今日は… 下地補強! ^ ^;)
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今日は、一部新しい材で仕上げる部分の下地造りと、全体の補強作業をする。
にわか指物師だ。親指のキズはまだまだ完治しないが、進めなければ…
親指が使えないので… ちょっとイライラ…
最初に、天板は新しい杉材を使うが、天板の受け(奥の部分)が7~8mmとあまり幅が無い。
これでは天板の端ギリギリに釘打ちしなければならない。無垢材なので割れが心配だ。
ちなみに、手前の受けは20mmほどあるので、なんとか端から1cmほどで釘打ちできそうだ。
(天板は釘打ちにしようと考えている、内部の地板は… ビス止めにしようか???思案中)
補強材には40×40mmの杉の角材、ヤフオクで仕入れたもの、これがまた、調度いい寸法だ。
先穴を開けて、ビスの頭が隠れるように、ちょいと多き目の穴を開ける。内部からならそれほど
目立たないだろう。ビスも少し長目を使う。このあたりが、店鋪屋らしい、安易な方法だ。何処が指物師だ… ^ ^;;)
下の真ん中の写真は、奥の中央部分だ、よく見ると3mmほど中央が反っている(上に)
一番右の写真の2つの穴は1つはドリルできつく絞めすぎてビスの頭が飛んでしまった…
力任せにやっても、自然木の反りの力には勝てないのだ… 仕方ないので手前にもう1つ…
それでも、自然木の力には勝てない…
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続いて… 中段の補強を行う。
中央には、上段の追加の棚の受け材がくるので、(食器を収納したいから重量がある)たぶん必要だろう。
上からビス止めとしたのは、この上に杉板を貼るから隠れてしまうので、気にしないで上からビス止めとした。
隠しで下からも止めた。
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そして、問題の底の部分だ。抽斗が収まっていたので、分からなかったが…
一番底の部分の地板は、ほとんど止まって(固定されて)いない。
全て、釘打ちだが、まったく釘が効いてなかったりほんの2~3mmの打ち込みで、すぐに外れてしまう。
ここの前後の受けのかぶりが5mmほどで、釘打ちもほとんど効かない仕口だ。
まぁ~底だから、いい~かな~ と思ったのか、横にしたりしなけれえば、通常なら分からない。
結局、15×15mm程の材があったのでそれで受けを造った。
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細い材をビス止めする時の注意は、先穴を開けておく事。無垢材は簡単に割れてしまうので
くれぐれも注意しなければ… それでも力任せにドリルを使うと… 割ってしまう ^ ^;;)
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奥は内部からビス止めできないので、底からビス止めとした。手前は前からなんとか
ビス止めできたので大丈夫だった。
ビスの先が出ても底なので気にしない ^ ^)
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ついでに、裏の前枠部分の死節、こんなに大きい ^ ^;)
前枠部分をサンダーで磨くとすれば… 注意しなければ…? そこまで磨かないかな?
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さて、先人の仕事ぶりを観察しながら、下から2段目の抽斗の下地を補強する。
ここまで、奥で見えないとなると… ど~しても手を抜いてしまうのか?
それとも、弟子にでもやらせたのか… 釘の頭も曲がり、ほとんど固定されていない。
ちょっとほっとする部分だ、昔の職人さんも、「ここは見えないから、適当でいい~か!」
と思ったりしたのか… ^ ^;)
まぁ~かなりの上物の箪笥ならこんな事はないだろ~が… ^ ^;)
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そして、最後に中段の地板部分の補強を…
この部分も新しく杉板を貼る予定だが、前面の枠の部分の板の受けがこれまた少ない。
10mmあるか… 15mmほどの材でこちらも受けの幅を増した。これなら釘、ビスどちらにしても
安心して、杉板の固定に使える。
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さて、今日のところは、このへんで。
狭いスペースでの作業はしんどい… - _ -;) 立ったり座ったり、久しぶりに汗をかいた。
まぁ~これが楽しいのだから…仕方ない。
後は、もう少し磨いて、地板(杉板)を貼れば…完成である!
(購入した杉板は荒材なのでプレナーかサンダーでの磨きが必要となる、これまた、手間だが…
これまた、楽しい ^ ^) 何処で作業するかが問題だな~)
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