宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 マーキュリーが完成しました。

 どこに取り付けるのか分からないと文句を言っていた脱出塔ですが、心を静めて説明書を読むと、「塔の垂直部分を、カプセルの継ぎ目に合わせよ」とのこと。仰せに従うと、ぴたりと収まりました、って当然ですよね。

 ロケットの模型で1/48というのは、とんでもない大スケールですが、このキットは細部まで再現されていて、間近で眺めていると、その細部が全体の雰囲気を高めているのがよく分かります。ホームページを更新して、細部の写真を改めてご紹介しておりますので、またのぞいてやってくださいませ。

 ともあれ、一つの模型を完成させると、それなりの達成感があります。

 中高生の頃、戦車のプラモを完成させて眺めては悦に入っていた記憶が蘇ってきます。しみじみ、自分に模型作りという趣味があって良かったなあと思っております。

 さて、次は久しぶりのプラモデル、ヴォストーク宇宙船を作りますか!

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 マーキュリーの脱出塔が完成しました。

 トラス部分は、全体に薄めたグンゼのMrカラーの赤でワイルドに筆塗り!細い部分の強度が少し上がったので、形を整えました。

 写真バックは説明書の最終ページです。「おめでとう!マーキュリーレッドストーンが完成しました」とありますが……せめて、カプセル先端の、どのあたりに取り付けるのかが分かるように、図に示してください!

 ともあれ、明日には完成した姿をご紹介できそうです。

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 マーキュリーの脱出エンジンが完成しました。

 悩ませてくれた「電線の覆い」、こんな感じに付けてみました。針に巻き付けてハーフパイプ状にして、表面の凸凹に合わせて接着……立体感が出たでしょうか。

 ノズルは三つ、楽勝であります。反省を生かし、内側を予め赤で塗ってから切り出しました。

 さて、説明書の図だけ見て、一番分からなかったのが先端部分です。この細い線にあたるパーツが見あたらず焦っていましたが、英文を読んだら、適当なワイヤーを使えと。偶然でしたが、クラフトボンドの先端のつまりを通すために使っていた釘がぴったりのサイズでした。これまた赤で塗って仕上げました。

 後は、トラスを塗装して、本体に取り付けるだけです!

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 マーキュリーの脱出塔のトラスが形になりました、が……。

 白い部分が気になりますよねえ。前に作ったソユーズなど、内側が見える部品は、予め両面印刷するようになっていました。ああ、切り出す前に気づいて、塗っておけば良かった……。

 もう一度新しく切り出す根性はないので、全部プラカラーで再塗装することに。強度が不安だったから、厚く塗れば少しは丈夫になるかな、と自分を慰めます。

 脱出エンジンもかなり進みました。後は、よく分からない「電線の覆い」と、ノズルを付けるだけです!

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 マーキュリーの脱出塔のトラスを、全て切り出しました。

 これまで切り出した中でも、かなり細い方ですね。何カ所かちぎれてしまい、接着して直しました。

 脱出エンジンも、取りあえず、思った通り組んでしまうことに。

 「宇宙の傑作機ヴォスホート宇宙船」も読了しました。人類初の三人での宇宙飛行と、宇宙遊泳を成し遂げた機体ですが、実際はアメリカのジェミニ計画に対抗するため、かなり無理をしたようです。

 本を読んで、製作意欲がわき起こってきました。マーキュリーが完成したら、次はヴォストークを作ります!


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 よく分からないエンジンケースは放っておいて(我ながらいい加減だなあ)、脱出塔のトラス部分の切り出しなど。

 ロケットのペーパークラフトを作り始めて、最初にトラスと出会ったのは、アポロのサターンVの脱出塔でした。その後、ヴォストーク、N1(これは本当に大変でした!)、ソユーズ……、ああ、ロケットはトラスとともに。

 「宇宙の傑作機ヴォスホート宇宙船」を読み始めました。二人乗りのジェミニ計画に対抗するため、一人乗りのヴォストーク宇宙船を改造して作られたのがヴォスホートです。三人の人間を乗せるために外されたのが緊急脱出装置でした。打ち上げ時、ブースターに異常が起こったら、宇宙飛行士は逃れようもなく……。

 心を込めて、切り出させていただきます。


 

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 マーキュリーの Escape Engine Casing の製作です。

 部品は、ほぼ写真にあるだけですが、説明図を見てもわからない!

 昨日、部品を見れば取り付ける位置は分かる、などと言った舌の根も乾かぬうちに、また弱音を吐いてしまいます。

 写真をクリックすると、説明書の英文が読んでいただけるかと。エンジンケースのつなぎ目を、電線の覆いで隠し、反対側に電線の覆いを取り付けよ、と読めるのですが、図と合わない気がするのですが。

 ああ、作業が止まってしまいます……。

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 完成したマーキュリーカプセルと、レッドストーンブースターを結合します。

 説明書の図を見ても分からないと愚痴を言っておりましたが、これは私の頭が固くなった証拠。パーツを見ているうちに、彼らの方から「ここに取り付けてね」と語りかけてくれました。

 プラモデルを沢山作っていた子供の頃は、説明書を見なくても、パーツの形状から、取り付け位置が分かったものです。こんなことは、所詮いつもやっているか、いないかの違いですよね。

 さて、あとは脱出塔を作るだけです!

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 マーキュリーカプセルの完成記念に、以前作ったジェミニカプセルとの記念写真を。

 同じ1/48スケールです。写真左手のジェミニの方は、長期宇宙滞在用の酸素や水素を詰め込んだ(多分)機械船が付いていますが、一人乗りと二人乗りの違いと思えば、こんなものかなと。

 私のHPで、ジェミニの完成写真をご紹介していますが、こちらはマーキュリーと違って、急脱出用のロケットが先端にありません。もしかしたら、ヴォストークと同様に、ハッチを吹き飛ばして、座席ごと射出するのでしょうか。うーむ、知らないことばかりですねえ。

 ともあれ、後は脱出塔を作るのみ!しかし、これが部品は多いは細かいはで、まだしばらく、マーキュリーで遊べそうです。

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 マーキュリーカプセルが完成しました。

 この中に、一人の宇宙飛行士が乗り込み、弾道飛行や軌道飛行を行ったのです。

 映画「ライトスタッフ」でも、宇宙飛行士達がこのカプセルを見て、外壁を叩き、頼りなさそうな表情を浮かべるシーンがあったような。

 完全な球体で大気圏に再突入するヴォストークと円錐形のマーキュリーカプセル。形状の違いはあれ、これに乗り込む宇宙飛行士は、そこに何かの手違いがあれば、確実に命を落とすわけです。

 ユーリー・ガガーリンとアラン・シェパード。彼らは操縦者ではなく乗客に過ぎなかったと言うのは簡単ですが、死の危険を承知の上で乗り込んだ彼らの精神力に感動を禁じ得ません。

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