子供番組を見なくなって
久しいのでした
もちろん、自分が
子供だったのなんか
ものすごっく昔の話なので
この場合、自分の子供が
既に一緒に子供番組を
見ないほどに育った
という意味なのです
会社には、ちびちゃん育て
真っ最中なひとたちもいるので
今、子供に人気なのが
たとえば妖怪ウォッチだとか
くらいのことは聞いています
こないだ、暇で仕方ないときに
YouTubeでどんなものなのか
見てみたら
なにやら悪い予感ばかりして
ことごとくあたってしまい
「やっぱりか…」とうなだれる
という現象を
引き起こす妖怪
「アンノジョー」
長い前髪うっとおしいボクサー
お供のちっこいおっさんは
アイパッチにひげ面で
「立つんだジョー!」連発
…
これ、今の子供、おもしろいのか?
もちろんオリジナルなんか
知らないだろうに
会社のひとの話だと
この番組にはとてもひんぱんに
アラフォーのなつかしいポイントを
打ってくるのだそうです
でも
自分にとって不都合なことは
妖怪が引き起こしている
という表現は
親にとっては迷惑で
横浜の駅のコンコースで
小さな息子を
「なんでも妖怪のせいにするんじゃありません!」
と叱責している母親を目撃したこともありました
でも、この、世の不都合を請け負ってるのが妖怪だというのは
実は古来からある定義なのですって
責任を転嫁するというよりは
理不尽なことに落としどころを
設けて納得しやすいように
ということなのです
うまくいきてゆくための
楽しい智恵なのですね
とはいえ妖怪も
バトルだメダルだという
騒ぎに巻き込まれるのは
しんどいだろうなぁ
今度は
ゲゲゲの鬼太郎
を見ることにします
写真はまるで関係ない
エチオピアナチュラル
ペーパーでゆるっと落とすの図
あっ
勝手にお湯がどばどばと!
妖怪のせいなのね?そうなのね?