とにかく、面倒なところを済ませてしまえ、とばかりに一段目最下部のパーツを切り出しました。先日、ロケットのペーパークラフトは補強のリングばかりだと書きました。しかし、今回のリングは、発射時にロケットを発射台に固定するためのリングです。完成して展示台に飾ったら、外からは全く見えません。いやあ、これが模型作りの醍醐味だなあ。
先日ご紹介した、「ROCKET AND SPACE CORPORATION ENERGIA」という本を見直したところ、発射台の基部に、これと同じ形のリングがありました。ボストークは(ということは、現行のソユーズもかな)、ロケットそのものに機体を支えるだけの強度を持たせておらず、ロケットの中央部分で発射台に宙づりにされている、という話を読みましたが、N1の一段目には、自重を支えるだけの強度を持たせたということでしょう。
さて、模型の方ですが、立体感を出す為に、中央のパーツに二十四個の穴を開けてから、左端のパーツと接着します。でも、完成させると見えない……いやいや、自己満足こそが趣味だということで。
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