宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 LK上昇段が完成しました。1月2日に製作開始して、やっとここまでです。

 もっとも、上昇段そのものは、22日からの製作ですから、およそ一週間、というところです。とりあえず一段落ついて、ほっとしております。ホームページでも、各部の写真を紹介しておりますので、よかったらのぞいてやってください。

 それにしても奇妙な形です。人一人乗れて、月に降りられればそれで十分!という開き直りすら感じられます。模型と資料を見ても、ハッチらしきものは一つしかありません。ということは、着陸船に乗り込むために船外活動をしなければならないということですよね。

 アポロの月着陸船には、非常時の船外移動を想定してか、正面のハッチから宇宙船へと通じる手すりが設置されています。しかし、LKにそれらしきものは無し。

 人類初の宇宙遊泳を成し遂げたソ連のレオノフ飛行士は、船外活動を終えて宇宙船に戻る際、死ぬ程苦労したそうです。その時ソ連では、生中継が中断され、モーツァルトのレクイエムが繰り返し流されたとか。

 危険な月着陸を前にして、着陸船に乗り込むだけのために命を懸けなければならなかったとは!

 勇気ある宇宙飛行士のためにも、今週末には全体の完成を目指します。

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 昨日は、アポロ月着陸船(LEM)の上昇段と、LKの上昇段を並べて撮りました。今日は、下降段同士ということで。

 くどいようですが、ほぼ同じスケールです。一人乗りと二人乗りの違いと言えばそれまでですが、それにしても小さい!

 LEMの下降段ですが、昨日の上昇段と同じ、以前にご紹介したアメリカ製のトイです。上部は黒一色だったのを塗り分けました。筆ムラのすさまじさには目をつぶってやってください。

 電池ボックスが見えると思いますが、裏面にあるスイッチを押すと、あの歴史的な一言「That's one small step for man, one giant leap for mankind.」が聞けます。

 LEM下降段の上部に付きだした、四つの黒い板状のもの、アポロ11号(LEM-5)までのLEMにはありませんでした。昨日の記事で、上昇段には姿勢制御用のスラスターがある、と書きましたが、その噴射によって、下降段が損傷することが分かって、急遽取り付けられたそうです。

 現在製作がストップしている1/35LEMでは、これを自作しなければなりません。うーむ、厄介そうです。アポロ9号のLEM-3にしてしまおうかなあ。
 

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 弱音を吐いていても仕方ありません。気合いを入れて、LK上昇段の、上部セクションに着手しました。

 写真をご覧ください。アポロの月着陸船(LEM)と、ソ連のLKでは、デザインがかなり違いますが、必要になる機能は同じはずです。姿勢制御のためのスラスター、LEMでは、上昇段の四隅に各4個のノズルが付いた装置が取り付けられます。

 それに対し、LKでは、写真中央のパーツが上昇段の上について、姿勢制御とドッキングで活躍するようです。

 ちなみに、写真のLEMとLKは、ほぼ同じスケールのはず。……いや、ほんと、大丈夫ですか?と言いたくなります。でも、これが月に降り立つところ、見てみたかったような気もします。

 ホームページの、「ガガーリン、打ち上げの日」も更新しました。翻訳に、模型の写真を合わせています。先日入手した、ヴォストークを完成させたら、少しは見栄えがするでしょうに……。

 よーし、早くLKを完成させて、次はヴォストークだ!!

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 LK月着陸船、とりあえず完成した部品を組み合わせてみました。

 基本的にはこんな形です。これに、細かなパーツが加わるだけです。加わるだけなのですが……。

 N1ロケットの時は、形が見えてくるにつれて、製作に気合いが入ったのですが、今回、何故か気分が盛り上がってきません。ああ、これが歳を取ると言うことでしょうか。

 いや、いや、作らなければ何にもなりませぬ。今週末、気合いを入れてみます。


 

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 14日のブログでご紹介した、1/96ソユーズロケットのペーパークラフトをプリントアウトしました。

 現在製作中のLKと同じ、Classic Paper Space Models のスプートニクを利用して、初期のソユーズロケットを再現しようというキットです。

 さて、このキット、ダウンロードのページまでたどりついたのは良かったのですが、英語版の説明書が開けません。開けたのは Magyar 版。マジャール語?作られたのはハンガリーの方でしょうか。

 で、マジャール語版の説明書をプリントアウトした後で、再びそのホームページを訪れて、英語版をダウンロードし直したら、開きました。ああ、10枚のカラープリントが無駄に。悔しいので、両方とも写真に納めました。

 同時進行の模型が、また増えてしまいました。まずはLKを完成させなくては!


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 LK上昇段の製作、かなり進めたつもりですが……。

 下手な「ダルマ落とし」みたいになってしまいました。ソ連の国旗も歪んでおります。実物の写真を見ると、もっと滑らかな球体です。写真、右側が上昇部の後方になりますが、もっと絞り込まれた形状に見えます。

 さて、アポロの月着陸船には二つのハッチがあり、一つは月面に降り立つため、もう一つは宇宙船とドッキングして宇宙飛行士が行き来をするために用いられます。しかし、LKには、一つのハッチしか設けられていません。ということは……。ソ連の宇宙飛行士の勇気に敬服するのみです。


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 LKの上昇段が、少しだけ形になりました。

 リングを三つ重ねたところです。本来なら、グレーの部分が垂直になります。国旗の上にある窓から、着陸時に月を眺めるのだろうと思います。

 久しぶりに宇宙飛行士のフィギュアと記念撮影です。本当に、人一人が入る高さしかありません。

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 すでに製作が終了した、N1ロケットでは、内部の補強材となるリングの多さに閉口しましたが、LKの上昇段もなかなかの数です。

 写真のリングによって補強されたパーツをつなぎ合わせると、LK上昇段の独特な形状が再現されるはず、です。とりあえず、接着用のベロの切り出して疲れました。

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 LKの上昇段製作、少しずつ進めています。

 写真のパーツは上昇段の前面で、グレーの部品、国旗の上の丸窓から宇宙飛行士が外を見ます。内側にへこんでいるのは、より広い視野を確保するためでしょう。

 アポロの月着陸船開発では、窓の重量を減らすために、宇宙飛行士に立ったまま操縦させ、窓に顔を近づけさせることで僅かな窓で広い視界を確保しました。LKでも、宇宙飛行士は立ったままで月に着陸する設計のようです。おまけに一人乗りですから、とにかく小さい!

 さて、後に見えるリングは?

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 LK月着陸船の説明書は、昨日までの工程を製作したあたりから、突然上昇段の製作に移行します。私も、忠実にそれを再現すると言うことで、上昇段の製作開始です。

 アポロの月着陸船と同様に、LKも下降段と、上昇段に分かれているようです。「ようです」と言うのは、いろいろな資料を見ても、どこまでが下降段で、どこからが上昇段かが、よく分からないのです。(私の英語力不足のせいでしょうが……。)

 ともあれ、製作開始です。写真のパーツは、上昇段の前面です。青い円が窓になります。LEMでは、正面のハッチから出入りしますが、LKの場合は本体の向かって右側にハッチがあります。

 LEMの上昇段は、相当に変な形状ですが、LKも負けず劣らず奇妙な形をしています。立体にするのが楽しみです。

 久しぶりにホームページの「ガガーリン、打ち上げの日」を更新しました。

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