港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『裏町のお転婆娘』 エームス・ブラザース

2016-06-25 11:28:50 | 名曲セレクション

”The Naughty Lady of Shady Lane” The Ames Brothers



1954年にシド・ペッパーが作詞、ロイ・ベネットが作曲し、ユーゴー・ウィンターハルター楽団をバックに
エームス・ブラザースが唄ったコミカル・ソングで、1954年の秋には全米4位の大ヒットとなりました。
なお、歌の主人公のレディは生まれて九日目の赤ちゃんというオチが付いています。
お行儀の悪いのは当たり前ですよね。

The naughty lady of Shady Lane Has hit the town like a bomb
The back-fence gossip ain't been this good Since Mabel ran off with Tom
Our town was peaceful and quiet Before she came on the scene
The lady has started a riot Disturbin' the suburban routine
The naughty lady of Shady Lane has the town in a whirl
The naughty lady of Shady Lane Me-oh, my-oh, what a girl

↓はエームス・ブラザースの『裏町のお転婆娘』 YOUTUBEより



『カプリ島』 アルフレッド・ハウゼ楽団 他

2016-06-24 11:38:00 | 名曲セレクション

前日に続いて『カプリ島』です。
この曲はラテン演奏とともにコンチネンタル・タンゴの定盤曲でもあります。
アルフレッド・ハウゼ、マランド、変わったところでフランク・プウルセルの名演を三点アップしておきますので
お聞き比べください。

”Isle of Capri” Alfred Hause

↓はアルフレッド・ハウゼ楽団の『カプリ島』 YOUTUBEより



”Isle of Capri” Malando

↓はマランド楽団の『カプリ島』 YOUTUBEより



”Isle of Capri” Franck Pourcel

↓はフランク・プウルセル楽団の『カプリ島』 YOUTUBEより


『カプリ島』 エドムンド・ロス楽団

2016-06-23 14:58:13 | 名曲セレクション

”Isle of Capri” Edmundo Ros And His Orchstra



この曲はラテン演奏でよく取り上げられてラテン・ナンバーと思われがちですが、1934年にイギリスのジミー・ケネディ
が作詞、ウィーン育ちのピアニストであるウィル・グロスが作曲した楽曲です。
この曲をエドムンド・ロスがチャチャのリズムにアレンジして軽快に演奏しています。
なお、地中海に浮かぶカプリ島はナポリから水中翼船で行ける風光明媚な小島です。

↓はエドムンド・ロス楽団の『カプリ島』 YOUTUBEより



もうひとつラテン調の『カプリ島』を…

↓はペレス・プラード楽団の『カプリ島』 YOUTUBEより

『バラ色の桜と白い林檎』 アンドレ・クラヴォー

2016-06-22 11:31:01 | 名曲セレクション

”Cerisier rose et pommier blanc” André Claveau



1950年にジャック・ラリュが作詞し、ピエール・ルイギイが作曲したメルヘンチックなシャンソンです。
彼女の庭の桜と、僕の庭の林檎の木の下を舞台にして、幼い頃、思春期、そして恋から結婚に至るまでと、
三人の子供たちに恵まれる未来を綴った微笑ましい愛の物語です。

Quand nous jouions à la marelle
Cerisiers roses et pommiers blancs
J'ai cru mourir d'amour pour elle
En l'embrassant
Avec ses airs de demoiselle, 
Cerisiers roses et pommiers blancs
Elle avait attiré vers elle
Mon cœur d'enfant

↓はアンドレ・クラヴォーの『バラ色の桜と白い林檎』 YOUTUBEより


そういえば、イヴェット・ジローが来日してこの曲を日本語の歌詞で唄ったものの、フランス人は「は行」の発音が
苦手なので ♪桜の穴と林檎の穴は~ にしか聞こえませんでしたね。


また、この曲はアメリカではペレス・プラードがマンボにアレンジして『セレソ・ローサ』のタイトルでもヒットしました。
『セレソ・ローサ』は1955年公開の映画『海底の黄金』の主題歌になっています。
このブログの映画音楽史でも取り上げていますのでご参照ください。(↓をクリック)
 映画音楽史(42)『海底の黄金』1955年公開 (2014-02-03)

『バナナ・ボート』 ハリー・ベラフォンテ

2016-06-21 12:11:04 | 名曲セレクション

”Banana Boat Song” Harry Belafonte



ジャマイカの黒人労働歌を、ベラフォンテとジャマイカ出身のロード・バーゲス、ウィリアム・アタウェイの三人が
カリプソ・ソングにアレンジして、1956年のベラフォンテのアルバム『カリプソ』に収録しました。
このシングル・カットは1957年に全米5位まで駆け上がるミリオン・セラーとなりカリプソ・ブームの発端となりました。

Day-o, day-ay-ay-o
Daylight come and he wan' go home
Day, he say day, he say day, he say day-ay-ay-o
Daylight come and he wan' go home
Work all night on a drink a'rum
Stack banana till morning come
Come, Mr. Tally Mon, tally me banana
Come, Mr. Tally Mon, tally me banana

↓はハリー・ベラフォンテの『バナナ・ボート』 YOUTUBEより