亡くなった父は歌が上手かった。
本当かどうかは定かではないが、一度だけ春日八郎さんの前歌をしたと聞いたことがあった。
近所に民謡の教室があると知った父は民謡教室に2度ほど行ったが、先生が下手なので2回でやめてしまった。
両親と行ったカラオケスナックで父は芦屋雁之介さんの「娘よ」歌った。
父は私が嫁に行くことを想定したのか?歌いながら泣いていた。
歌好きな私は母に似たのか?音程が外れます。
それでも自宅で歌えば父が「糠味噌が腐るから歌うんじゃあない!」と、言われました。
相当ひどいらしい?
それでも誰かとカラオケに行けば調子に乗って歌います。
お一人様のカラオケの店は嫌らしく、主人を誘って行きます。
少しでも外れた音程を治そうと精密採点機能を使いますが、いまだかって90点を越えたことはありません。
ましてやアルコールが入れば人前でも歌う始末です。
昨年の忘年会もうっかり歌わないつもりがアルコールが入り唄いました。
今年こそは人前では歌わないと決めています。
そもそも私の下手な歌は誰も喜びません。