■インテリアデザインを楽しむ!■

デザインを楽しむ!趣味の木工・DIY・ボチボチやってます!

■完成・・・

2022年11月10日 15時45分02秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 背板を取付何とか完成・・・

 忘れていた背の部分のオイル仕上と背板のオイル仕上。完全乾燥ではないが、組み立てる。真鍮釘での背板止め。
背の部分の巾木のオイルも忘れていた・・・


“193”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“194” “195”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 側面の上部には装飾の金具、埋木と金具、苦肉の策だ・・・

“196” “197”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 上段の抽斗を加えてかなりの収容量となる。以前の家具からすれば倍以上の量だ。

“198” “199”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗の金具と引き手は・・・
ジーパンのようにダメージを付けてもよかったか、綺麗すぎる。

“200”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 全体的には予想通りの仕上がりで満足!

“202”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 購入時と比べてみる・・・
購入時の写真はヤフオクでの掲載写真を参考に、届いた際は写真より濃い(暗い)感じがしたが・・・

 天板はヤフオク写真ではこんな感じだったが、届いた時はもっと濃いイメージだった。写真撮影後に着色したのかも?

“B_1” “A_1”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 天板の筆で書いたようなラインは実物はもっとはっきり違和感があった。

“B_2” “A_2”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 上段内部は収納の抽斗を追加したので全く別物だ。

“B_3” “A_3”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 側面の金具(差し棒)は取り外し埋木と装飾の金具。持ちにくいが、全体の補修と引き換えにこれはこれで仕方ない。

“B_4” “A_4”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 天板の乾燥が微妙だったので、しばらく時間をおいて所定の位置にセット・・・

 以前の雰囲気から・・・

“1”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 TV台を入れ替え、横の箪笥も新しく入れ替えた。

“203”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 収納容量は倍以上となった。

“204”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■引き手が届く・・・

2022年11月03日 15時10分56秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 抽斗の引き手が届く・・・

ちょっと配送にはゴタゴタしたが無事に届いた。引き手はそれなりだが、装飾の金具は流石に新しく安っぽい(時代を感じない)個人的な感想だが綺麗すぎる、まぁ~仕方ない。引き手と装飾の金物はメーカーにより「シリーズ違い」で仕上の色と表面の肌合いが違う。無理やり合体させての事なのでこんなもんだ。上の金具は両サイドの金具を外し、埋木をした部分の装飾に使うLアングル仕口の金具。引き手は最近の引き手固定の仕口で強度は信頼できる。

“186”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 装飾の金具を取り付けて、引き手を付ける。鍵の機能がないので、プレートは貼り付けるだけで簡単だ。

“187”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 引き手の位置の微調整。引き手には円形のプレートがあるので意外に利用できて使いやすい。装飾金具の上部中央の「チョボ」は削った。既存の鍵穴がほんの少しだけ見えそうなので微調整した。上の写真がノーマルな金具を取り付けた場合だ。
それにしても、装飾金物の安っぽい柄だ(涙

“188”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 内部は、貫通した軸をナット止め。プラのキャップで化粧キャップで隠す。

“189” “190”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 軸のカットに失敗して短くしてしまったら、少し穴をあけ化粧のキャップを埋め込む仕口とする。本来なら全てこの仕口だろうが・・・

“191”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 まぁ~ こんな感じだ・・・

“192”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■ボチボチ本体仕上・・・

2022年11月02日 16時13分16秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 ボチボチ可能な作業から・・・

 本体の磨きの前に、可能な作業をボチボチ進めておく。
背板の磨き、ここは荒いベルトとサンダーでオイルステンの着色部分を落とすだけでこれ以上下地処理しない。まぁ~見えない背面なので・・・

“172”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 側面、外した金具の後を調整して「埋木」仕上げはサンダーでの処理があるのでそれほど精度は必要ない。トップは装飾の金具を取り付けるのでこれも精度は気にしない。今回は使用の金具は全て現状市販されている金具を使う事にした。

“170” “171”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 側面から磨く・・・
これからの作業は室内では無理なので、裏の作業場でサンダーがけ。

“173” “174”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金具の後のシミが取れない。まぁ~仕方ない・・・

“177”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 側面の仕上げはそこそこ、適当・・・

“175”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 こちらの面は金具跡のシミが無い。この違いは?

“176”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、トップは作業台の上で、この面が一番肝心な部分だが・・・

“178”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 トップ右側のラインは簡単に削れる・・・
そもそもこのラインを消したいが為に本体を磨いたようなものだ。

“179” “180”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 やはり手前のそばかすが目立つ・・・

“182” “183”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 それでもなんとかトップは磨けた、それなり・・・

“181”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 オイルを塗れば最初より軽い感じになるだろ〜

“184”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 杉の木目がはっきりして、そこそこ「枯れた」雰囲気の家具になった・・・

“185”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■本体クリーニング・・・

2022年10月30日 19時16分31秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 両サイドの金具を外す・・・

 ここまでやったので、本体もクリーニングを兼ねてオイルステンを剥がしクリアのオイル仕上げにする。外すと使えないと覚悟して両サイドの棒さし金具を外す。意外に簡単に外れるが、かなり薄いので使えないか? 塗装直しすればなんとか使えるようだが・・・ 付け直さないと決める。
 3mm程の厚みの金具、埋め込みの仕込みも細かい。たったこの引っ掛かりでこの箪笥を支持出来るのかと感心する。まぁ〜それにしても金具の薄さは致命的だ。

“162” “163”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 片方は綺麗に釘が抜けなかった(涙

“165”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 外した金具はボロボロだ・・・

“164”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 多少は調整できるが・・・ これでは・・・ 釘穴もボロボロだ・・・

“166”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金具の仕込み部分は綺麗に削り埋木をする事にした。所有の棒さしの金具を探したが、取り付け金具の処理が内部まで影響するので辞めた。

“167” “168”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


黒柿の端材があったので埋木に使う事にする。

“169”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■そろそろ仕上げか・・・

2022年10月29日 16時50分34秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 抽斗の前板の仕上・・・

 いつものワトコ。今回は下地処理は適当だ、それほど艶を出す必要もないし、汚れ防止程度のオイル仕上げで十分だろう。
抽斗と言えば、引き手をどうするか?迷っていた。所有していた飾りと引き手の一体型を取り付けるには前板の加工(埋め込み穴)が必要になる。意外に面倒なので今市販されている時代箪笥風の物を注文した。届いて見ないと思い通りに使えるか分からないが、古い装飾金具を付けるより簡単だと思う。以前から「鋲」のような頭の大きい釘を頼んでいた会社の現行品を注文した。

 引き戸のオイル仕上げ・・・
片方のひねりが気になるが、通常の使用には問題ないだろう・・・ 

“153”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 下の抽斗部分のオイル仕上げ。引き手はまだ届かないが、前板だけは仕上げておく。

“154”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 最終の微調整と補強も完了して、前板だけオイル仕上げとする。

“155”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 以前使っていた家具より収容量は倍近くになった。ちなみに、新しい箪笥もセットしたので衣類の収容量はこの範囲で1.5倍程度となる。

“156”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、話は変わるが、TV台の改造に合わせ、横に置いてある衣装箪笥の入れ替えの計画が少し変更となった。今使っているのはW890 H980 D420の黒の漆の箪笥だ、予定では同じマンションの方に譲る予定だったが、やはり狭くて置けないとの断りがあった。その日に、ヤフオクで入手した箪笥が届く。(苦笑
 ど〜する・・・ マンションの2人に声をかけていたが、最終的に行き場がなくなった。仕方なくジモティーで処分しようと思っていた。ダメもとで隣のおじさんに声をかける、数日前に使っていたTV台を譲ったばかりだったが、実物を見たら奥さんが「欲しい!綺麗やんか!」との事で急遽隣に引き取ってもらった。
 ヤフオクで入手した箪笥はほぼ同じぐらいの大きさで、総桐の箪笥で、金具が気に入った。好みの角引き手だった。掲載されていた写真の雰囲気からすぐにも使えそうな程度だった。上下2段のタイプだ。構想では、外部だけカシュー(透明)で仕上げる計画だったが・・・
届いてみると、予想以上の程度の良さで、本当にそのまま使える感じだった。また、上下2段で別々で作業できるにしてもちょっと塗装作業が面倒になったので、そのまま使うことにした。

 ヤフオクでの掲載写真

“161”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


今まで使っていた箪笥

“159”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 届いた状況・・・
流石に出品者はショップだけあって梱包も完璧な扱いだ。

“157”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 この状況はヤバイ・・・

“158”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 なんとか収まった。まぁ〜塗装しなくても使える・・・
 
“160”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■抽斗の前板セット・・・

2022年10月28日 23時01分11秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 上段内部の抽斗の前板をセット・・・

まぁ~こんな雰囲気か・・・

 それなりに1枚板(共材)からの木取りと分かるが、引き違い戸越しになると、ブックマッチには無理があるのは分かっていたが・・・

“149”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 引き違い戸をセットすると・・・ まぁ~ いい~のでは・・・

“151” “150”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 幅が無く、若干の反り、下地の柔らかい杉材への接着(ボンドのみ)が微妙に心配になるが・・・
クランプが足らないので時間がかかる(苦笑)

“152”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■上段抽斗のガイド・・・

2022年10月26日 16時30分31秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 抽斗の落下防止ガイド・・・
和箪笥の和装用の抽斗によくある、抽斗の落下防止ガイドを両側面に取り付ける。T=6mmの杉板。抽斗の箱の高さは40mmの枠、背板だけ60mmとした。奥行きは360mm程度。これが無いと使い勝手が悪い。

“141”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“139” “140”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 かなり出しても大丈夫。

“142” “143” “145”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲



“146” “147”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 以前のTV台に比べると倍以上の収容力だ。

ちなみに、以前の台はマンションの隣のおじさん宅のTV台になった。勿体無いが天板を200mm程カットして設置した。横には市販のカラーボックスでの収納があったが・・・これをなんとかして、天板をカットしないでそのまま使って欲しかったが・・・ まぁ~いい~か。喜んで頂けた。

“148”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■上段抽斗の仕込み・・・

2022年10月25日 18時55分10秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 上部抽斗の一番下の部分にT=6mmの杉板を取り付ける。抽斗の底との摩擦抵抗を軽減したかった。

118
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 上段6杯の抽斗用の受け材・・・
先に仕入れた厚み15mmの杉材を15mm角にカットして利用。

117
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 取り付け。

119
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 比較的新しいので、精度がしっかりしていて助かる。材の反り(変形)も少なく本当に扱いやすい。

120
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


121
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗の底板を準備。この板の準備の為に追加での仕入れとなった。まぁ~安いものだったので、良しとする・・・片面浮造りで片面は荒材なので多少の加工は必要だが、厚みも均一で扱い易い材だ。箪笥作りにはもってこいだ。

122 124
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 深さはないが、収納力は意外にある。Tシャツや靴下、パンツ類なのでこれで十分だろう~

123
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗の一部は厚み15mmの杉板を使うことにした。全て6mmでの箱(抽斗)ではちょっと頼りない・・・これも先に仕入れたT=15mmの杉板が大活躍。

127 127
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 必要な1枚だけカットミス、大判材から切り出すのは勿体無いので、横ハギで対応。内部だからこれで十分だ。

126
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 意外に、必要な材が揃うと気持ちいい、この作業は意外に好きかも・・・この杉材も伐採された時には材の大きさから70~80年その後、製材されて製品になるまで、どのくらいの期間か不明だが、購入の際は「ヤフオク」で20年以上の倉庫の在庫品として格安で仕入れたので、結局100年かかってやっと家具の一部としての材料となる・・・と考えると・・・意外に面白い。

132
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗部分の埋木補修。最終的に別の引き手を仕込む際には必要な補修だ。

129 128
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


130
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■本体補修・補強の調整・・・ さらにさらに・・・

2022年10月23日 16時29分43秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 上段中央の仕切り部分。見付け65mmに黒柿を貼り、前面から差し込む。

“100” “101”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 中に仕込んだ下地材に横からビス止め。下からは抽斗部分内部よりビス止め。天板からの固定は無理なので仕切り板は基本横からのビス止めとした。

“102”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 背面、写真は裏返しになっている。上部のシングルの仕切りが引き出しの中央部分のもの。下のダブルの箱は上段引き違い戸の部分の補強の仕切り部分。

“103”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 不要かもしれないが底板、中央に補強材を入れる。手頃な材が余っていたので。無節柾目の檜材、現時点これが一番いい材か(苦笑)

“104”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、本体の前見付けを削る(磨く) #80-100 程度の洗いペーパーで表層の塗料を落とす。黒柿の白い部分がはっきりと現れ、黒柿本来の雰囲気となる。多分組み上げると綺麗な箪笥になると思う。

“106” “105”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 引き違い部の溝の補修を行う。ささくれていた本体はボンドで丁寧に補修。

“108” “107”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 最初から気になっていた、両側面下の金具、新しい時代の箪笥なので、金具が薄い。古いタイプはも~少し厚みがあるので注意すれば綺麗に外れるが、これは綺麗に外すのは無理だと判断した。上部はそのままにして下部のみ外す。

“109” “110”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 注意深く、躯体固定の「釘」があるはず・・・
案の定あの長い釘、無理に抜こうとすると側面固定が緩む。

“111” “112”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 クランプで固定してから長い釘を抜く。先に行った補強と同じビス止めとした。

“113” “114”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 下の部分は切りかいてみた、よくある仕口・・・

“115”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 やはり比較的新しく、かなり薄い鉄板だ。製造精度がよくなると薄い資材が可能だが、取り外しての補修には耐久性には厳しい。今まで扱った中では一番薄い。

“116”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 そして、悩む本体仕上・・・
両サイドの金具の処理。下は外したが、上は・・・これを外すと多分付け戻しは無理なので埋木などの処理が必要になるだろう~
明らかに薄い側板に浅い彫り込みで仕込んである。古い箪笥の場合は内部にまで固定金具でしっかり固定しているが、内部を見てもそんな仕口ではない。そもそも意匠的な飾りの金具に思える、通常ならここに竿を刺して持ち運ぶための強度がないと、それほど強度があるとは見えない・・・

“133” “134”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 金具を外すと天板の汚れもサンダーで落とせる。杉板へのオイル仕上げでかなり明るい雰囲気になる。

“135” “136”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 が~ 天板のこの傷はサンダーでの磨きでは跡が残る、ほくろかそばかす状態になるか。これはいただけない。中央の目立つ箇所なのでなおさら。さてど~する・・・

“137” “138”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■本体補修・補強の調整・・・ さらに・・・

2022年10月22日 18時04分11秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 メインの上段中央部の支持材の固定。
最初は背の方向から差し込む予定だったが、前から差し込み式に変更。前板の装飾材の加工が面倒だったから(苦笑)
内部上下にインロー(支持下地材)を仕込み、この材にビス止めとした。ボンドは使わない。

“90” “91” “92”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


“93”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 サンダーで磨いて下地処理、引き違い戸と引き出しの前板の下地処理。クリアの塗装だけか? オイルステンでの染色は?微妙だがとにかく磨く。

“94” “95”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 引き違い戸内部の板を磨くと無塗装の状態に蘇る。薄板ではあるが、吟味された材を使っている。とても綺麗だ、やはり比較的新しい箪笥だな・・・

“96”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 枠も同様に磨くと綺麗な材が使われている。虫食いもなく丁寧に製作されている。気になるのが1枚の枠のヒネリだ、微妙に引き違い戸のスムーズさがないのが気になる。

“97”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗も磨くと綺麗なものだ、4杯左右対でブックマッチの作りで材も綺麗だ。

“98”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 ここまでで、最初のダークなイメージからかなり黒柿の特徴的な木目が目立つ。かなり派手になる・・・
この段階では本体の見附の磨きはまだだが、裏の作業場への移動と電動サンダーでの処理は断念。量的に少ないし見附も20mmと狭く電動では処理しにくいので室内で手作業とすることにした。

“99”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■本体補修・補強の調整・・・つづき・・・

2022年10月18日 18時02分29秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 上段の地板・・・
下の抽斗部分との仕切り部分だが、奥の材180mm程横ハギでの接着がない。この際なので補強する。

“80”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲

 
裏面に補強材を入れる7mmの杉板。まぁ~ ボンドで止めるだけでそれなりになりそ~だ

“82” “81” “83”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


手順としては、抽斗部分の中央の奥に仕切り材を入れる。上部からの荷重の支持材として。先に固めてからの補強。

“85”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


ボンドが乾くまでの仮止め(ビス) かなりガッチリ固まった。

“87” “86”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


補強支持材のメイン。上段の中央の仕切り支持材。T=20mmの桐の集成材をダブルで、箱にしてみた。中央は引き違い戸の重なり余裕を取り65mm幅とした。抽斗の使い勝手も考慮して・・・

“88” “89”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■補修・補強の調整・・・

2022年10月15日 18時02分45秒 | ┃┣●TV台
■補修の調整・・・つづき

“obi”■新しいTV台・・・



 右側の補修跡の処理・・・
埋木をして終了、側面一部小口の塗装がほんの少し、そのままでもいい~か・・・・

“54” “53”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


上段の飾り棚の溝も埋木した。

“52”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


抽斗の前板もサンダー処理が必要なので、引き手、鍵穴を外す。今回、このタイプは初めてなので興味津々。古いが比較的新しい(大正、昭和期)鍵の構造が分かる。引き手の外しは毎回注意が必要だが、今回は金具類の状態から錆も少ないし、意外に楽だ。

“55” “56” “57”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、鍵の部分を外すと・・・ ここで、仕上の事を考える・・・
引き手取り付け穴と鍵の穴・・・


▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 鍵の本体を外す。裏(内部)から本体を外し、面からは鍵穴の装飾金具を外す。別々のパーツになっている。なるほど、こんな構造か・・・

“59” “60” “61”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 外部からの鍵穴の金具。引き手の固定と同じような固定方法だ。錆はなく簡単に外れたが、モノ自体の小ささに少し手間がかかる。外して再利用の場合はかなり厳しだろう。今回は使わない方向で行くので、一部破損しても気にしない。

“62” “63” “64”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、抽斗の金具を外してみる。これでサンダー処理も簡単になり、仕上のオイルフィニッシュも楽々だ・・・

“65” “66”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、ここで先に抽斗の仕上の事を考えている、と言うのは、引き手と鍵穴の処理の事。
そのまま付け直すより別の引き手を付ける方向で考えていたう。引き手は別の引き手、鍵穴の隠しに、時代箪笥の装飾金具を取り付けようと考えていた。所有している時代箪笥の金具の整理を兼ねて、少し探してみる。

“69” “70”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 結論としては・・・ 使えない(涙
そもそも大き目の衣装箪笥から外した金具なので、「大きい!」今回の箪笥の抽斗のサイズはワイド260mm高さ105mmだ、これに引き手と装飾金具をつけると、この箪笥の見せたい前面の「黒柿の木目」(ブックマッチ)価値がなくなる・・・

“71” “72”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 探していると、良さげな引き手を発見! 都合よく4個「これは良い~かも!」一部欠損パーツはあるが、引き手と装飾金具が一体の物なかなかこのタイプは珍しいのでヤフオクで入手しておいた物。四隅の装飾プレートは使わないにしても、丁度鍵穴と引き手穴が隠れるサイズだ。これは良いかも・・・

“67” “73” “68”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 抽斗の仕上は最終なので、も~少しヤフオクで探すか・・・・
装飾金具と引き手の合体タイプは珍しくなかなか出品されないので無理かもしれないな・・・

“74”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 最終で金具を決定しないと、時代箪笥の金具の取り付けの場合は前板からの掘り込みが必要になるのでそれなりの下地処理が必要になる。今回の抽斗の鍵は内部からの埋め込みタイプなのでここの補修も必要になる。ギリギリまで検討する、抽斗の前板を仕上てからでも遅くない・・・

“75”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■材料が届く・・・

2022年10月13日 19時48分23秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 追加で必要な材料がボチボチ届く・・・

 上段に抽斗6杯の増設に在庫の杉板が足りない。急遽使い勝手の良さげなサイズの材をこれまたヤフオクで入手。
小ロットでの仕入れには便利なシステムだ、微妙に割高になるが、仕方ない。

 同じようなサイズは6枚在庫があったが、微妙に足りない。もっとも6杯の抽斗の各部材の木目を不揃いにすればかろうじて足りるようだったが、制作段階での手間を考えると・・・・まぁ~新たに入手した方が綺麗に収まるし手間もかからない・・・
杉板片面浮造りの材が5枚、丁度いい枚数での落札に満足・・・

“78”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 先に落札していたジリコテ(シャム柿)材としては殆ど白太でかなりの割安だが・・・
ちょっと物足りないか?黒い部分が片方が少ない。3等分して並べると無理かな・・・これは最終的に前板として貼り付けるだけなので最後まで検討する部分だな・・・

“77”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 右の板の裏は・・・ たった5mmの厚みで、ここまで木目が変わる。この面とのブックマッチならアリだったが・・
両方2枚割で4杯の抽斗の前板なら意外に綺麗に収まるか・・・

“78”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 補強用の桐の集成材が届く、T=20mm 900mm×900mm ちょっとお高いが精度もよく使いやすい材だ。ヤフオクで九州の家具屋さんから仕入れた。これで本体の補強が組める、TVを置いても安心な強度になる。

んんん〜 それにしても材料費がちょっと割高ではないか・・・

“84”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■改造の方向性・・・

2022年10月11日 19時34分01秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 改造の方向性を決めて、材料の確保・・・・

 上段に抽斗を(和装箪笥の着物用を参考に)6杯設置する事にした。所有の材料で足りるか作図して木取りしてみる。
無理をすれば足りるが・・・・ 一部同じ抽斗でも木目の方向が違うように組まなければならないのがネックとなる・・・
また、ヤフオクで仕入れるかな?見えない部分だから無理しないで良いのかも・・・
既に抽斗6杯分の前板用にシャム柿(黒柿の代用材)の薄板は仕入れてみたが、届いてみないと使えるか分からない。

“76”
▲Photo 1400×967 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■補修の調整・・・

2022年10月10日 21時12分20秒 | ┃┣●TV台

“obi”■新しいTV台・・・



 気になる補修の調整・・・

 正面右下部分の補修の跡。ちょっと雑かな・・・ 見附の段差が気になる。前面のサンダー処理を考えるとこれは調整しておかないとダメだな。

 そこで見た目の補修跡「釘打ちでの補修」 確認できる釘を抜いてみる。
これが意外に面倒な状況だ後の補修など気にしないでがっちり固めている。丁寧にやればいいのに、この補修はいただけない・・・

“34” “35” “36”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 ご丁寧に3ヶ所もある、もう1ヶ所はそのまま釘は抜かなかった。

“37”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


最初の1ヶ所は手探りだが、次からは意外に適当な作業だ。
後で埋木ができるような形状にしておく。

“38” “39”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 一番問題な部分。側面の巾木部分をカットして隙間を埋めることにした。2mm程だが、これが仕上がりにひびく・・・

“40” “41”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 これだけで、前面の作業がやりやすい。仕上がりも綺麗にできそうだ。
前の補修で下枠部分と側面の見付けの黒柿の薄板の厚みの違いがはっきり分かる。下地処理の際には注意が必要だ。この薄さならサンダーで一瞬で削ってしまう。

“43” “42”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 それにしてもここだけ雑な補修だな、無理やり感がある・・・
結局釘打ちの補修箇所は4ヶ所だったが、3ヶ所抜いただけで、1ヶ所はそのままにした。

“44” “45”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 さて、固定はボンドとビス止めにする事にした。多分この後誰かが補修することはないだろう・・・

“46” “47”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 細ビスが50mmしか無い、仕方ないがこれでいい~だろ~
箪笥全体の精度はそこそこ、矩手もそこそこ。狂は1-2mm程度でしっかりしている。

“48” “49”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 上段中央の仕切(補強支持材)の前面に化粧の板を貼りたい。引き違い戸を開口した際の使い勝手として60-65mm幅を想定しているが在庫の黒柿でちょうど良いのがあった。木端でも処分しないでよかった。

“50” “51”
▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする