■インテリアデザインを楽しむ!■

デザインを楽しむ!趣味の木工・DIY・ボチボチやってます!

■やっと完成(T-11)・・・

2023年11月23日 10時56分42秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・・

 やっと完成した!
一番早くにレストアにかかった箪笥だったが、なんとか完成・・・

届いた時は・・・・

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総桐の軽い箪笥だったが、前板をケヤキで新しくした事で、意外に重量が・・・・
大きな失敗は無理につけた鍵の金具(丸型)の大きさで引き手の取り付け位置のバランスが悪くなった事。完成まで気づかなかったのが痛い・・・

全体の仕上はワトコオイルで、本体の古い桐材の仕上がりの色がなかなかいい! アメ色でいい〜感じだ!

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正面から、抽斗の前板はケヤキの1枚ものからの木取りで杢目の連動性もあり、そこそこお気に入り・・・・

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がめ戸の内部の黒柿もいい〜感じ!
ちなみに、がめ戸の部分に仕込んだマグネットは機能していない(汗

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 最後の側面の引手、割足が無傷で残ったのが幸い。小さいが結構の重量なのでこれが無いと持ち運びが不便だ。

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■がめ戸(T-11)・・・

2023年11月09日 15時02分44秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・・

 がめ戸の処理・・・

 がめ戸の鍵も使用不能(固定)したので簡易ロックが(戸当たり)出来なくなっている。 ネオジウムでの固定を考える9mmのものがあるので埋め込むかとも考えたが、あまり見た目よろしく無い。正面から見た目はシャム柿の見附のまま数ミリ残して側面からの埋め込みか・・・・
最初から仕込んでおけば簡単だったが、ここまで仕上がっていると仕込みが難しい・・・・

内部の抽斗の事を考えると戸当たりはつけられないので、ど~する・・・・
がめ戸に取り付ける金具の受けの金具を探してこの金具を取り付ける際に磁石を埋め込むか・・・・ 

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磁石だけを埋め込む・・・・
結局受けの金具が無かったので磁石だけを側面から埋め込んだ。強力な磁力だが完全に接触しないので適度のグリップ感になれば良いかな・・・

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■塗装仕上(T_11)・・・

2023年10月30日 10時05分13秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・・

 やっとここまで、塗装仕上・・・・この箪笥は1年掛かりだな・・・・
オイル仕上げにすることにした。複数同時進行なので狭い場所での作業が面倒。乾燥には時間が掛かるが手軽さが良いい・

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 一部白太部分がある、流石にオイルの染み込み状態が違う・・・・

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■金具取り付け準備・・・

2023年10月26日 11時15分57秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・・

 金具類が決まったので、前板に細工をする。鍵の金具と引き手の穴などの準備・・・・
金具はトリマーで溝を彫り加工。これが一番早いか。

それでも定規のセットに失敗すると・・・・

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▲Photo 1400×1400 Click Zoom !▲


 問題は、引き手の座の金具の精度だ。それほど高級な箪笥でないので、微妙に不揃い・・・
純正は無いところに鍵の金具を付けるので引き手の位置も微調整。位置を決めたところで引き手の座も位置を決める。

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 本来の位置から調整・・・

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 一応各抽斗の鍵の金具を埋め込む細工は完成。引き手の固定位置も微調整。

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 この箪笥の金具は比較的精度がいい・・・が・・・ やはり位置を決める・・・

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 ここまで来れば、あとは塗装か・・・ さて仕上げは何にする・・・・

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■再開・・・

2023年10月23日 10時16分17秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・・

 半年ぶりの作業再開・・・・

 一部の箪笥を処分した事で新たな箪笥を作成した。2月にレストア用の箪笥が届いて、約6ヶ月・・・
それまでの作業で抽斗の前板の下地処理は出来ていたので既存の抽斗の箱に前板を貼り付ける。

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 背の底の巾木部分の補強を忘れていた・・・

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 閂のあるタイプなので一部の抽斗の奥行きの調整が必要になる。一番大きい抽斗の奥行きの調整。

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 裏面からは抽斗の箱のストッパーを取り付けておく。

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■金具の塗装・・・

2022年12月19日 16時40分34秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・

 金具の塗装・・・

 今回のレストアではお手頃入手可能な材料でのレストアなので塗装の材料はコーナン使用の油性ペンキ。油性で速乾性のある物を選択、艶消しタイプにした。唯一この種類で黒の艶消しがあった。ちなみにこのタイプの別の色は全て艶ありだったが、同じシリーズで艶消し剤があった。が、面倒なので・・・ 一瞬金具、こげ茶か?とも思ったが、無難に黒の艶消しとした。
前回は黒染め液を使ったが、意外に高価だった気がする?

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 室内で暖房有りでの作業なので、冬場での意外に乾燥は早い。

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 それなりに蘇る、厚みもあるタイプなので破損も少なく見た感じはそこそこ・・・ 

あとは各抽斗に付ける金具の選定だ、まだ決めていない・・・

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さて、ど〜する・・・

 現状の構想は以下の写真だが・・・ 一番上の大きい抽斗はも〜少しイメージの違う金具でもいいか?

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 下の抽斗の金具は「円形」が数も揃うので決定か、微妙な大きさなお違いでイメージも変わる、小さいものはロックのツマミがないものがあるが・・・あった方がいいな・・・

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■時代箪笥の「鍵」解除・・・ちょっと脱線・・・

2022年12月16日 15時38分19秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 時代箪笥の「鍵」の簡易解除の方法・・・

 寒くなり室外での作業が面倒になってきた。今年中には無理だな・・・

 時代箪笥の鍵は当然色々。ヤフオクでも鍵付きの箪笥は珍しい。それでも簡易的に解除している箪笥もある。
以前に入手した箪笥で施された方法が一番簡単だと思った。が・・・ 結局鍵の金具を外さなければこの方法は無理なのでそのつもりで見参考になれば・・・

 この箪笥に付けようか検討している金具があるので実際やってみる。金具の裏の鍵の仕組みはこんな感じ・・・
真ん中の板状の部分は上下してロックがかかるようになっている。

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 既に簡易解除している状態。板状の下に板バネがある、これが鍵のポイント金具の裏にポッチのような突起物がありこれに当たり解除できないようになっている。
高級な鍵はこの板バネが上下2枚のタイプもある。もう少し大きい箪笥の場合装飾金具も大きい・・・
また、高級な箪笥になると鍵以外にも簡易的なストッパー的に使える仕組みの物もある。

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 ロック解除の仕組みの図解・・・・
方法としては板バネと平板金具を細い針金で縛る。ストッパーの突起物に当たらないようにすればロックはかからない。という事です・・・

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 かなり以前に入手した時代箪笥の鍵一式。いくらで落札したか覚えてない? 1万円以上はしたと思う・・・
ちゃんとした職人さんからの委託のような雰囲気でツールボックス共での落札となった。色々、マニアにはかなりのお宝に思えるが・・・

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 試しに合う鍵があるか探してみると、合いそうなものを発見!

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 差し込める・・・

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 2つの爪の位置も大丈夫のようだ、これならこの鍵は解除出来るとなる。 意外に合うのがあるな~ 最終的にこれを使うか決まってないので、微妙なところだ。使うにしても鍵本体のこれからの耐久性と使用頻度や鍵の受けの金具の取り付けなど本体にさらなる加工が必要になる、それ程の完璧は望ま石なぁ~

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  別のタイプの鍵を見つけたので参考に・・・
少し大きいタイプで高級な箪笥の金具(鍵)だと思う。厚みも2mm 以上もあるのでかなりの重量だ。確か前板の黒柿の箪笥のパーツだった記憶が?

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 左が、鍵穴隠しの「蛾」の調整用の仕組み、ちょっと曲がった板バネ、が特徴だが、本来の動きをしない・・・

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 厚みも、所有する中でも厚い方だ。

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 今回の鍵の仕組みは先の小さいタイプより大きく、高級なので上下2枚の板バネでの操作となっている。

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 正面から、左のツマミがメインの鍵の物、右のツマミが鍵穴を隠している「蛾」の調整用のツマミ。この場合「蛾」が右にスライドして中央に鍵穴が見える。最初の写真のように。

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 最初は板バネがポッチをもう少し押して写真の位置まで動かしていたと思う。表の蛾が完璧に鍵穴を隠す位置まで。

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 細かいところだが、ロック解除の状態で見える「蛾」の触覚の彫りが「粋」鍵穴を隠す位置になると2本の触覚の装飾の彫りとなる。こういうところが好きである・・・

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■前板の調整・・・

2022年12月13日 16時04分14秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 準備しているケヤキを調整・・・

本体の見附(仕切り)部分はシャム柿なのでその部分の繋がりを考慮して微調整カット・・・
最終調整を考慮して適当にカットしたが、なんとか繋がりそうだ・・・

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 本体に置いてみて、なんとか収まりそうだ。右下のがめ戸の歪みが酷い一部白太なので仕方ない。ここは抽斗の前板と違い厚みは気にしないのでそれなりに調整すれば何とかなりそうだ。

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 背板の補修は・・・適当にパテ埋め・・・ 仕上の塗装はどうするか?パテの処理を考えると微妙だ。まぁ~ 背板で見えないのであまり気にしないでいいか・・・

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 補修していると、新たに破損箇所を見つける。虫食いが酷い・・・ 表面の見た目分からないが、中は虫食いでボロボロさらにパテ処理が必要になる。なかなかこの厚みの桐材が無いので仕方なく補修する、ここまで全体が桐材なので杉は使いたく無い、という勝手なこだわり・・・

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 最終的には、こんな感じかな・・・

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 がめ戸の中の抽斗は黒柿。丁度いいサイズが余っていたのでこれを使う。仕切りの見附も共材を使う。

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 前板は既存の桐材に貼り付け、多少の剃りがあったが、目立たない所なのでそのまま使う。裏面(接着面)の2mmの調整は諦める。底面の隙間はパテ処理。

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 まぁ~ がめ戸の中はこんな感じになるか・・・
収まると前板の隙間は見えないので大丈夫だな・・・

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 前板も調整して、問題なく収まりそうだ、装飾金具を決めて、引手の位置も決めて既存の抽斗に貼り付ける前にさらに微調整が必要だが、思い通りの仕上がりになりそうだ・・・

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■本体見附・・・

2022年12月11日 17時15分57秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 本体の見附部分にシャム柿を貼る・・・

 新たに入手したシャム柿を製材して見附を装飾。幅は13-14mm程度で統一されてないので、微調整抽斗の箱は既存なので部位によりサイズを確認する。
薄くて細い材を製材するにはミニテーブルソーが便利だ。

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接続部はイモ付け、金具があるので隠れるからあまり気にしない。

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 内部の各抽斗の仕切りは微妙にしサイズが違う。厚みも統一されてないシャム柿なので結局入手した材の1/3しか使えない・・・

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 一応前面の化粧は完成。既存の抽斗の前板を取り付けてから、さらに微調整が必要・・・
 
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 抽斗の前板は現状のままだが、左3杯の抽斗は閂が無い状態の箪笥の意匠になるとこんな感じ・・・

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■抽斗の前板・・・

2022年12月08日 22時19分27秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 抽斗の前板を全面変更する・・・

 今回抽斗の前板を桐材からケヤキにする。小さい箪笥なので全面共材(1枚)からの木取り。ヤフオクで入手した材をカットしてみる、多少の反りはあるがなんとか使える感じ。がめ戸の内部の抽斗の前板は別の材を使うことにする。所有している「黒柿」が使える雰囲気だ・・・
右下のがめ戸に使う部分の反りが厳しいか?

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 以前に掲載した材とは違う材を使う事にした。やはり割れの部分が処理しきれない・・・

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 かなり暴れている、が・・・ なんとかなりそうだ。

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 一番大きい抽斗部分を基準に気取りしているので、部分的な矯正調整でなんとかなりそうだ・・・

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 ある程度仕切り部分を考慮して、適当だが、カットして平面レベルを調整・・・

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 本体の下地補修はこんな感じ・・・

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 がめ戸の内部の抽斗は黒柿。左の材はジリコテ(シャム柿)この材を見附として前面に貼る。この箪笥は「黒」とする・・・
もう一竿は「赤」にする予定・・・

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■見えない所も補修・・・

2022年12月06日 20時33分26秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 底や背面の虫食いが酷いので、ちょっと補修・・・
底板は虫食い穴が(裏面)酷いので木工パテで埋めることに、また地板の横ハギ部分の外れの補修を考える。底なので補強を兼ねての板を貼る。TV台補修の際に入手した桐材が残っているので利用することにした。その他気になるところはパテ埋め処理だけ・・・

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 最初の職人か?パテ埋めの後?

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 底板の補強・・・

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 前後、と底板の横ハギ部分に底から補強の材を貼り付ける。桐材なので重量を気にすることはない。そ~いえば、以前に解体した不要になった箪笥で、本体や抽斗の底板、本体の背板の横ハギ部分にも木釘で繋ぎをしていた箪笥があった。見えない所も丁寧な仕事だ、と感心した。

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 ついでに抽斗の仕切り(底板)の横ハギの外れをボンドで接着して補修・・・

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 次に装飾金具の取り外し。意外に厚みがありしっかりしてるのですんなり外れる。

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  金具の厚みは・・・ 1.25mm この大きさの箪笥にしては厚みのある金具だ。ヤフオクで箪笥を入手する際は、金具の詳細を確認すれば、厚みの判断が可能だ・・・とあるアンティークショップの人に聞いた。写真がなければ「金具の写真のアップを」問い合わせて見るといい。面取りがあれば厚みもありしっかりしていると判断できる。との事・・・ 取り外す際に変形することも少なく後に使いやすい状態で再利用できる。

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 次に錆落とし、今回は「酢」を使う、これが一番安上がりだ・・・
1日漬けるだけでも意外に落ちる。100均でワイヤーブラシ(真鍮)を購入して軽く擦るだけでも綺麗に落ちる。まぁ~錆の程度にもよるが・・・

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 その間に、本体で一番肝心な部分の下地処理。左下部3杯の抽斗部分の仕切り(底板)を20mm程前に出す。ここは本来なら閂があった部分なので抽斗を前に揃える必要がある。
ここも先に購入した桐の集成材を使って下地の処理をする。また、金具を外した際の傷や穴などを埋木しておく。最終的には前面の見附は別の材を貼り付ける予定なので下地処理はそこそこ丁寧に・・・

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 抽斗の引き手を外した際に抽斗の箱の破損部(ハギ接着)部分の外れをボンドで補修しておく。

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■本体補修して補強・・・

2022年12月03日 11時42分54秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 金具を外し、本体の補修、補強・・・

 本体の金具を外し、本体の確認。意外に、総桐の箪笥だった。背板も仕切り板、全て桐材だ。意外に高価な箪笥だったか?装飾の金具の厚みも意外に有りしっかりしている。外すには都合がいいが、本体の桐材が柔らかいので気を遣う。

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 本体は総桐なので、軽い!

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 抽斗の仕切り(底板)も全て桐材だ。

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 側面の引き手の固定金具(内部から)固定の金具も意外にしっかりしている。厚みもありすんなり、折れる事なく外れた。

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 素夢ん見つけ部分やその他の金具は、本体を多少傷つけないと外れない。錆びた釘が抜きにくい。一応前見附には新たに材を貼るので、多少の傷は仕方ないと割り切る。可能な限りの補修(下地処理)しやすいように補修しておく。

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 背板の痛みが激しい。シロアリの餌食だな・・・ 一応そのまま使うつもりで補修しておく。厚み6mmの桐材を入手するのは意外に面倒で費用が嵩むかも・・・

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 割れの部分は一応接着して補強(補修)しておく、そのまま利用の方向・・・

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 完全レストアで仕上がりの方向性を検討する。金具は全ての抽斗に新たに取り付け小さいが少し派手は感じに仕上げる。抽斗の前板は総取り替えとする。

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 またヤフオクで入手した、欅材・・・ 共材で厚み13mm 薄いので少し反りが気になる・・・

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 抽斗のサイズでの木取り、割れの位置が微妙だ、2枚あるのでどちらかを使うのだが、本当は両方使う予定だ。
これから面倒な作業だが、この木取りで木目を見ながら完成を想像すると・・・ この時間が一番楽しい! 本当はもう少し板目の細かい材が欲しかったが、共材でこの厚みのサイズが2枚揃うのは意外に珍しく、意外に安価だったこのサイズにしては。(約900mm×550mm T=13mm)

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■パーツを確認・・・

2022年11月22日 15時20分04秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 レストア前に、完成をイメージする・・・・ まぁ~途中で変わるかも。。。


閂のあるタイプの箪笥だか、入手の際にはなかった。3杯の引き出しは内部で補修すれば前板部分を合わせることは可能だ。が・・・ 抽斗の仕切り見附をつけ足さなければならない。どうせなら本体の見附を綺麗にしたい。箪笥自体は総桐タイプなので前の見附はかなりの痛みがある。何か新しい材を貼り付ける事にする。
また、金具を付け足し派手にするか? 既存には円形の金具が2箇所閂の部分の引き出しには無い。このタイプの在庫はあるのでなんとか使えるか・・・

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 まぁ~レストアすれば、そこそこ、かわいい箪笥になりそうだ・・・

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 抽斗の前板も全て新しくすれば、全く別の箪笥になりそうだ。見附は黒のイメージにした新たに「シャム柿」の材を仕入れた。600mmの長さが欲しかったが在庫は450mmまでしかなく手頃なサイズを仕入れた。最初は在庫の欅材を製材して見附を作るか考えたが、ちょっと面倒。と言うのも夏にテーブルソーを処分した。今あるミニテーブルソーは厚みが23mmぐらいしかカット出来ないもの。製材が面倒なので。

 ちょっと多いが、また何かに使えるか・・・
厚みが5mm程度でプレナー加工済、すぐにも使えるのがありがたい。が・・・ 半分ぐらい割れなどあるが、見附が14-15mmなので十分足りる。
小さい箪笥なら抽斗の前板にもそのまま使える。

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■修理するか・・・

2022年11月10日 17時50分50秒 | ┃┣●T11箪笥レストア
Point■時代箪笥補修・・



 やるか・・・

 4年前にヤフオクで落札した箪笥のオーバーホールを考える。ジモティーで色々不要な家具など整理出来たので、空間に少し余裕ができた。それにしてもこのまま使うにはちょっと無理があるか?と言っても今まで放置していたのに・・・この際だからちょっと考える。ジモティーでは不要の材料など(特にケヤキ)を処分したが、整理しているとまだ少し残っている。これらを利用して久しぶりに木工やるか・・・

途中で止めるかも?いつになることやら・・・

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