英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

有頭海老フライ

2012-12-13 | グルメ



沖縄の海老を頂いた。

   

箱を開けると、湿らせた紙の間に、活きた海老が沢山入っているようだ。

おがくず無しで入っているのは珍しいな。




紙を外すと、海老が何匹か箱から飛び出した。


ぎゃ~!!!! 生きてる~!!!!

(活海老と書いてあるのだから、生きていなかったら逆におかしい、ということは、冷静にならなければ分からない。)


ネコたちがわらわらと集まってくる。

ネコに盗られまいと必死でネコを追い払う。


そう、実は活きている食べ物は苦手です。

命のないものは、美味しく頂くのだけれど。

目の前でぴくぴくと動いているものを、積極的に口に入れるのには、どうにも抵抗があるのだ。

いい歳をして、なにを言うてるねん、ぶりっ子ちゃうか??

だいたい、結局は食べるくせに、何をギャーギャー言ってるねん??

などと言われても、ダメなものはダメだ。

生きているのもは、動く。

その動きを止めるのが恐ろしい。

同じ理由で、釣りも全くダメだ。

命がなくなったものは、普通に料理出来るし、何でもいただく。

自分が殺さなければOKという、なんとまあ利己的な理由で、生きた食材は触れない。


こんな経験がある。

小学校の高学年の頃、父に連れられて、二人で寿司屋に行った。

カウンターだけの店で、おまかせで、お鮨を握ってもらっていた。

生の海老を握ったものが出された。

何も考えずに口に入れた。

海老が口の中で、動いた!!!

涙目で吐き出した。

目の前の板さんが、下を向いて顔をしかめた。


後で、そのお鮨は、「おどり」というものだと教えられたけれど、まだ生きているものを噛み砕く、というのは余りにも衝撃的な体験だった。

この体験のせいで、生きているものは全部ダメになった様に思う。


ところで、夫が処理をしたお蔭で、私も料理が出来る状態になった海老は、それは美味しい有頭海老フライになりましたとさ。ww






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コメント (2)
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