■インテリアデザインを楽しむ!■

デザインを楽しむ!趣味の木工・DIY・ボチボチやってます!

■帳場箪笥の補修 (vol.14)

2008年04月06日 17時50分43秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

ついに… 完成! 長い道のりだった >_< ;;)

 なんとか、完成した。3月の初旬から、約1ヶ月間…
だらだらと… んん~ なかなかの仕上がり。 これなら… 5~6万円で売れるかな~

 装飾の金物を取り付ける。以前の釘穴があるので、位置は問題なく簡単だ。
ただ、新しい釘が幾分細いので、穴埋めした。いつもの爪楊枝で。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 完成した「帳場箪笥」は、こんな感じ♪~♪(某テレビ局のあのBGMをイメージして)
(左の写真が届いた時の写真、右の写真がレストアした写真です。届いた時の写真は600×800、
完成の写真は750×1000ピクセルです。クリックしてご覧ください。)


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


Before
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Photo 750×1000 Click Zoom !


After
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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥の補修 (vol.13)

2008年04月05日 18時04分05秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… オイルを塗る! そろそろ追い込み…

 磨きも終わったことで、地板、天板を固定する。
天板は真鍮釘で固定、内部の地板はビス止めとした。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 内部の地板部分は裏面の微調整でレベルも合い、引き違い戸もスムース♪
釘打ちよりビス止めの方が締め付けの微調整がきくので都合がよかった。(裏面の削りがあるため)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 天板、地板の固定も終わり、オイルを塗る。
ワックス成分の多いオスモにしようか考えたが… 目の前に「ワトコ」があったので
軽く、ワトコを塗る事にした。乾きも早いし…(臭いがちょっと気になるが…)
面倒でも、養生テープで必要のない部分は養生する。これをしないと、見た目きたない… - _ -;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 オイルは前面と天板のみとする。側面は磨きもしていないのでそのままである。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 で~、かるく塗るも、乾燥がよく、吸い込む吸い込む、砂漠に水滴のごとく…
そこそこたっぷり塗ったつもりだったが…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今回はそれほど、艶は望んでいないので、1回塗りで、ほとんど汚れ防止対策のよ~な感じだ。
艶消しのしぶさが… 何とも言えない… いい~感じだ!

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 がめ戸も、反りはあるが、このまま使う事にしたので、オイルを塗っておく。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 んんん~♪
 思い通りの雰囲気となる。所々のシミは何とか我慢して… 
いい~感じ!

 後は、乾燥を待って、金具の取り付けで仕上となる。1ヶ月かかったのか… ^ ^;)
まぁ~ 楽しめたからいい~か!


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥の補修 (vol.12)

2008年04月04日 16時27分02秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

昨日は… ブースでさらに磨く!

 磨きブースでの作業も2日目。今日で磨きの行程を終わらせて、ブースを撤去したい。
たった2時間程でのも。狭いブースでの作業は辛い… 

 何とか、磨きが終了。
細かい部分は… まぁ~ 大目に見て ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 重要な天板部分はそれなりだ、が、細かいキズは… 
オイルを塗れば目立つだろ~な…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前面の枠の部分では節の周囲の汚れ(シミ)がど~しても落ちない - _ -;)
無垢材の節の周囲はこんな感じになるのか~~? 

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~ 簡易的な磨きのブースだったが、なんとか終了した。
さっさとシートを外して、掃除して…

 今日は、ここまでかな。
桧の枠は異様に白い (写真より実物は… ^ ^;)  まぁ~ オイルを塗れば、いい~感じになるだろ~
それにしても、細かいキズは…目立つだろ~な~ 

 昔々、最初にこの箪笥が完成した(木地)時はこんな感じだったのだろ~
引き違い戸や抽斗の前板はこれ程の色ではなかっただろ~が…
 
c_tansu_154
Photo 750×1000 Click Zoom !


 以前に補修した、帳場箪笥もここまで、磨いてやればよかった。
以前の箪笥は、内部を桧で仕上げたから、引き違い戸を開けた瞬間のコントラストも
いい~かな~と思ったのだが… やっぱりも~少し磨いてやればよかったな…


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥の補修 (vol.11)

2008年04月02日 17時14分32秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… 磨きブース! を設置する。

 本体を磨く為に、ブースを設置。ベランダ側のコーナーを養生シートで囲む。
まぁ~ 完全ではないにしても… なんとかなるだろ~。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ベランダの窓を開けての作業。最終的に設置する場所がそのまま作業スペースとなる。
狭い所での作業は… ど~かな~ 上手くいくのか?

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 とにかく磨く、天の部分と前面のみだが… 側面は桟も多いし、面倒 ^ ^;)
作業場があれば、全体を奇麗にできるのだが… と言い訳をしておく。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 少し荒目で軽く磨いてみる。深いキズだけが浮き上がる。案の定…
木地は白く甦るが… キズも… 軽く磨いただけでは… んんん~ 
垂直面と下部がなかなかしんどい体勢での作業で上手くできない。もう一度全体とのバランスを見て
磨かなければ…(ブースは今日はこのままだな~)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 簡易ブースを造るのに、必要なのは養生シート(マスカー)塗装屋さん御用達の便利物。
ガムテープに薄いシートが付いているそれはそれは優れものである。
 人が歩くと「サワサワ、ワサワサ」と音がする。現場でこの音を聞くと完成に近いので
ほっとする。多くの職人さんが大きな音をたてて工事は進む、最終段階の仕上で塗装屋さん。
他の職人さんは居ないので、静かな現場だ。そこに、この養生シートの音…
 
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Photo 750×1000 Click Zoom !


 もう1日で、なんとか磨きを終えなければ…
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■帳場箪笥の補修 (vol.10)

2008年04月01日 15時25分21秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… 磨く!

 さて、今日は、地板や天板を磨く事にした。
ついでに、引き違い戸も表だけ磨いてみる事にした。やはり本体の正面と天の部分の枠は
磨く事にした。室内のどこで磨くか… ホコリが気になるが…その時考えよう。

 天板を磨いてみる。プレナー仕上でないので、このままでは使えない。
軽く磨いただけだが、さすがに素地のままとは違う。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 天板部分を置いてみると、下の写真の感じになる。左の状態だと、新しい材が目立つが、
右の写真のようにオイルを塗るとこんな感じになり、それほど目立たないが…
キズはやはり新旧の材では差があるから、やはり本体枠も軽く磨こう。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 続いて、引き違い戸の表面を磨いてみる。使用頻度が高く、小さなキズが多かったが
軽く磨いただけでも…そこそこ奇麗になる。オイル仕上の前に下の写真のような部分のクリーニングが
必要だろ~ とれるNo1に頼るしか無い ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、一通り磨きが必要な部分を磨いてみる。本体の枠は後日
作業場所を考えて磨く事にする。
(本体の枠のキズが気になる、少し磨くだけだと、逆に目立たせてしまうだろ~
垂直に立てた状態での作業はちょいと面倒… 磨き始めると、キズが消えるまで磨かなければ…
節のある部分の周囲の汚れ?シミ? これが目立つだろ~な~ んんん~ ど~なることやら???)

 乾燥している状態では、磨いた部分は新しい白木の感じで目立つが、オイルを塗れば気にならないだろう。
引き違い戸、と抽斗の前板も軽くオイルを塗ってやれば、もう少しコントラストも出て奇麗に仕上がるだろう。
内部の板も磨くと奇麗な白い肌となる。汚れ防止で内部もオイルを塗る事にしよう。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~ 今日の所はこまで…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今日はベランダで磨きの作業をしたが、本体はベランダには出せないので室内での作業となる。
磨きのブースを養生シートでなんとか造らなければ…


 今日使用した、お気に入りの道具…

 素人の磨き作業で必要な物は…サンダー!
愛用のサンダーは下の写真の2台。左は広い面用の大きめのサンダー。右の小さい物は、
細かい部分用の(片手でも作業可能)ミニサンダー。
 ご存知のように「BOSCH」はブルーがプロ用、グリーンがDIY用と別れている。
グリーンのDIY用は価格もお安い。 が… グリーンのDIY用は現場には持って行かない。
現場では職人さんに鼻で笑われるのだ ^ ^;)
「グリーンか…おこちゃま用(素人用)やな~」 確かに、過酷な現場で一日中フル可動するには、
どこのメーカーでも、それなりのスペックが必要だろう。
だから…私はグリーンのマシーンは自宅でしか使わない ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 サンダーでは面倒な地板の調整。
先人の職人さんと同じ方法で地板の調整をする。裏面をカンナで微調整、と言っても2~3mmほどでも
サンダーでは時間がかかる。切れの悪いカンナでなんとか微調整。これで引き違い戸との「スレ」も
なくなり、スムーズな開け閉めとなる。


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Photo 750×1000 Click Zoom !
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■帳場箪笥の補修 (vol.9)

2008年03月30日 16時15分41秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… 棚の下地! を造る!

 大阪は朝から、雨… 
昨日は、遅くまで本業の作図作業で今日1日はまるまる箪笥の補修作業♪

 さて、今日は、上段の中間棚の下地を造る。ヤフオクで購入した製材(プレナー仕上)は
とても便利だ。もう少しサイズダウンした方がよかったか? まぁ~ 頑丈にこした事は無い。

 枠を組んで、無理矢理突っ込む… ^ ^;)
両サイドは薄い杉板だが、調度いい所に桟(サン)がある。内側からこの桟に向かってビス止めが可能だ。
枠は組んでみると、そこそこ頑丈だ。ワイド1000mm程で、食器を乗せたいので、中間に支持材が
必要か?と思ったが… ど~やら必要ないよ~だ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 固定出来たところで、全面に1本押えとして入れる。板の小口を見せたくないので、まぁ~ カッコつけて。^ ^;)
中段の板は横に1枚でもいい~のだが… ここは、地板と同じ貼り方とした。
そ~すると小口が手前に見えてくるのが、ど~しても許せない。こんな所にこだわってもね~ 

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 そして、短い板をカットして置いてみる。
横に一枚板にすると300mmの幅の材を200mmほど縦にカットしなければならない、
縦引き用のノコは持ってないので、それに面倒 ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前面の押えは前からビス止めとした。先穴を開けて、無造作に… 
まぁ~中央の位置にはそれなりに、2本…  店舗屋の「さが」なのか?見えるビスのピッチも装飾と考える。
 それにしても… 杉板の厚みが違う。天板、中段の地板で使った半端材だから仕方ないか。
まぁ~削ればなんとかなるか。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ちなみに、完成すれば、こんな感じで器を収納したい。新たに造った棚には200mmまでの小皿(5枚セット)
下には、大皿… んんん~ いい~感じで収まっている。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今日はここまで…

後は磨きと仕上に軽くオイルでも塗って…  完成となる。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 で~、今日のところは、こんな感じで終了


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥の補修 (vol.8)

2008年03月26日 17時40分24秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… 地板を貼る! 準備 ^ ^;)

 久しぶりの作業である。最近、親指のキズに悩まされていたら、「聖快堂」さんから的確な指示!
実践すること1日で「おお~!」「なるほど~!」
治癒能力はすごいな~と感心! 完治するのが早まりそ~と安心した ^ ^)

 今日は、地板を貼る。と言ってもカットするだけだったが…
最初に、一番下の段からカットする。気になっていた引き違い戸との具合は…
この段は、調整しなくてもなんとかなりそ~な感じだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 続いて、中段の地板をカットして置いてみる。
今回使用したのは幅300mmとちょっと広い。カットする手間が少なくなるのと、
総ワイドから一番奇麗に貼れる寸法は…これかな、と考えた。
 一番下は仕方なく、左から貼りはじめ最後に150mmほどのサイズを入れたが、
この中段はセンターから300mm幅を2枚両サイドに200mmほどでシンメトリーに貼った。
天板もこの要領でセンターから貼り分ける。

 既存では150mm幅の板の貼り合わせだった。この幅で左から貼り始め右で寸法調整。
貼り合わせの継ぎ目は奇麗に仕上げていたので全くわからない。さすがに職人さん。
 私の場合は継ぎ目がそれほど奇麗に仕上げられるか?と心配されるので、
(継ぎ目がはっきり分かる)幅広板でセンター振り分けとした。
当然と言えばそ~なのだが…

 中段で気になるのは、引き違い戸との接触だ。下の写真右。
下の段は問題なかったが…この段は2mmほど地板が出てくる。受け材の深さがちょっと違う。
解体した、地板も裏面をカンナで削ってあった。間違えたのかな… ^ ^;) 微調整していた。

 新しく貼った板も微調整が必要か?それとも、建具を削るか?

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 前回の帳場箪笥の修理では、厚み15mmの桧のフローリングを貼った。
10mmほどの段差(高く)がついたのだが、それを可能にしたのは、引き違い戸の仕口の違いだ。
前回は框組、今回はトメ組(45度で突付け)この仕口の違いが建具の裏に影響していた。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 以前の建具は縦枠をカットすれば地板に段差が付いても支障がなかった。
が、今回の仕口ではそ~簡単にはいかない。下の段は大丈夫だが、中段部分は建具か
地板かどちらかの調整が必要のよ~だ…

 下の写真の左の建具が以前に補修した建具、右が今回の建具。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、最後に天板部分の材をカットする。
ここも、中段と同じ木取りでセンターからの振り分けでカットする。
 天板部分も全面の中央部分の溝が少し浅いのか2mmほど出てしまう。
これは磨いてレベル調整しなければならない。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 全面も両サイドはいい~のだが、中央に向かうと…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 奥の枠の部分は問題なく同面(ツラ)で収まるのだが…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 まぁ~今日はこんなところかな…
表面仕上をしていない板だから、それほど、古い本体と比べても違和感はないが、
板を磨くと、もう少し目立つだろ~な…本体の枠の磨きを未だ、ど~するか…
 
 思案中??? 室内でサンダーは…無理やな~~


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥の補修 (vol.7)

2008年03月23日 17時03分04秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

今日は… 下地補強! ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今日は、一部新しい材で仕上げる部分の下地造りと、全体の補強作業をする。
にわか指物師だ。親指のキズはまだまだ完治しないが、進めなければ…
親指が使えないので… ちょっとイライラ…

 最初に、天板は新しい杉材を使うが、天板の受け(奥の部分)が7~8mmとあまり幅が無い。
これでは天板の端ギリギリに釘打ちしなければならない。無垢材なので割れが心配だ。
ちなみに、手前の受けは20mmほどあるので、なんとか端から1cmほどで釘打ちできそうだ。
(天板は釘打ちにしようと考えている、内部の地板は… ビス止めにしようか???思案中)

 補強材には40×40mmの杉の角材、ヤフオクで仕入れたもの、これがまた、調度いい寸法だ。
先穴を開けて、ビスの頭が隠れるように、ちょいと多き目の穴を開ける。内部からならそれほど
目立たないだろう。ビスも少し長目を使う。このあたりが、店鋪屋らしい、安易な方法だ。何処が指物師だ… ^ ^;;)

 下の真ん中の写真は、奥の中央部分だ、よく見ると3mmほど中央が反っている(上に)
一番右の写真の2つの穴は1つはドリルできつく絞めすぎてビスの頭が飛んでしまった…
力任せにやっても、自然木の反りの力には勝てないのだ… 仕方ないので手前にもう1つ…
それでも、自然木の力には勝てない…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 続いて… 中段の補強を行う。

 中央には、上段の追加の棚の受け材がくるので、(食器を収納したいから重量がある)たぶん必要だろう。
上からビス止めとしたのは、この上に杉板を貼るから隠れてしまうので、気にしないで上からビス止めとした。
隠しで下からも止めた。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 そして、問題の底の部分だ。抽斗が収まっていたので、分からなかったが…
一番底の部分の地板は、ほとんど止まって(固定されて)いない。
全て、釘打ちだが、まったく釘が効いてなかったりほんの2~3mmの打ち込みで、すぐに外れてしまう。
ここの前後の受けのかぶりが5mmほどで、釘打ちもほとんど効かない仕口だ。
まぁ~底だから、いい~かな~ と思ったのか、横にしたりしなけれえば、通常なら分からない。
結局、15×15mm程の材があったのでそれで受けを造った。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 細い材をビス止めする時の注意は、先穴を開けておく事。無垢材は簡単に割れてしまうので
くれぐれも注意しなければ… それでも力任せにドリルを使うと… 割ってしまう ^ ^;;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 奥は内部からビス止めできないので、底からビス止めとした。手前は前からなんとか
ビス止めできたので大丈夫だった。
ビスの先が出ても底なので気にしない ^ ^)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ついでに、裏の前枠部分の死節、こんなに大きい ^ ^;)
前枠部分をサンダーで磨くとすれば… 注意しなければ…? そこまで磨かないかな?

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、先人の仕事ぶりを観察しながら、下から2段目の抽斗の下地を補強する。
ここまで、奥で見えないとなると… ど~しても手を抜いてしまうのか?
それとも、弟子にでもやらせたのか… 釘の頭も曲がり、ほとんど固定されていない。
ちょっとほっとする部分だ、昔の職人さんも、「ここは見えないから、適当でいい~か!」
と思ったりしたのか… ^ ^;)

 まぁ~かなりの上物の箪笥ならこんな事はないだろ~が… ^ ^;)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 そして、最後に中段の地板部分の補強を…
この部分も新しく杉板を貼る予定だが、前面の枠の部分の板の受けがこれまた少ない。
10mmあるか… 15mmほどの材でこちらも受けの幅を増した。これなら釘、ビスどちらにしても
安心して、杉板の固定に使える。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、今日のところは、このへんで。
狭いスペースでの作業はしんどい… - _ -;) 立ったり座ったり、久しぶりに汗をかいた。
まぁ~これが楽しいのだから…仕方ない。
 後は、もう少し磨いて、地板(杉板)を貼れば…完成である!
(購入した杉板は荒材なのでプレナーかサンダーでの磨きが必要となる、これまた、手間だが…

これまた、楽しい ^ ^) 何処で作業するかが問題だな~)


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥の補修 (vol.6)

2008年03月22日 08時05分35秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

 材料を… 選ぶ!

 親指のキズが完治しないので、なかなか作業ができない… - _ -;)
たった2mmほどのキズが8mmほどに、バンドエイドを使用で化膿してしまい
今では直径12mmほどまでになり、これほど親指が使えないことが不便だと痛感している。
パソコンのキーボードなどは不自由なくできるが、日常のちょっとした動作がとても不便だ。

 で~ 届いた杉板を吟味する。プレナー加工していれば…と思うのだが… トホホ~
結局サンダーで磨かなければ、作業は簡単なのだが、場所が…室内ではできないので困る。

 さて、2坪分の杉板。幅300mmが12枚… 
天板部分が一番目立つので…木目の奇麗な物、白太の少ない材がいい~のだが…
左の写真は赤身の少ない材と多い材の比較、これだけ違うと雰囲気も変る。オイルなんぞ塗ったりすると
てきめん! 結局右の写真の右の板を天板用に残りの(赤身の多い材)3枚を内部の地板と
新しく造る棚板用にする事にした。
 右の写真の右側の板が一番木目が整った一枚だった。12枚でたったの1枚だ… 格安材では仕方ない。
中央に板目、両サイドに柾目と典型的な「中杢」の材。このサイズ(幅300mm)だからこの価格なのだろ~
もう少し幅があれば…(天井などに使われているのは450mm程度で赤身だけとなると)お高い ^ ^;)
木のお話しは、■材質・「木」■を参考にして下さい。
 今では機械があるので、こんな板を(薄板)製材するのは簡単だが、昔は一枚一枚
手仕事でカンナをかけていたのだろう~と思うと、すごいな~と感心する。


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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■帳場箪笥の補修 (vol.5)

2008年03月16日 21時58分20秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

 洗浄は続く… 洗ってます!

 一応、裏面も洗っておく…
水拭きだけでいい~かな? と思っていたが… まぁ~時間もあるしバイオ洗剤を使うか…
写真ではそれほど汚れは感じないが… 枠の上部は手あかが付いているのか?
汚れがひどい。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


写真ではあまり効果は分からない、が確実に奇麗になっている。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 背板がバタバタしていたので、例のごとくビス止めで補強。
見えない所は、ビス止めでいい~のだ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今日は、抽斗部分の詳細観察。
開き戸といい、抽斗の前板部分はど~も、手直しされているよ~だ。抽斗部分は全て前板は
鉄釘(最近の釘)で固定されている。ところが、抽斗内部の接続は昔ながらの「木くぎ」で
時代箪笥らしい造りだ。引き違い戸の欅部分は純正だろうが、抽斗部分の材はたぶん欅だろうが
ど~も最近のもののよう~だ。
 クリーニングの際も染料らしき汚れ(長年の通常の汚れとは違う)を確認した。
時代箪笥で前板に染色塗装? んんん~昭和初期とかなら、あるかな???

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗の前板部分に、見える染色塗りのハケ跡…
どちらにせよ、純正の仕上風になっているのは、なかなか丁寧な手直しかな。


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■帳場箪笥の補修 (vol.4)

2008年03月15日 19時13分24秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

 補修材料を… 買ってしまった!

 迷ったあげくに、補修材料を購入してしまった。- _ -;)

最初のテーマは何処かへ…
上段内部に棚を増設したかったので、材料を物色中だった。と言っても、どこから仕入れるかを
検討していたら、調度よさそうな材を(小ロット)ヤフオクで発見。
 杉材でプレナー仕上なので、そのまま使える。乾燥材と言う事なので安心して使える。
(内部だからそれほど気を使う事はないのだが…)

 写真が届いた杉の角材。上に乗っているのは以前に購入したヒバ材(野材でプレナーなしの状態)
3種類ほどのサイズ違いで注文した。長さは1500程度で(1800は必要なかったので)十分だった。
 通常、このような材を建材屋さんで購入すると、ほとんど野材だ、プレナー加工を依頼しても…
あまり精度はない。その上小ロットは無理だ、無理にお願いするのは…なかなか気がひける。
ヤフオクなら結構無理も聞いてくれそ~なので…

 最近ではDIY人気(ウッドデッキ)でネットでも多くのショップがあるが…
ほとんどが、デッキ材用の外材だ、2×4サイズの材とかもあるが… まったく適していないので使えない。

 今回購入したのは和歌山県の製材屋さんのようだ…落札した商品(角材)意外の寸法を追加注文したら
快く製材してくれて、迅速に送ってくれた、精度も高く乾燥材で反りも無く。内部の下地材に使うには
もったいないかもしれない… ^ ^:)

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 続いて、内部の板材(天板も共通)を探した、厚みに制約がありなかなか思いの材がなかったが
以前にも取引のあった千葉県の材木屋さんに問い合わせたら、一番近い寸法の物を紹介してくれた。
幅300mm 厚み7mm 長さ2000mmで化粧用の板で無節で奇麗な材だ。
が… 最低ロットが2坪はな~ ちょっと辛い。 - _ -;;;
プレナー仕上でもないし、仕上作業が必要になるな~
同じサイズの帳場箪笥なら、4棹は補修できる量だからな~ んんん~ 悩んだが…

 また、次の再生用箪笥を探せ(購入)と言う事なのか…
まぁ~楽しいからいい~か… それにしても、余る材の置き場所を考えないと…

(この材木屋さんはヤフオクでもかなりの商いだと思うのだが…全国ネットで個人のお客にも
小ロットで対応していて、とても親切だ。時々、メールで「関西方面のチャーター便に若干の空きが
あるので、何かご利用の木材はないですか?送料が一段とお安いですよ!」との案内がある。
さすがに、ネット販売に慣れているのか営業も上手い。ど~せなら送料無料!と言って欲しいが…
DIYで必要な材はほとんど入手可能だろう)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 本体のクリーニングはまだ終わってないが…必要な材料は手に入ったので
ボチボチ進めたいが… 親指のキズがなかなか完治しないのが辛い…
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■帳場箪笥の補修 (vol.3)

2008年03月14日 10時37分11秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

 まだまだ続きそ~な、洗い作業!

 続いて側面も洗う… 側面はあまり見えないので、今回はちょっと手抜きをしたいな - _ -)
届いて2週間になろうとしているが、先が見えない。補修用の材料の発注はまだだし、材料が届く前に
クリーニングを終えたいのだが… 思うように進まない。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 側面は1回では、それほど奇麗にならないな~ 左が洗浄前で右が洗浄後だが… 
んんん~ もう一回必要か…(写真ではあまり違いが分からないが、実物はもう少し奇麗になっている)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 天板部分の枠はそこそこ奇麗になった、最初からここが一番汚れていたから、そう感じるのか?
写真では、現状の材を裏返しにして置いているが、新しい材になると、枠の汚れが目立つのだろ~な。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さすがに、小さいキズが目立つのがきになるが、天板の新しい材を置いてから、
削るか考えよう。天だけとはいかないので前面を削るか…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ちなみに、天の部分では縦枠の小口の汚れはなかなか落ち難い…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 それにしても、天の枠材の穴はど~しよ~か???
削るともっとはっきり目立つだろ~な…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、開き戸(亀戸)がちょっと気になる。幅=190 縦=260ほどだが、反りがある。
一度外れたのか、付け直してある。蝶番部分は最近の釘で固定してあった。作り直したのか?
とも思ったが、戸に取り付けてある金物は通常の時代箪笥の丸頭の黒い釘だ。純正のように見えるが…
 と、なると上下の細工は意匠的な物か…?
四方枠を組んだように見せるには上下だけでなく左右も必要なのだが…
純正で(製作がいつかわからないが)こんな仕口にするのか??? 装飾金物は純正に見えるが、
(中段の引き違い戸の鍵の部分のベース金物と同じ種類だから…)

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 それから、今日は、両側面の補強をした。
前後で3mm(1mm+2mm)程の隙間があるので内部からビスで補強した。
天の奥の枠の反りが…1000mm程で、中央の反りは3mm程だ。
 本職の職人さんなら、分解するのだろうが… そこは店舗屋なので
簡単に(見えないところで)ビス止めとした。私が分解したら二度と組み上がらないだろう…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


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Photo 750×1000 Click Zoom !


 で~! 今日はこんな感じになった。正面の枠も洗浄したので、
最初の洗浄より、汚れの目立ちも少ない。もう1回は洗浄かな…
それでもだめなら、サンダーで削るか…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 今週はバタバタしていて、なかなか進まない… - _ -;)
悲惨な状況で日々本業の作図作業はつづく… その合間に現場に…

んんん~ 忙しいのに… 思う程の利益無し… トホホ…
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■帳場箪笥の補修 (vol.2)

2008年03月09日 13時37分36秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

 新しい、帳場箪笥の置き場所!

 指先のキズに負けて小休止の帳場箪笥の補修。
補修完了後に何処に収めるか…

 先日も書いた通り、ヤフオクで購入を考えた「車箪笥」を何処に設置するか考えた。
結局壁面の幅900mmの棚を分解する事に…(現状は、建材等の整理用に使っている)
 結局、壁面の資料用棚は動かせないだろ~!と思っていたが…
ど~ってことはなく、無用な資料(建材カタログ等)は廃棄して大掃除すれば、いい~だけやんか!
今のご時世、建材資料はネットから最新の物をダウンロード出来るし、サンプルはそれから請求してもいいし…
整理すれば、、作業場の雰囲気も変り気分転換になる…

 現状資料が並ぶ棚…

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 左が分解して整理する資料関係、右が…これも最近分解して整理して、W=1800の近江箪笥が
置けないか?思案中の棚。

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 何とか分解してスペースを確保。上部の古くなったエアコンは今年の夏ぐらいには…
新しい物に買い替えが必要になるかもしれない?
とにかく、この場所に新しい帳場箪笥を設置することにしている。
 内部に収納するのは上段と中段には食器類を入れる事にしている。作業テーブルに散乱する
食器類もそろそろ整理しなくては… と思っていたので、調度いい。

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 狭い作業場だが、壁面の棚(書籍類)が整理されると…少しは広く感じるか???
そろそろ、不要な物を整理する時期なのかもしれない。

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 これは、倉庫に整理する予定だった、2つあるうちの1つのワゴン。ちょうど掃除中に
隣の娘に声をかけ、必要ならお持ち帰りするか?と聞いた所、置き場所がありそうなので…
すんなり、お持ち帰りとなった。

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 さて、補修、クリーニング作業は来週からまた本格的になるだろ~が。
補修箇所を考慮して、新たな材料を調達しなければならない。
 で~ あれやこれや考えたあげく…
上段を上下に二分割、中央に棚を新設、天、と引き違い戸の内部の地板も全て新しい材で貼り替える。
室内での作業を考えて、材料の調達。(何処まで仕上がった材料を調達するか?)
どれだけの量必要か、割り出すために、簡単な図面を作成。これで調達材料がはっきりした。

 さて、何処から仕入れるかだな…


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■帳場箪笥の補修 (vol.1)

2008年03月07日 23時29分15秒 |  ┣●箪笥の修理vol.2
tansy

 別カテゴリで、「時代箪笥」の魅力の話しを進めていますが、最近入手したお手頃価格の
帳場箪笥のクリーニングと補修を、新たにここで更新していきます。

 今回のテーマは…  お金かけずに…手間ひまかけろ! 

 前回の帳場箪笥(重ね)では、内部の底板をフローリング貼りとした、格安な
材木店からのネット購入で2束となり、結局1束残ってしまった。
 今回は新たな補習用材料は「いっさい購入しない!」そのままで、手間ひまかけて
どこまで出来るか??
 天板、地袋内部の地板は、外して、裏面を使う。躯体はひたすらクリーニング
必要なら、サンダーで磨く… 

 と… 最初は考えていたが…
初回のクリーニング(バイオ洗剤)で長年の汚れを落としていくと…
作りがしっかりしているのか、前回購入した帳場箪笥よりも各箇所の部材の良さが見えてくる。
あまり古くないのか?はっきり分からないが… 
 内部にいたるまで、それなりの材料を使っているのに感激している。
しいて言えば、巾木部分の材を裏返して見た時…3cm程の「死節」があり大きな穴が、表からは分からないが
ほんの2mm程の厚みを残して仕上がっている。この場所しかこの材は使えない…表から見ても節が有りそうな
木目だが、これ程の穴が開いている死節だったとは… ^ ^;)
まぁ~ もっと仕口のいい箪笥はいくらでもあるだろ~が。 それにしてもお手頃価格なので
それなりの感動も大きい ^ ^;)

 で~ 少しは補修用の材料費をかけて、出来る限りの(マンションの一室での素人の作業)
補修をして使う事にした。
とりあえず、仕口を考え、材料の選択をして、購入先をさがさなければ。

 と言う事で… とりあえず、クリーニング!

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 広い場所なら、まとめて全部スプレー出来るのに… - _ -;)
いつものことながら、最初はたっぷり…

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 5~10分、コーヒーでも飲んで…
そして、拭き取る…ご覧の通り…長年の汚れがどんどん取れる… ^ ^)
最初はマメに雑巾を水洗いしながら…ほんとに、軽く拭き取るだけで奇麗になります。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 さて、外側は見違えるほど奇麗になるのだが…内部がど~も?
結局、地板を外してしまった。写真ではそれほど汚れているように見えないが…
実際はかなり汚れている。下の右の写真が外した地板。右上が天板部分、さすがに一番汚れていた。
右下は内部の地板、それなりの汚れだ… 
 左の板は外した物の裏側だ、んん~ 釘穴がなければこのまま使えるのにな~
外す際にど~しても上手く外れない… - _ -;) 錆びた釘… 仕方ないか?
一度補修した後がある、やたらに補強の釘が多い。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 外した板を裏返しに置いてみた。 んん!十分使えそ~だが… やはり釘穴が…
内部はそのまま裏面使いでもいい~かもしれないが、天板は… やっぱり新しい材が必要だ。

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ちなみに、下の写真は裏返した天板、クリーニング1回目の前面枠、まだクリーニングしていない、枠天。
これだけの汚れが一回で落ちるのか… ほんとにバイオ洗剤さまさまだ!

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 頻繁に、触れただろう引手周りは、さすがに1回では無理のよ~だ…
まぁ~あと数回やれば、目立つシミも気にならないだろう。それにしても、あまり目立たなかった
シミがかなり目立つな~

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Photo 750×1000 Click Zoom !



 で~初回のクリーニングはこんな感じ…

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Photo 750×1000 Click Zoom !


 ちなみに、届いたときはこんな感じ。詳細は別ページ
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