港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『バラ色の桜と白い林檎』 アンドレ・クラヴォー

2016-06-22 11:31:01 | 名曲セレクション

”Cerisier rose et pommier blanc” André Claveau



1950年にジャック・ラリュが作詞し、ピエール・ルイギイが作曲したメルヘンチックなシャンソンです。
彼女の庭の桜と、僕の庭の林檎の木の下を舞台にして、幼い頃、思春期、そして恋から結婚に至るまでと、
三人の子供たちに恵まれる未来を綴った微笑ましい愛の物語です。

Quand nous jouions à la marelle
Cerisiers roses et pommiers blancs
J'ai cru mourir d'amour pour elle
En l'embrassant
Avec ses airs de demoiselle, 
Cerisiers roses et pommiers blancs
Elle avait attiré vers elle
Mon cœur d'enfant

↓はアンドレ・クラヴォーの『バラ色の桜と白い林檎』 YOUTUBEより


そういえば、イヴェット・ジローが来日してこの曲を日本語の歌詞で唄ったものの、フランス人は「は行」の発音が
苦手なので ♪桜の穴と林檎の穴は~ にしか聞こえませんでしたね。


また、この曲はアメリカではペレス・プラードがマンボにアレンジして『セレソ・ローサ』のタイトルでもヒットしました。
『セレソ・ローサ』は1955年公開の映画『海底の黄金』の主題歌になっています。
このブログの映画音楽史でも取り上げていますのでご参照ください。(↓をクリック)
 映画音楽史(42)『海底の黄金』1955年公開 (2014-02-03)