宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 長征2Fを製作しております。しかし、実機のことを知らないと今ひとつ気分が盛り上がりません。

 こんな時、頼りになるのは、豊田市の誇り中央図書館。そこで借りたのが、この二冊です。

 表紙も凄いですが、中身もなかなか。「中国の宇宙飛行科学技術者と労働者が『自力更正、刻苦奮闘、大いに相互協力、無私貢献、厳密に実務に励み、勇敢によじ登り』という宇宙飛行精神及び『祖国熱愛、無私貢献……勇敢によじ登り』という『二爆弾一衛星』の精神を発揚して……」等々、刺激的な文字の羅列に目を射られます。

 カラー写真も豊富で、長征2Fの参考になるのは勿論、宇宙船「神舟」のプラモデル(トランペッター1/72)の塗装にも役立ちそうです。……この本、買ってしまおうかなあ。本当に楽しみが尽きない、宇宙機模型生活です。

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 長征ロケット二段目の製作を進めました。

 接着後の変形に悩んでおりましたが、これは内部から補強するしかないと。と言っても説明書通りで、厚紙を丸く切り出し内部にはめていきます。

 写真中央の円形のパーツに厚紙を貼って切り出すというものですが、面倒なので、このパーツを型にして厚紙(写真用光沢紙の台紙を使用)をどんどん切り出して取り付けました。

 おかげで作業がはかどり、二段目のボディがほぼ完成しました。

 一気につなげて悦に入りたいところですが、そうすると作業台での撮影ができない長さになってしまうので、とりあえず分離状態で記念撮影です。

 次は、このボディを取り囲む一段目ブースターの製作です。直径が小さくなるので、丸めるのに不安を感じておりますが。 

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 模型作りは楽しいのですが、完成品の展示方法には苦労します。

 模型店にあるような、ガラスのショーケースが最高ですが、高価ですし置き場もないですよね。

 私は、ホームセンターで手に入る食器棚を活用しています。仕切りを調節すれば、模型の高さに合わせることもできます。

 私の部屋には、そんな食器棚が五つあります。写真は、そのうちの一つです。

 エヴァシリーズと使徒たち、おまけで光武もあります。中央のサキエルはフルスクラッチで、紙粘土とビー玉で作りました。

 彼らが何故こんな狭いところに押し込められているか……そうです、宇宙機模型に追い出されたからです。1/35LEMはちっとも作業が進みませんが、製作途中の模型を置いておくだけでも、結構なスペースを取ってしまいます。

 十年くらい前に作った彼らを捨てるつもりはありませんが、箱にしまい込まねばならなくなる日は近いかもしれません。

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 久しぶりに下降段の製作を進めました。ランディングギアの取り付け基部を取り付けます。と言っても、プラ板を小さく切り出して貼り付けただけですが。

 さて、「すごいモノ」その2です。左下の写真は?そう、昨日のF1エンジンやマーキュリーを作ったのと同じメーカーが、1/32で月着陸船の超精密モデルを開発中なのです。「Accurate Models」、映画撮影用のミニチュアなどを作っているメーカーのようです。

 写真は降下段ですが、実物と同じ構造で、細部まで再現してあります。しかし、このディティール、上からホイルを貼ったら、全く見えなくなってしまいます。

 HPでは、下降段しか紹介されていませんが、この精密さで上昇段を作ったらどうなるのでしょうか。多分、コックピットまで再現されるでしょうから……ああ、発売が待ち遠しいです。

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 長征ロケット二段目の変形に困っております。

 昨日の記事では分かっていただけないだろうということで写真を。上下に円形のスぺーサーをはめるので何とかなるだろうとは思うのですが。

 話は変わって、昨日すごいモノを見つけてしまいました。久しぶりに「アポロマニアックス」さんをのぞいたところ、1/20のF1エンジンの模型が発売されているとのこと!

 中央の写真がそれです。実物ではありません。組み立てキットです。今は品切れのようですが、お値段は250ドルです。これを五つ使えば、ものすごくリアルな1/20サターンVを自作することも可能!……高さは5メートルを超えるので、どこに飾るかが問題ですが。

 右端の写真は、同じメーカーの1/12(!)マーキュリーカプセルです。これはキット販売するのでしょうか。英文を読んでもよく分からないのですが、脱出塔を含めると、全長は60センチを越えるはずです。

 そして、私にとっては衝撃的なキットも現在開発中なのですが、その話はまた明日、ということで。本当に、アメリカはすごいです。

 昨日これを知り、発注に備えての英語の勉強と貯金を決意してしまいました。発売は二年後、価格は千ドル以上、と勝手に予想して楽しみにしています。

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 ……LEMもLM(長征)も行き詰まっております。

 長征ロケットでは、紙の固さに苦しめられております。昨日の第二ロケット、乾燥させていたら、接着部分がとがりはじめて、断面形がカムのようになってしまいました(……何が言いたいのか分かりませんよね)。

 うまくいかないときは完成品に逃げます。かなり前に入手したLEMの食玩を接写してみました。「タイムスリップグリコ」、海洋堂製作だったような。

 幅4cm、高さ3cmですが、結構細かく再現されています。少しだけ細部の追加塗装がしてあります。

 食玩と言えば、「王立科学博物館」の第三展示場の話は、どこにいってしまったのでしょうか。サンプルで、ソユーズやハッブル、輸送車付きのV2などが出品されているのを見て、発売を待ちわびているのですが。

 完成品の発売は自分ではどうにもなりませんが、模型の製作は自分次第。今週末、少しでも進めたいと思っています。
 

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 長征ロケットの製作を開始しました。

 本当は、一昨日に着手したのですが、紙を丸めるのに失敗して廃棄、再印刷しています。

 プロトンで使って調子が良かったペーパークラフト専用品なのですが……湿度不足のせいでしょうか。こんなに太い二段目で苦労しているようでは、先が思いやられます。

 さて、接着に使っているのはタミヤの水性ボンドです。でも、値段が高いので、中身を詰め替えています。多分、同じ製品にタミヤのシールが貼ってあるだけだろうと読んでおります。

 「速乾」とありますが本当にそうで、紙のかたさゆえボンドを塗ってから貼り付けるまでに時間がかかったら、すでに乾燥してしまって張り付かないというお粗末。

 加湿器を引っ張り出さないといけないかなあ、と悩んでおります。

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 今年中に1/35LEMを完成させるという目標を立てました。さらに、一冊の洋書の読了も目指しております。

 月着陸船の父、トム・ケリーの「MOON LANDER」です。「FROMTHE EARTH TO THE MOON」第5話の元ではないかと思います。

 アマゾンに発注して待つこと一年近く、アマゾンからのキャンセル、再注文を繰り返して入手したものの、全然読み進められませんでした。辞書を引いてもピンとこない単語ばかりで、いやになってしまうのです。

 そこで発想の転換で、辞書を引かず、ひたすら音読することにしました。「読書百遍、意自ずから通ず」というわけです。

 十五頁程読み進めております。彼の勤めるグラマン社が、NASAから再突入用の機体を受注するため、奮闘している様子が描かれているような。一日一頁を目標にしております。

 アマゾンと言えば、去年の2月に注文したアポロ9のDVDについて、3回目のキャンセルのメールが届きました。3回目?そう、商品が調達できないと連絡してくるのに、サイトでは注文可能になっているのです。

 「MOON LANDER」でも同様のことがあり、アマゾンにクレームのメールを送ったりしたのですが、膨大な商品を扱っていることを考えると、仕方がないのかもしれないと諦めることにしました。

 実際、注文を繰り返したおかげで「MOON LANDER」を手に入れられたのですから、DVDも根気よく注文し続けるつもりです。

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 プロトンに続き、中国の長征2Fロケットを作ることにしました。1/35LEMの製作でもお世話になっている、U-DON'S FACTORYさんからダウンロードさせていただいたものです。

 2003年の有人飛行まで、中国の宇宙開発には全く関心がなかったのですが、その直後に日本の衛星打ち上げ失敗があって、宇宙開発の難しさについて考えさせられました。

 ロケットの形が不格好に見えて、これまで作る気にならなかったのですが、プロトンを作るうちに、「これはこれで良いかも」と思うようになりました。

 同じスケールと言うことで、是非プロトンの横に並べたいと思っています。パーツは少ないので、すぐに完成させられそうな気がするのですが、どんなものでしょうか。

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 プロトンロケットが完成しました。

 このペーパークラフト、随分前にダウンロードして保存していたのですが、どうにも不格好に見えて、作る気になりませんでした。

 しかし、実際に作って、下から見上げると存在感があります。

 おまけに展示棚と天井の隙間に、きちんとおさまってくれました。もう、文句なしです。久しぶりにHPの更新もできました。

 さて、LEMの製作も進めねばなりませんが、ペーパークラフトも楽しい、と言うわけで、明日から新しいロケットに着手するつもりです。

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