ。
実は意外な事ですが、奈良県は春夏合わせて125勝で全国16位と健闘している。ただこの125勝のうち天理と智辯で合わせて99勝とほぼ8割、天理が弱い者いじめして智辯がまあまあ善戦してくれるので星を重ねて100勝以上している感じ。ちなみに決勝進出3回でこの勝ち星は、香川、北海道、山口、沖縄と言った強いイメージのある県を上回っている、自慢できる記録はないですけど。
高校別では天理が72勝で全国6位、いやあ~意外だわ・・・夏に至っては全国5位、過去の栄光と現在のそこそこ星拾いの賜物と言ったところか。優勝3回でのこの順位は東邦(4回)広島商(7回)そして畏れ多くも横浜(5回)の勝ち数をも上回っている、何か申し訳ない気分です。智辯学園は27勝、そのうち夏は20勝、決勝進出なしで20勝は鳥取西(23勝)に次いで今治西と並んでいる。
県別対戦成績ではよく知られている通り、神奈川県勢には1勝11敗と大の苦手、他では群馬県に5勝9敗、先述した栃木県とは4勝4敗、最近ではこの関東2県に弱いイメージ。近畿勢相手では5勝11敗、近畿大会では何度も優勝しているのに甲子園ではこの成績、まさに借りてきたニャンコさんになってしまいます。
最後にホームランの記録、天理が34本で全国5位、智辯学園は17本で全国26位タイ、共に打撃のチームとして出てくるイメージがあるので、結構打っています。
と言うことで、長々と奈良県の高校野球、ほとんどが天理と智辯の2校でしたが、いろいろと意外な記録をお送りしてきました。奈良では今日から予選が始まり、さっきまで開会式を見ていました、さあ、試合・・・と思ったら放送なしかえ!奈良テレビさん・・・。今年は智辯学園がノーシードのため、もしかしたら2強が2回戦で当たるかも知れない組み合わせとなった。あくまでも順当に行けばの話、智辯の初戦は高田高校、甲子園で勝利経験もある学校なので決して侮ることはできない。そして天理のいるブロックには奈良大附、法隆寺国際、桜井(後者2校は1回戦で対戦)と有力校がひしめいている。果たして今年はどの高校が奈良県代表の座を射止めるのか?注目したいとして、今回はここまでとしておきます。 まちみち