先日は、ブドウのおはなしをしました。
さて、みかんは?
梅雨明け以降、晴天が続いていて、日照時間も、非常に長くなっています。
しかしながら、11月、12月に収穫期を迎える温州みかんにとって、この時期の日照は、肝心の味には、あまり影響がないといっていいと思います。
みかんの実に、糖度が乗ってくるのは、秋以降。
ですから、今年、秋に長雨があった場合、糖度は低くなります。
むしろ、今は、みかんには適度な雨が必要な時期なのです。
さて、そんな中、今シーズンの出来具合を予想いたします。
順調に行けば、極早生みかんが、いい感じに仕上がりそうです。カメムシ被害、台風さえなければ。
早生みかんは、不調です。作業が間に合わず、摘果も遅れています。
南柑20号は、例年並み。何とか、例年並みになってほしいところ。
伊予柑は、ゼロ。本格的に、伊予柑栽培からの撤退を考えています。諸もろの事情で。
ポンカン、今年も不作の兆し。とにかく、雨が降らないと、ポンカンは、厳しい!!
と、さんざんな予想です。頼りにしている甘夏も、かなり厳しい。
嘆いていても、仕方がないので、とりあえず、日々、やれることをやるだけであります。