港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1968年 『カーザ・ビアンカ』 ヴィッキー

2015-11-11 15:23:47 | 続・60年代ポップス変遷史

”Casa Bianca” Vicky Leandros



原曲は1968年のサンレモ音楽祭において、オルネラ・ヴァノーニが新人のマリーザ・サンニアをパートナーにして
唄い第2位に入賞した楽曲で、作詞・作曲はドン・バッキー(本名アルド・カポーニ)です。
過去の遠く暗い記憶を幻想的に、二度と戻らぬ青春を綴ったこの曲に英詩をつけてヴィッキーが唄ったものです。
1968年4月にヴィッキーがこの曲のセールスのために来日し、1968年5月から8月にかけてヒットしました。
また来日したときには日本語盤をレコーディングしていたはずですが、あまり耳にすることはありませんでした。

There's a white house in a town
Old and scared and tumbled down
I can build it up once more
That's what memories are for
There'a fire, a chair, a dream
Was I six- or seventeen
As the years go by you'll find
Time plays tricks upon the mind

↓はヴィッキーの『カーザ・ビアンカ』 YOUTUBEより




次いで、マリーザ・サンニアの『カーザ・ビアンカ』も紹介しておきましょう。


”Casa Bianca” Marisa Sannia



マリーザ・サンニアは国営ラジオのコンテストでセルジョ・エンドリゴに認められ1966年にデビューした新人です。
(こちらが本家本元の『カーザ・ビアンカ』です)

C'e' una casa bianca che,
che mai più io scorderò;
mi rimane dentro il cuore
con la mia gioventù. 
Era tanto tempo fa,
ero bimba e di dolore
io piangevo nel mio cuore:
non volevo entrare là

↓はマリーザ・サンニアの『カーザ・ビアンカ』 YOUTUBEより