港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『2月27日』

2019-02-26 17:25:27 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆エリザベス・テイラー Elizabeth Taylor (1932.2.27~2011.3.23)



世紀の美女と呼ばれながらもその激しい恋愛・結婚遍歴でスキャンダルの多かったハリウッド女優です。
ロンドン生まれのイギリス人で1939年に父親の仕事の関係で家族で渡米、元々女優志望だったこともあり1943年にMGMに
スカウトされ『家路』でデビュー、大人の美しさを持つ少女として注目を集めました。その後、青春スターとして
少女役などで活躍しましたが、この頃から浮名を流しはじめ、1950年に18歳でホテル王のヒルトン・ジュニアと結婚
したものの1年続かずに離婚、その後の生涯にわたる彼女の果てしない恋愛スキャンダルがスタートしました。
一方、俳優としては1951年の『陽のあたる場所』が高評価を受け、『雨の朝巴里に死す』『ジャイアンツ』など1950年代に
脂の乗り切った大人の女優としての地位を確立、2001年まで映画・TVで大女優として活躍しました。

【主要出演作品】
1943年『家路(名犬ラッシー) 』 Lassie Come Home

1944年『ドーヴァーの白い崖』The White Cliffs of Dover
1944年『緑園の天使』National Velvet
1948年『奥様武勇伝』Julia Misbehaves
1949年『若草物語』Little Women

1950年『花嫁の父』Father of the Brie
1951年『可愛い配当』Father's Little Dividend
1951年『陽のあたる場所』A Place in the Sun

1951年『クォ・ヴァディス』Quo Vadis
1954年『ラプソディー』Rhapsody
1954年『巨象の道』Elephant Walk
1954年『雨の朝巴里に死す』The Last Time I Saw Paris
1956年『ジャイアンツ』Giant

1957年『愛情の花咲く樹』Raintree County
1958年『熱いトタン屋根の猫』Cat on a Hot Tin Roof
1959年『去年の夏 突然に』Suddenly, Last Summer

1960年『バターフィールド8』BUtterfield 8

1963年『クレオパトラ』Cleopatra
1963年『予期せぬ出来事』The V.I.P.s
1965年『いそしぎ』The Sandpiper

1966年『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』Who's Afraid of Virginia Woolf?

1967年『じゃじゃ馬ならし』The Taming of the Shrew|
1967年『禁じられた情事の森』Reflections in a Golden Eye
1967年『危険な旅路』The Comedians
1968年『夕なぎ』Boom!
1968年『秘密の儀式』Secret Ceremony


☆パスカル・プチ Pascale Petit (1938.2.27~ )



愛くるしい魅力で1960年前後に輝いたフランスの女優です。
美容院の助手をしていた18歳の時に、レーモン・ルーローの妻フランソワズと知り合い、ルーローの一座に加わって
1957年にルーロー監督の映画『サレムの魔女』の傍役としてデビューしました。続く1958年には『女の一生』で
女優として認められるようになり、数本の青春映画に出演して輝きを放ちましたが1962年の『妖姫クレオパトラ』が
ミス・キャストとなりフランス映画界から退いてしまいました。その後、西ドイツで女優業を続けていたという噂が
あるものの日本で耳にすることはなくなりました。とても残念です。

【主要出演作品】
1957年『サレムの魔女』 Les Sorcières de Salem
1958年『女の一生』 Une vie
1958年『危険な曲り角』 Les Tricheurs

1959年『お嬢さん、お手やわらかに! 』Faibles femmes

1960年『ひと夏の情事』 Une fille pour l'été

1960年『艶ぼくろ』L'Affaire d'une Nuit

1962年『妖姫クレオパトラ』 UnaRegina per Cesare



【ご命日】

★リリアン・ギッシュ Lillian Gish (1893.10.14~1993.2.27)



純粋可憐な薄幸のヒロイン役で、映画創世期に最も輝いたハリウッド女優。
主な出演作品に『國民の創生』『イントレランス』『散り行く花』『東への道』『ホワイト・シスター』などがある。