■インテリアデザインを楽しむ!■

デザインを楽しむ!趣味の木工・DIY・ボチボチやってます!

■箪笥の再生・その6 完成!

2012年12月26日 15時27分15秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 なんとか完成♪

 年内に完成してやれやれ!

 毎回反省するが、塗装の仕上げで、下地の雑な所が目立つ(苦笑)
今回も、前の見付部分のシャム柿の鉋がけが… 雑!
まぁ~いい~か~ 

 全体のイメージは想像通りだ。黒柿の抽斗の前板が奇麗だ。
隣合わせの前板が1枚の板から、か… と思っていたら、ちょっと微妙だが…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 本体実物の色は写真より少し濃い、結局3回塗りで仕上げとした。
艶はこんなもん、半艶に近い。
まぁ~ 廃材からの製作なので、こんなもんだろ~。

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 がめ戸の丁番の精度の悪さもあってちょっとガタガタしているが、頻繁に
開閉する訳でもないのでこんなもんだろ~

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 角の引手のサイズがちょっと気になるが…
まぁ~ 木目が奇麗に見えるのでこれはこれで…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 引手の固定には別の引手の物を利用。銅製で扱いも簡単だった。
上下のサイズが微妙に違うので新たに穴を開けたが、最初の穴もプレートで隠れて
これは好都合だったかも…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 所定の位置に収めた。オーディオ関係もなんとかなった。
これで、小物が少し整頓できる。
壁面の圧迫感は想像通りだが、狭い部屋での収納を考えると仕方ない。
物が多すぎるのも問題だろうが… 

 さて、来年はもう1棹、これでこの作業場で必要な箪笥は終わりだ。
当分新たな箪笥のレストア、製作は無いだろ~
来年こそは、もっと整理しなければ…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 ブログを確認すると、本体の箪笥(薬箪笥)は3年前に購入していた。
WBの製作など、いろいろ脱線したが、やっと計画の半分が完了した。


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■箪笥の再生・その6 Vol-16

2012年12月22日 11時36分10秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 塗装だ!

 今回の塗装仕上げは「拭き取り」にした。
と言うのも仕上りは「半艶」のイメージを考えての事。以前に2年越しに
製作した水屋箪笥の枠の部分を拭き取りにした。艶消しの雰囲気で気に入っている。
今回はクリア色でも一番濃いクリア色(カシューの生のクリア色らしい)
意外に濃い飴色となる。クリアと言うよりブラウンの着色の雰囲気だ。
前回の箪笥の再生「その5」で使ったものだが… 長期の保存で塗料が硬化してしまい
新しく購入した。「その5」の完成写真は明るい茶色に映っているが、実際の色は
写真より濃い色だ、「小豆色」に近い。イメージとしてはこの小豆色だが…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 3回塗りでは、まだ薄いか…
も~1回か?

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Photo 1200×1200 Click Zoom !



今日からは抽斗前板とがめ戸の塗装。
こちらは、ネオクリアー(カシューのクリア4色の中で一番透明に近いクリアだ)
こちらも拭き取り、本体同様艶消しの雰囲気にしたい。黒柿の白い部分を強調させたいので
ネオクリアーとする。本体と同じクリアだと黒の模様がはっきりしない。



Photo 1200×1200 Click Zoom !
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■箪笥の再生・その6 Vol-15

2012年12月17日 15時30分28秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 金具の黒染め…

 理科の実験みたいで、楽しい♪
もっとも、少量で短時間だからだ。大量で長時間になると辛い…

 錆びを落した金具類、微妙だ、いつも完璧ではない(苦笑)
これで、後に製作予定の箪笥の金具も合わせて全部だ。
結局数が合うのがこのタイプとなった。微妙だが、使えそうな物は
「銅」なので、鉄の黒染めは無理。銅の黒染め… ムトーハップだったか…
どこかにあったな~

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 黒染め後、定着剤に浸けて…
乾燥すれば完了。仕上がれば、マットな黒でいい~感じとなる。
お手軽でお気に入りの仕上げだ。

 さすがに、手作り、不揃いなサイズが愛らしい(笑)
結局「角」の引手、これだけ集めるのに、箪笥を3棹つぶしたのか…
まぁ~本体は使えない感じの痛みだったから仕方ないか。
それにしても、小さい。つぶした箪笥も小さい物だったから仕方ないな。
欲を言えば、も~少し大きければ…


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Photo 1200×1200 Click Zoom !

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■箪笥の再生・その6 Vol-14

2012年12月15日 11時12分31秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 ここに来て、足踏み…

 作図作業に現場の仕事と、この時期にはバタバタして来た。
箪笥作りもちょっと足踏み状態だ。本体は、ほぼ完成した。塗装をど~するか?
最後の選択に迫られる。
 また、金具も再度検討している。引手のベース金物を別の物に入れ替えるか?
今まで集めた金具を確認して、使えそうな物をピックアップするが…
最後の1つだけが足らなかったりサイズ違いだったり(涙)
まだ、何処かにしまってあるか? サイズの大きい引手のパーツは他にも
多く有ったが、小さいサイズはこれだけだったと思うが…

サビを落して、黒染め仕上げの作業が意外と手間だったりするな~

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 がめ戸のコーナー金具は取付ける事にした。
バランス的に今回の箪笥では装飾金具を取付けるのはこのがめ戸だけとした。
時代箪笥の雰囲気は出せるだろ~


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Photo 1200×1200 Click Zoom !
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■箪笥の再生・その6 Vol-13

2012年12月10日 16時27分04秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 金具の選抜…

 明日は現調だ、年末にかけてバタバタしそ~だ。
今日は朝から、昨日送ったメール(作図ファイル)でうっかり変換間違いであわてて送り直す。

 そんなこんなで、今日も箪笥の製作作業を少し。
と言っても引違戸の格子部分の加工だけ。枠のボンド固定が乾かないと微調整は出来ない。
手間はかかるが、こんな作業をながら作業で出来るのが、WBのおかげだ。

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 がめ戸の金具の選抜! 
引手は「角」の引手を2年がかりで集めた。今回製作中の箪笥の引手は
ちょっと小さく、微妙なバランスだが、後に製作予定の箪笥はお気に入りのサイズだ。

で、がめ戸の金具だが… 内部にオーディオ関連の収納を考えていて、
ウーファーの関係から50ー55mmの穴が必要になる。
機能的には1つでいいのだが、1つではバランスが悪いので2つ開けようと考えている。
この穴に影響しないよう~な金具は… 小さい物がいい~のだが…
半端で数が揃っていない金具があるので、それらを使う事に。
一番上は穴に影響があるから無理か、真ん中の金具かな…
四隅のコーナー装飾金具をつけよ~か?
この箪笥は金具の装飾はこのがめ戸だけだから、有ってもいい~か…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 下の写真は後に作る箪笥の一番下の3杯の物、中央に1つだけ金具を付ける予定にしている。
この大きさなら引手のバランスも金具が付かない両サイドとなんとか合いそうだ。
ベースのプレートがあるので、以前の穴が隠れて好都合。


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Photo 1200×1200 Click Zoom !
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■箪笥の再生・その6 Vol-12

2012年12月09日 17時58分35秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 休日の成果は…

 今日は朝からせっせと作業。
予定では引違戸を完成させたかったが… 

 今までは引違戸の枠材は無垢から削り出しで作っていた。
今回、黒檀かシャム柿の無垢の角材を新たに購入しようか考えたが…
ちょっともったいない。シャム柿の貼りでなんとか組んでみた。
意外とこれが良かったりする。いつもならルーターを使っての加工だったが
裏面の補強材を桐の古材で、加工が簡単で扱い易い。
まぁ~問題は小口だが、そこは何とか…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 朝から5時までの作業の成果は…
結局引違戸は1枚だけしか完成しなかった。

イメージ通りになってきた。若干、材の厚みのバランスが気になるところだ…
引き戸の枠の幅はも~すこし幅広だったか…

 まぁ~こんなもんか…


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■箪笥の再生・その6 Vol-11

2012年12月08日 18時01分59秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 「ながら」作業…

 本業の作図作業が忙しいが、作業台は出しっ放しで、暇を見てボチボチ。
日曜日は1日木工にあてる。

 解体した桐の箪笥の材を使えるように補強しておく。
次の箪笥の部材として、不要な材の整理にもなる。

 ボチボチと8杯の抽斗の箱を作る。上4杯と下4杯の材の厚みがバラバラ(苦笑)
ここまでくれば、徹底的に廃材を使う。
背面に補強の格子を組む予定だったが、軽量化を考え中段の補強材1本とした。
裏からは雑な仕上げとなる(笑)

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 で~ 抽斗部分の完成となる♪

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 上部の引違戸とがめ戸を作る。
結局「シャム柿」の板から細かい部材を切り出す事にして、ひたすらパーツを製材する。
荒材に軽く鉋をかけるだけで、奇麗な表情となる。意外に使える材かも…
細かく小さい材だが、材の堅さから扱い易かったりする。

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 雑に扱っても、留めのビンカドが破損する事も無い。
格子用の溝も細かいが、注意すれば、堅さが都合良かったりする。

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 今年中に生地の仕上げまで終えたいが、
ど~なる事やら…
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■箪笥の再生・その6 Vol-10

2012年11月28日 10時06分17秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 さて、手間のかかる前板貼り。
道具(バイス)が少ないので、同時に出来ない(涙)
仮組の状態でボチボチと…

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 抽斗の前板をセットしてみた。いい~感じだ!
予想通りの雰囲気だ。前板のワイドはあまりカットしたくなかったので
4つ割りを2つ割りの雰囲気に、センターには18mmの仕切を入れたが。
両サイドは10mm程の仕切にして、底目地風の仕上げに、仕切をセットバック。

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 見えがかりは5-6mm程の底目地と思ったが…

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 結局、抽斗の前板の調整で8-10mm程の隙間に、仕切板を前に出すか?

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 連休で一気に抽斗まで組み立てたかったが、急ぎの仕事で断念。
まぁ~材料が揃わなかったのでこれはこれで…
 本体の固定には、ボンドといつもの竹串を木釘としての固定。
それなりに固まった。仕切を差し込み主要部分はボンドで固めたのでより安定した。

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 倉庫から材料を探さなければ、もう1棹の箪笥の抽斗用の材は
解体部材をそのまま使えるが、こちらの抽斗の材は… 痛みが激しく使えなかった。
結局、別の箪笥の解体部材からの調達になるのか…
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■箪笥の再生・その6 Vol-9

2012年11月23日 17時00分03秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 連休初日は、仕切を作る…

 上段の右と下段8杯の抽斗の仕切を作る。
これが、意外に手間がかかる。内部に収納する物の加重を考え中段の下にそれなりの
支持用に上段にも…

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Photo 1200×1200 Click Zoom !


 このサイズで下部の8杯は手間だな~
以前、本業で木工所に抽斗付きの収納家具を依頼する際に「抽斗は手間やから
割高になるよ!」と職人さんが言ってたな~ 

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 さて、前面は以前に購入した黒檀の角材を、と思っていたが…
結局、本体に使った桐の箪笥の部材が思いのほか厚みがある。前面の3方枠では20mmの
ボリュームとなったので使えない。
 そこで、ストックのシャム柿(ジリコテ)を使う事にした。
ギター用にブックマッチでの木目が奇麗な材だ。厚みは6-7mm(荒材)
軽く鉋がけしても5mm以上の厚みは確保できる。

 軽く鉋がけ、意外に加工し易い。 んん! いい~かも!
これは使えるな~ 引違いの建具の格子にも使えそうだ。

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 三連休となった週末…
週明けに納品予定の作業を木曜日に納品して、久しぶりの連休となった。
 木工作業中でWBは出しっ放し、おまけに組み立てにカウンターを使っている。
それでも、手前に円卓♪ ここで、うちごはん!
以前なら木工作業中は外食だったが、
これからは、こんな感じかな…


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■箪笥の再生・その6 Vol-8

2012年11月20日 16時41分10秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 外枠を組む…

 週末に外枠を組んでみた。
側板の厚みの違いが有るので、微妙な組み上がりだ。
何とか、仕上り(外)で図面通りのサイズとなるが、内部の仕切や抽斗サイズの
微調整が面倒な気がする…

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 中断部分は大きめの天板をカットした余り材を使った。
天板は厚みが均一で作業が簡単だ。

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 両側面の反りが気になるところだが…


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■箪笥の再生・その6 Vol-7

2012年11月17日 17時09分44秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 本格始動…

 ちょっと暇になったので、本格的に製作に入る。
以前にヤフオクで落札した「1円」の■桐箪笥■
■分解して■
■分解して…■
一部虫食いがあったが、ほぼ9割の材はそのまま使えそうなので、倉庫に保管していた。
意外に大きいサイズなので、今回の幅900高さ530mmにスケールダウンするには好都合。

 分解しているので、バラバラになりやすい(苦笑)
装飾の金具の後(穴)は気になるが、そのまま使う事にした。内部の溝は一応埋木した。
新たな溝は寸法の微調整後に加工する事に。
使う部分の表面を軽く鉋がけ、さすがに、桐は加工が簡単だ。

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 側板の若干の反りが気になるが…
それにしても、作業台の便利さは… いい~感じだ!

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 地板(底)部分は新たな材(桧材)で下地を組む事にした。精度の良い材で
基準を決めれば、後に作業しやすい。
側面の板はそのまま、少し小さくカットして利用する。 やはりこの箪笥も手前より奥が厚みが薄い。
まぁ~組み立てを考えると、こ~なのか… 手前と奥で3mmの差。これを頭にいれて
仕切などサイズの微調整が必要になる。


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■箪笥の再生・その6 Vol-6

2012年03月02日 16時43分24秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 ちょっと削る…

 抽斗の前板を削ってみる
集塵は機能してないが、手押しカンナならそれほどホコリも無い。

 小さく薄い材は扱い難い。解説にはあまり小さい材は危ない!みたいな注意があったが…
なるほど、材が小さいとスムーズな送りができない。
厚みのある、それなりの材(重量)の方が扱い易いよ~だ。(慣れか?)

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 一皮むく、ではすまなかった(苦笑)
こんな小さな材でも3~4mmの反りがあったり、意外と手間だったりして。
 奇麗になり木目をよ~く見ると…
ど~やらW900での1枚板は一番下の3つの前板だけなのかも…
上3段はど~やら450+450での組み合わせのよ~な雰囲気だ。
微妙に木目が違うか…

 来週には新しい集塵機(クリーナー)が届く予定だ。
クリーンルーム計画もそれなりに実現しそ~な雰囲気だ。


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■箪笥の再生・その6 Vol-5

2012年01月31日 13時45分29秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 何気に、入手…

 年末からバタバタ続く作業の中、何気に入札していた箪笥を落札。
「角」の引手が使えそうな一棹だ。
数年前にも同じ引手のデザインの小さな箪笥を入手していたが、
引手が小さいのと少量だったので、倉庫に眠っていた。
 今回入手した箪笥は前回の箪笥より少し大きい、と言っても小さいのだが…
なにより角の引手のデザインが同じだったので入札してみた。

 左が今回入手した箪笥だ。約60cm角で奥行きは38cm程度だ。
金具(引手)は全て揃っていた。右の写真は数年前に入手した箪笥。
オークションの写真では引手の角度が悪く1つ足りない状態で映っていたが
届くと全て揃っていた♪

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 大きい方の本体の材は、それなりの状態なので、後に使えそ~だ。
総桐材だ、背板以外は全て… 珍しいか… 普通なら抽斗内部など杉が多いが…
小さい箪笥の材は抽斗の前板のみが桐材で後は杉だ。こちらは材の厚みが薄いので
桐材では頼りなかったのか…

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 2棹合わせて17個の引手が使える。
新たに制作する箪笥(2棹で)15個必要だから、何とかなりそ~だ。
サイズは3種類だ、 んんん~ ちょっと小さいか? 微妙だ…

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 今回の2棹の箪笥は小さく、カラカラに乾燥していたし、1棹は総桐で柔らかく
解体も簡単だった。
解体の際に「木くぎ」を見ると数本、先が焦げている。
そ~言えば… 箪笥作りの何処かのサイトで「木くぎ」を「煎る」ところを
写真で見たよ~な記憶が… なるほど…


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■箪笥の再生・その6 Vol-4

2011年12月17日 14時56分39秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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 解体から…

 1棹の箪笥から、前板再利用で2棹の箪笥を制作する…
まず解体から始める…

明治期に制作された薬箪笥、引手の破損は一目瞭然で補修の跡は分かる。
新たな釘打ちなど注意したい。前板は鉋がけで再利用だがら最も注意が必要だ。
本体も場合によりノコ(丸ノコ)を使用の際は注意が必要となる。
 さてこの箪笥は…
材自体(前板の黒柿以外の本体)はさほど良い材が使用されている雰囲気ではない。
節も、天板は別として意外に多い。
全体的に傷みは多いが作りは意外にしっかりしている。当初の木釘だけでの組み立て部分は
ほとんど補修の必要が無い程にしっかりしている。唯一2~3カ所背板部分の破損に釘が使用されている。
これはすぐに発見できた。

 抽斗部分も虫食い等の傷みはあるものの、本体は木釘でしっかりしている。
まぁ~漢方薬の収納なので、それほど内容物の重量的な負荷はかからないから
こんなものかも…
 一部前板と裏打ち板(杉)の剥離が見られる所は釘での補強、
一番下の段の大きめの材の裏打ち部分の剥離は仕方ないのか?
意外に手間が、釘の頭が飛んでしまい、抜くのが困難になる。鉋がけには注意だ。

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 本体の解体も思いのほかすんなり完了、ほんとに一瞬で終わった。

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 天板はそれなりの材なので再利用可能に見えるので、ストックすることに
後は、中仕切の材も使えそうなので残す、底板も一部記念に(苦笑)
残りの材は粉砕して、普通ゴミに出せるサイズに…


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■箪笥の再生・その6 Vol-3

2011年03月04日 13時22分37秒 |  ┣●箪笥の再生vol.6
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完成まじかの箪笥の仕口の仕上げから…

 前面の枠組は中止した。
5~6mmの「シャム柿」をフレーム材として最後に貼付け、本体はALL桐材(分解した箪笥)を
使う事にした。
これなら、仕上げの塗りの段階で塗り分けは必要なく、クリア1色で仕上げが可能だし
桐材なら引き戸の溝の加工も比較的簡単に出来そうだ。
シャム柿ならほとんど「黒」のイメージに近く、クリアでもバランスがとれると考える。

 で~ いろいろネットでも探していたが…
偶然にも格安の「黒檀」を見つける(ヤフオク)これは使えるか…?
厚みは10~12mmと想定した厚みより厚いが、幅が18mmと都合がいい。
分解した桐の箪笥も厚みは18mmだ、制作段階の微調整で17.5mmぐらいにはなるだろ~

■分解した箪笥1■上下2段で「1円」で落札出来たのはすご~い!
■分解した箪笥2■
■分解した箪笥3■

 これなら、クリアでも正面の枠は「黒」に見えるだろ~
早速、制作図面を修正して、準備しなければ…

 長さ910mmが10本 600mmが12本 全て幅18mm 厚みは10mmと12mm
これなら何とか2棹分の前枠のフレーム材になりそ~だ。
これが3,500円とは… めっちゃ安いやん!

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 制作図面は、こんな感じになるか…
黒檀の厚みは10mmなので全面のフレーム部分は5mmから10mmに変更だな…

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 これで本体の仕口は決まった。
後は、引違戸をど~するか?格子に在庫の「黒檀」を使う予定だが、枠材が…
加工性を考え、檜材で「黒」塗装か?とも考えたが… 

 ど~する…
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