ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

カメムシ飛来とみかんの見通し

2013-09-19 12:55:24 | 栽培の現場

 明浜町内の、柑橘園へのカメムシ侵入が、徐々に増えている様子。

 何度もお伝えしておりますが、果樹カメムシ類は、ヒノキの人工林から、飛来してきます。



 今日は、狩浜地区、平畑の金柑園地を見て回りました。


 先週はほとんどいなかったけれど、今日は結構カメムシが見られました。チャバネアオカメムシ。



 その後、日ノ浦の南柑20号の園地へ行ってみましたが、ここはまだほとんど飛来していないようでした。



 明浜町の農家さんは、過去にカメムシ被害でかなり痛い目に合っているため、カメムシにはとても敏感です。
 
 早くも、殺虫剤散布で対応する農家さんが、増えています。



 9年連続で、苗木を含むすべての園地で一切の農薬を使用していないわが農園は、今後も、農薬不使用でまいります。


 2008年はカメムシで温州ミカン全滅しましたけど、それでも何とか乗り越えることができましたから。


 ただし、お届けできるみかんがなくなって、ご迷惑をおかけすることになるかもしれませんので、どうか、ご了承くださいませ。



 さて、カメムシの被害が少なければ、極早生みかんは、かなりおいしい仕上がりでお届けできそうです。

 まだ青みが残るのに、完熟してゆく品種、『日南1号』、順調な仕上がりです。

 9月に雨があったものの、晴天の日も多く、すでに食べられるくらいの甘さに。お届けは、10月からの予定です。


 早生品種の代表格、『宮川早生』も、秋の晴天で糖度が乗ってきています。こちらも期待が持てます。お届けは、11月以降です。


 

 さて、午後からはポンカンの摘果です。雨が少なかったので、玉太りが遅れています。