この日は宿の人に桃岩登山口まで送ってもらいました。
そこから桃岩展望台を経由しキンバイの谷付近まで歩きUターンして出発点まで戻り、別ルートで地蔵岩から桃台猫台展望台まで歩きます。桃台猫台展望台までは再び迎えに来てもらい、フェリーターミナルまで送ってもらい稚内に戻るというルートです。
当初は別のトレッキングコースを考えていたのですが、旅行の疲れが蓄積したため、宿の人に相談し少し楽なコースに変更しました。
このルートは桃岩展望台~キンバイの谷間は花が豊富ということでした。
実際に歩いてみると海を隔てて利尻富士が見られて爽快な眺めでした。
桃岩展望台からは正面に桃岩、かなり離れた場所に猫岩が見えました。その名にふさわしい形状かどうかは微妙に感じました。感受性の豊かな人が名付けたものと思われます。なお桃岩は海辺に降りて別角度から見ると桃に見えなくもなかったです。
花もミヤマオダマキ、エゾノハクサンイチゲ、ノビネチドリ、クルマバソウ、コバイケイソウ、レブンキンバイソウ、レブンハナシノブ、チシマフウロなどが見られました。
特にキンバイの谷付近ではその名の通りレブンキンバイソウがかなり咲いていました。
地蔵岩には桃岩展望台から礼香寺方面に下って、トンネルを通って行きます。トンネルはかなり長く気温は低かったです。
地蔵岩はメインのルートから外れており観光客はほとんどいませんでした。近寄ってみないと一枚岩が独立して立っているようには見えません。地蔵岩のすぐ隣がメノウ浜でかつてはメノウがよく見つかったそうです。
ここは静かな入江になっており海鳥が水浴びをしていました。
メノウ浜で宿に作ってもらった弁当を食べて海沿いの道を桃台猫台展望台に向かいました。
下から見ると地層が隆起したことがはっきりわかります。またすぐ近くにはユースホステルもあります。
上は下から見た桃岩。
桃台猫台展望台でのんびり休憩し、迎えの車でフェリーターミナルに移動し、夕方のフェリーで稚内に戻りました。