キョウジョシギは日本には旅鳥として春や秋に飛来し、干潟や砂浜などの沿岸部のほか内陸の水田でも見られます。
キョウジョシギのオスです。
シギ類にしては首も足も短くずんぐりした体型です。
橙色の足がよく目立ちます。
オスとメスの識別点ですが、オスの頭部は白く頭頂部は黒褐色のごま塩様、メスの頭部は白色が少なく褐色っぽいです。
オスの夏羽は体上面が赤褐色と黒のまだら模様で、とても美しいです。
ちなみにこの模様が京都の女性の着物に似ていることからキョウジョシギ(京女鷸)と名づけられたようです。
顔から胸にかけては白黒のまだら模様で、まるで歌舞伎の隈取のようです。
クチバシは太くて短く、そのクチバシで大きな石をひっくり返して、その下に潜む虫を捕食したりします。