ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

17

2013-09-05 10:44:02 | 浜の暮らし

 台風17号。


 並みの強さの台風、のはずでしたが。



 ここ数年で、最も大きな被害が出たのではないでしょうか?


 数字の、強さや大きさに、惑わされてはならない、ということですね。


 オレの田んぼの稲も、写真のような状態。

 


 まあ、コンバインを使うわけでもないので、稲の実質被害はゼロ、と言えるかもしれません。


 我が家の雨どいが壊れ、お隣さんの屋根瓦が飛び、反対側のお隣さんは漆喰壁がはがれ、裏庭の大きな梅の木が、枝をぼっきり折られたり。


 

こちらは、ウズシリの畑付近。普段は、沢の水がチョロチョロ、絶えることなく流れている程度。

大雨になると、滝のようになりますが、これを、地元の人は、『ダキ』と呼んでいます。




 このダキの水が、農道へと流れてゆき、農道が川になってしまいます。奥の方にグレーチングも見えますが、土砂で半分埋まっています。



 ウズシリの畑は、この農道の下側です。

 雨水は、画面左側から、右側へと、流れてゆきます。


 通常、どんなに雨量が多くても、写真に見えるコンクリの壁(高さ約20センチ)を、水が越えてゆくことは、ありません。

 物理で赤点を取った私ですが、物理的に、ありえないと感じます。


 ところが、過去に、この壁を乗り越えた大水が、ありました。


 大雨で、大量の土砂や流木、などが堆積し、ダム状になった後、決壊して、鉄砲水になったのです。

 その被害は、甚大でした。


 人間の浅はかな、少なくとも、赤点レベルの私では想像もつかない、大自然の物理学。



 
 今日は晴れて、さわやか。布団を干して、洗濯もしました。