ヴォストーク宇宙船が完成しました。
「宇宙の傑作機ヴォストーク宇宙船」によると、1961年4月12日午前9時7分に打ち上げられたガガーリンは、高度175kmから300kmを飛行して地球を一周、10時35分に大気圏再突入のための逆噴射を行いました。
ところが、カプセルと機械船をつなぐアンビリカルケーブル(へその緒:私は「エヴァンゲリオン」で始めてこの言葉に出会いました)が切れず、不規則な回転をしたまま、再突入するはめに。
この事実は、1991年まで公表されていなかったとのことです。NHKで放映された「SPACE RACE」では、その非常事態をCGで再現していました
「非常事態」で思い出しました。二日前の記事、足元の窓の件も、ちゃんと「宇宙の傑作機」に書いてありました。ヴォストーク宇宙船は基本的に全自動のシステムですが、自動操縦システムが故障した時に、この窓の光学装置を利用して再突入の姿勢制御をするそうです。
再突入の加熱でアンビリカルケーブルが焼き切れたおかげで姿勢が安定、後は予定通りに進み、高度7,000mで射出され、午前10時55分、ガガーリンは再び大地に立ちました。史上初の有人宇宙飛行、成功の瞬間です。
久しぶりにプラモデルを完成させました。出来はともかく、ペーパークラフトとは違った種類の満足感を味わっております。となれば、次に作るのは……。
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