宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 N1ロケット最初の難関である30連エンジン部分、完成です。とにかく、同じ部品は一気に切り出し、一気に接着、これが一番効率的ですね。

 2ヶ月以上作りかけで放置してあったのを、ちょうど一ヶ月前に始めた、このブログをきっかけに11月19日に作業再開、2週間足らずでここまできました。大げさですが、感無量です。 

一段目最下部の直径は資料によると約17mだそうです。今調べたらアポロのサターンVは約10m。高さはN1が約105m、サターンVが約110mでした。

 私のホームページでご紹介している、サターンVのペーパークラフトは1/96だから、N1とはスケール違いです。N1完成が完成したら、同スケールのサターンVを作って並べてみたいなあ……。いやいや、まずN1を完成してからですね。

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 残り24個のノズルを一気に完成させました。あとは手前のリングを同じ数だけ作って、ノズルと一緒に取り付けるだけです。といっても、ただのリングでなく、一部がとがっており、そこを覆う髭のような部品も切り出さねばなりません。

 実機の写真と見比べたところ、確かに実機を正確に表現しています。模型化する際にはは省略すべき部分と、省略してはいけない特徴的な部分があると思うのですが、このモデルはその見極めが絶妙ですね。作るのは結構きついですが。

 写真右端のエンジン中央部、ノズルの中が真っ白からグレーに変わっているのがお分かりでしょうか。塗装成功!と喜んでおりますが、完成するとまず見ることはありません。

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 取りあえず、内側6個のノズルを完成させて取り付けました。写真を撮って、「何か変だな」と思ったのはノズルの内側です。真っ白。外から見える部分なのに……、と説明書を読み直したら、ノズルパーツ二枚の張り合わせ方を間違えていました。印刷していない面同士で接着しなければいけなかったのですね。
 
 もう一度作り直す気力は勿論ないので、タミヤカラーのスカイグレーでノズル内側を塗装して知らないふりをすることに。でも30個全てを作る前に気づいて良かったです。

 あと、一段目の上部タンクに8個程パーツを付けました。お分かりになるでしょうか。こういう細かなパーツが付くと、立体感が増して良い感じです。

 うーん、面倒くささが快感に変わりつつあるような。

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 N1ロケット製作の難関その一、30個のノズル作りを開始しました。別に難しい作業ではありませんが、とにかくその部品数に意欲がそがれます。
 
 ノズル本体は二枚の部品をずらして張り合わせることで糊代を作り、立体感も出すという工夫がされています。しかし、その接合部に取り付ける2×3ミリの紙片を「Roll into half-sylinder」という指示に、手が止まってしまいました。考えた結果、ピンセットで部品の裏側を押してへこませ、さらに全体をピンセットではさんで成形しました。

 とりあえず一個できたところで記念撮影です。おや、その後に見えるトラス(桁構え)は何でしょう?N1の写真を御覧になった方は、これがどこに取り付けられるか、勿論お分かりだと思いますが、見た事がない方はお楽しみに!


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 切り出したドッキングリングのパーツを、印刷面の向きに注意しながら組み合わせます。これだけでも計8個のパーツからなります。

 このN1ロケットのペーパークラフトの部品数、もしかしたら合計で1,000個近いかも。立体のジグソーパスルですね。もっとも、部品を付ける場所は決まっていますから、その分は楽だ、ということで。

 あとは写真に見える30個の穴に、ノズルを挿入するだけです。この週末で、何とかしたいなあと思っております。
 

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 とにかく、面倒なところを済ませてしまえ、とばかりに一段目最下部のパーツを切り出しました。先日、ロケットのペーパークラフトは補強のリングばかりだと書きました。しかし、今回のリングは、発射時にロケットを発射台に固定するためのリングです。完成して展示台に飾ったら、外からは全く見えません。いやあ、これが模型作りの醍醐味だなあ。

 先日ご紹介した、「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERGIA」という本を見直したところ、発射台の基部に、これと同じ形のリングがありました。ボストークは(ということは、現行のソユーズもかな)、ロケットそのものに機体を支えるだけの強度を持たせておらず、ロケットの中央部分で発射台に宙づりにされている、という話を読みましたが、N1の一段目には、自重を支えるだけの強度を持たせたということでしょう。

 さて、模型の方ですが、立体感を出す為に、中央のパーツに二十四個の穴を開けてから、左端のパーツと接着します。でも、完成させると見えない……いやいや、自己満足こそが趣味だということで。

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 大きめのパーツを組み立てると、何か作業が進んだような気がします。一段目下部の下部を組み立てました。このスカートのような部分の下にエンジンノズル30個がつくわけです。

 取りあえずこれで一段目の外形は完成、と言いたいのですが、このあと、一段目の上部にソ連のロケットならではの(少なくともアメリカ機では見た事のない)特殊な部品が付きますのでお楽しみに。

 さて、模型製作の時、私はBGVをかけるのですが、ソ連機なら当然ソ連の宇宙開発関連の映像にしたいものです。私が持っているのは「RED STUFF」というDVDで、私のホームページでもご紹介しておりますので、よかったら見てやってください。

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 今日はまとまった時間が取れたので、幾つかのセクションに着手しました。
何日かに分けてご紹介します。

 ロケットの模型で困るのは飾り方です。実物は発射台に支えられているから良いのですが、模型では、か弱いノズルで自立させないといけません。私のホームページでご紹介しているサターンVや、フリーダム7は、木材と補強用のアルミパイプ(木材に固定し、ロケット内部を貫通)で自作しています。

 今回のN1ロケットでは、展示台が付属しています。例によって、線と線の接着で、強度が不安なので、接合部に瞬間接着剤を流し込んで補強しています。

 さあ、展示台ができたから、後はロケットを完成させるだけです!今日の進み具合なら、今月中に一段目は完成するかもしれません。

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 一段目ロケットの燃料ラインの取り付けは、時間のある日にまとめてやることにして、いよいよN1の一番の特徴(だと私が思っているだけですが)である、一段目のエンジン部分に着手しました。
 
 写真で丸が描かれている部分全てにエンジンノズルが取り付けられます。その数30!N1ロケットの打ち上げは全て失敗したようですが、これだけのエンジンを同調させようというのが、そもそも無理なのでは……。

 ちなみにエンジンノズル1個は4つのパーツで組み立てます。合計120個のパーツの切り出しを考えただけで、気が遠くなります。でも、製作を再開したら、部品数は多いけれど、V2よりも作業そのものは簡単な気がしてきました。これが、気のせいでありませんように。

 

 

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 今日は、一段目ロケットに燃料ラインを二つ取り付けました。手前の部品を切り出し、箱形に組んで取り付け、の繰り返しです。それだけでは寂しかったので、すでに組み立ててあった燃料タンクの上部も乗せてみました。

 燃料ラインの取り付けは、胴体に切れ目を入れ、そこに部品のベロを差し込むという方法です。このやり方は、小学生の時に雑誌の付録を作った時以来のような気がして、何か感動してしまいました。これまでのクラフトは、全てひたすら接着、接着でしたから。

 さて、N1ロケットは、一般的にはマイナーな存在だと思います。でも、「アポロマニアックス」で紹介されていた、「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERGIA」という洋書(写真の本がそれです)を入手したところ、製作中のものから打ち上げまで、実機のカラー写真が掲載されていました。白黒ながら、幻の月着陸船の写真まであります。

 ソ連の月着陸船のペーパークラフトはネットで入手済みですし、近々Real Space Modelからレジンキットも発売されそうです。いやあ、楽しみは尽きませんね。

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