宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 LK月着陸船が完成しました。1月2日に着手、休み休みで一ヶ月かかりました。

 ただ下降段に上昇段をのっけるだけではないか!と言われそうですが、実はパーツが合わなかったのです。

 下降段の上部四カ所に、上昇段を接続するための支え棒が出ているのですが、説明書通りに作ると、上昇段が浮き上がってしまうのです。下降段の上部を低く切り取れば良かったかもしれませんが、きれいに仕上げる自信がありません。そこで、下降段の支え棒の取り付け位置を上げて、何とかしました。

 ちょっとのっぽな感じがするし、もともと省略されていた上昇段のロケットノズルを付けていないのが気になるので、結局、接着はしませんでした。これから改良するかも、ということで。

 ホームページに、いろいろな角度から撮影した完成品の写真を載せました。よろしかったら、ブックマークからお入りになってご覧ください。

 ともあれ、ブログを始めて、三つ目の完成!さて、明日から何を作りましょうか。

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 LK下降段、全てのパーツを付け終わりました。

 ハシゴの切り抜きは、想像通り厄介でしたが、N1ロケットのトラスに比べたら大したこともありませんでした。それよりも、取り付け位置に悩みました。

 またまた、説明書と資料を見くらべ、まあ、こんな感じではないかと。

 昨日の写真と比べて、アンテナの角度が違っているのにお気づきでしょうか?ちょっとしたギミックがありまして、アンテナは可動になっています。

 本当は、脚部も可動のはずでしたが、四本の脚をきちんと接地させるためのベストな角度で固定してしまいました。

 さて、後は上昇段を載せるだけですが……。ちょっと問題もありまして、今日は接着をしませんでした。でも、明日こそは完成品を発表、ということで。



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 LK下降段にも、アンテナを取り付けました。

 こちらの方は、上昇段のアンテナよりも細かいパーツがついて、何となくリアルな感じ。説明書には「parbolic(parabolic:放物線の?) antenna」とあります。パラボラ・アンテナですね。

 あとは、左右に転がっているパーツと、ハシゴを取り付けるだけ!ただ、ハシゴの穴の切り抜きが、ちょっと厄介そうです。ともあれ、日曜日の完成を目指して頑張ります。

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 LKの残りパーツの取り付け位置を確認していたら、上昇段に付け忘れのパーツがあることに気づきました。

 例のアンテナ四本のうち、二本は上昇段に取り付けねばなりませんでした。説明書には「omni antenna」とあります。全方位アンテナ?確かに、下降段と切り離されれば、独自のアンテナで宇宙船と連絡を取らねばなりませぬ。

 しかし、何かまぬけな感じです。上昇段がますます奇妙な形になりました。

 左側のパーツは、下降段に取り付けられるアンテナです。次は、下降段へのアンテナ取り付けですね。

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 さて、残るはLK下降段の細かい部品だけです。

 写真にあるのがパーツの全てです。後は、ハシゴとアンテナだけなのですが……。

 アンテナのステーは、針金を芯にして紙を丸め、その針金で曲げた形を保ちます。それはいいのですが、例によって写真が見づらく、本体のどこに基部を取り付ければいいのか分かりません。説明書の写真と資料を見くらべて、位置を確認するのに小一時間(これは単に、私の目と頭が悪いせいかも)。

 でも、何とか目処が付きました。後は組み立てるだけです!

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 LK上昇段が完成しました。1月2日に製作開始して、やっとここまでです。

 もっとも、上昇段そのものは、22日からの製作ですから、およそ一週間、というところです。とりあえず一段落ついて、ほっとしております。ホームページでも、各部の写真を紹介しておりますので、よかったらのぞいてやってください。

 それにしても奇妙な形です。人一人乗れて、月に降りられればそれで十分!という開き直りすら感じられます。模型と資料を見ても、ハッチらしきものは一つしかありません。ということは、着陸船に乗り込むために船外活動をしなければならないということですよね。

 アポロの月着陸船には、非常時の船外移動を想定してか、正面のハッチから宇宙船へと通じる手すりが設置されています。しかし、LKにそれらしきものは無し。

 人類初の宇宙遊泳を成し遂げたソ連のレオノフ飛行士は、船外活動を終えて宇宙船に戻る際、死ぬ程苦労したそうです。その時ソ連では、生中継が中断され、モーツァルトのレクイエムが繰り返し流されたとか。

 危険な月着陸を前にして、着陸船に乗り込むだけのために命を懸けなければならなかったとは!

 勇気ある宇宙飛行士のためにも、今週末には全体の完成を目指します。

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 昨日は、アポロ月着陸船(LEM)の上昇段と、LKの上昇段を並べて撮りました。今日は、下降段同士ということで。

 くどいようですが、ほぼ同じスケールです。一人乗りと二人乗りの違いと言えばそれまでですが、それにしても小さい!

 LEMの下降段ですが、昨日の上昇段と同じ、以前にご紹介したアメリカ製のトイです。上部は黒一色だったのを塗り分けました。筆ムラのすさまじさには目をつぶってやってください。

 電池ボックスが見えると思いますが、裏面にあるスイッチを押すと、あの歴史的な一言「That's one small step for man, one giant leap for mankind.」が聞けます。

 LEM下降段の上部に付きだした、四つの黒い板状のもの、アポロ11号(LEM-5)までのLEMにはありませんでした。昨日の記事で、上昇段には姿勢制御用のスラスターがある、と書きましたが、その噴射によって、下降段が損傷することが分かって、急遽取り付けられたそうです。

 現在製作がストップしている1/35LEMでは、これを自作しなければなりません。うーむ、厄介そうです。アポロ9号のLEM-3にしてしまおうかなあ。
 

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 弱音を吐いていても仕方ありません。気合いを入れて、LK上昇段の、上部セクションに着手しました。

 写真をご覧ください。アポロの月着陸船(LEM)と、ソ連のLKでは、デザインがかなり違いますが、必要になる機能は同じはずです。姿勢制御のためのスラスター、LEMでは、上昇段の四隅に各4個のノズルが付いた装置が取り付けられます。

 それに対し、LKでは、写真中央のパーツが上昇段の上について、姿勢制御とドッキングで活躍するようです。

 ちなみに、写真のLEMとLKは、ほぼ同じスケールのはず。……いや、ほんと、大丈夫ですか?と言いたくなります。でも、これが月に降り立つところ、見てみたかったような気もします。

 ホームページの、「ガガーリン、打ち上げの日」も更新しました。翻訳に、模型の写真を合わせています。先日入手した、ヴォストークを完成させたら、少しは見栄えがするでしょうに……。

 よーし、早くLKを完成させて、次はヴォストークだ!!

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 LK月着陸船、とりあえず完成した部品を組み合わせてみました。

 基本的にはこんな形です。これに、細かなパーツが加わるだけです。加わるだけなのですが……。

 N1ロケットの時は、形が見えてくるにつれて、製作に気合いが入ったのですが、今回、何故か気分が盛り上がってきません。ああ、これが歳を取ると言うことでしょうか。

 いや、いや、作らなければ何にもなりませぬ。今週末、気合いを入れてみます。


 

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 LK上昇段の製作、かなり進めたつもりですが……。

 下手な「ダルマ落とし」みたいになってしまいました。ソ連の国旗も歪んでおります。実物の写真を見ると、もっと滑らかな球体です。写真、右側が上昇部の後方になりますが、もっと絞り込まれた形状に見えます。

 さて、アポロの月着陸船には二つのハッチがあり、一つは月面に降り立つため、もう一つは宇宙船とドッキングして宇宙飛行士が行き来をするために用いられます。しかし、LKには、一つのハッチしか設けられていません。ということは……。ソ連の宇宙飛行士の勇気に敬服するのみです。


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