以前よりお伝えしていますが、ウズシリのヤギ小屋の支柱の、柿の木のうろに、ニホンミツバチが、営巣しています。
毎日、ヤギの世話をしながら、ミツバチたちの様子を観察するのが、楽しみの一つになっています。
さて、少し前から、ときどき、スズメバチがやってきて、巣を襲おうとするところを、見かけます。
スズメバチは、比較的小型なので、キイロスズメバチかな?(先ほど調べて、コガタスズメバチより、キイロスズメバチの方が、小さいことが判明。ややこしいなあ。)
たいてい、単独でやってきて、巣の周りを、慎重に飛び回って、襲撃の機会をうかがっています。
集団で襲われたら、ひとたまりもないでしょうが、一匹のスズメバチに対しては、ニホンミツバチも、負けてはいません。
数的優位のニホンミツバチは、集団で巣の周りをディフェンスします。また、小さい体を生かして、機動性でほんろうします。
体の大きさが、ニホンミツバチの10倍以上はあるスズメバチでも、一度に捕獲できるミツバチはたったの一匹のみ。しかも、素早く飛び回るミツバチを、空中でキャッチするのは、至難の業です。
スズメバチにとっても、ハイリスクな駆け引きと言えると思います。
ご存知の方も多いでしょうが、ニホンミツバチは、長い長い進化の過程で、スズメバチを撃退できる能力を持っています。
集団でスズメバチに襲いかかり、自らの運動エネルギーを極限にまで高めて、その熱であの世へ道連れにするのです。
まだその現場を見たことはないですけれど、ミツバチは、必死になって、子孫を残そうとしているし、まあ、スズメバチもまた、そうなんだろうなあと、思っています。
今日は久々に暑かった!
気温というより、湿度の高さが、きつかったです。汗でべとべとです。
今週末は、いよいよ稲刈りの予定です!