ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

うぐいすがないたよ

2015-02-17 16:34:09 | いきとしいけるもの

 今日、ウズシリの畑で、ウグイスの初鳴きを確認。


 去年とおんなじぐらいかな?



 南から、暖かく湿った空気が流れ込んでいる様子。日中は、かなり気温が上がりました。


 庭の梅はようやく咲き出して、これから一気に花盛りになりそう。


 
 今度の日曜日は、内子の日曜市。種の交換会も楽しみ。


 なんだかんだで、忙しい2月。あっという間に、過ぎてゆく…。

すづくり

2015-02-16 07:29:49 | うまい!


 市販の酢を、買わなくなって、久しい。


 柿酢作りも、年々うまくなってきているところ。


 新しい柿酢を仕込むときには、前年の酢を、種酢として加えて、つないでいます。


 いのちのリレー。柿酢も生き物ですから。


 (味噌も、毎年、前年のものをたねとして加えてつないでいます)



 昨日の夜は、大島農園さんから届いた白菜で、定番のぎょうざ。


 ぎょうざには、やっぱりビールが合いますな。



 で、ほろ酔いで厨房に立ちながら、ぎょうざを焼いていて、たれに使う柿酢を、冷蔵庫にしまおうとしたら…


 手が滑って、柿酢の入った瓶を、床に落として、割ってしまいました。なんともったいない!!



 大金をはたいたって、買えない類の、貴重なお酢。あーあ。覆水盆に返らず。


 
 それでも、落ち込んでばかりではありません。すでに、今年度産の柿酢が、かなりいい感じで仕上がっています。バックアップ体制は、ぬかりないのだ!


 まあ、今度からは、ビールを飲む前に、ぎょうざのたれは作っておこう。



 
 えーと、冒頭にも書きましたが、このところ、市販のお酢は、買うことがなくなりました。


 柿酢もありますが、梅酢もあります。そして、ほぼ年じゅう、柑橘酢が、あるのです。


 それぞれ、個性があるので、使い分けています。寿司には、柿酢が最高。ぎょうざも、柿酢がうまいな。


 釜揚げうどんには、レモンやすだちが合います。夏場のそうめんには、梅酢で。あとは紅ショウガづくりにも梅酢。


 
 昔の人の知恵はすごいな。添加物入ってないのに、保存性が高くて、しかも、熟成してゆく。


 生きているって、こういうことだよね。


 
 

MISO2015

2015-02-15 12:34:13 | うまい!


 味噌作りは、もう10年以上のキャリア。


 一度も、大きな失敗はしたことがありません。


 (細かいミスとかはまあ、山ほどあるけれど)


 まあ、いつも同じ条件で作れるわけではないですから、その時々に合わせて、臨機応変に対応したりしています。ですから、経験の幅も、あるというわけ。


 はっきり言って、みかん作りより、自信があります。



 そんな中、今年は、昨年に引き続き、米麹づくりから、やっています。

 麹づくりは、まだ2年目と、経験が、浅い。なので、いろいろと不安なことも多々あります。



 昨年は、初めてにしては上々の出来。今年の一回目も、途中までは完ぺきな仕上がり。


 (その後、ちょっと放置したら、発酵が進みすぎてしまいました)


 で、今日は今年2回目の、麹仕込みをしました。


 失敗は成功のもと。そしてまた一歩、味噌名人への階段を、上がってゆくのだ!




 

今年の味噌

2015-02-13 18:01:32 | うまい!


 今年の味噌。


 麹も、作りました。


 その麹用の米は、オレの田んぼで採れた米。




 全量じゃないけれど、米麹の一部が自家産米、そして、大豆も一部自家産。







 いずれは米も豆も100%自給できるようにしたいところです。




 今年で2回目となる、麹づくり。前回、気が付いたところをいろいろ工夫したおかげか、かなりの上出来に!!


 ところが!



 ここ数日、いろいろと忙しくて、味噌の仕込みの日程を2日、3日と、延期していたら・・・



 せっかくうまくできていた麹が、黄緑色に!!!





 ちょうど、種麹が、こんな色をしています。黄緑色の麹は、「ひねこうじ」と呼ばれてるようです。麹発酵の、最終段階と言っていいのかな?


 これでちゃんと味噌になるのか?


 不安に思いながら、ネットで調べてみると、もともとは味噌はひねこうじで作るとも、書かれています。



 それでも不安だったので、麹屋さんに行って、聞いてみました。


 そしたら、また新しいことを、教えてくれました。さすが、プロ!!


 皆さんには、ナイショです。(企業秘密)



 微生物の世界は、奥深くて楽しい!




 来週は、2樽目を仕込む予定。今度は、予定通りにいくかな?




 

bland new brownie

2015-02-09 11:16:02 | うまい!


オレのブラウニー、砂糖を使わずに、焼いてみた。


 砂糖の代わりは、自家製甘酒(正確に言うと、甘酒のもと。甘酒の濃縮された原液ペースト)。



 これが、驚き!!




 砂糖使用と変わらない甘さ。


 でも、砂糖とは違った、甘みなんです。



 砂糖の甘みは、強い。


 圧倒的王者みたいな感じ。一人横綱というか、マラソンの独走優勝みたい。


 とにかく甘みが先行して、他の味の追随を、ゆるさない感じ。



 一方、甘酒の甘みは、混戦。


 序盤で星を落とした横綱と、勢いに乗った大関陣が熾烈な争いをするような、あるいは、マラソンで先頭集団が団子状になって、スパートの機会を互いに探り合い、ゆさぶりをかけるような、展開。

 だから、甘酒の甘みは、甘みを感じる前や、同時に、またはその後に、ほかのあらゆる味も、味わえるのです。時間差があり、立体的。

 なので、後味も、ナチュラル。


 さあ、今月22日の日曜市で、初お披露目となるかな?