前日に宗谷岬から札幌まで長駆移動し宿泊しました。
この日は最初に余市のニッカウィスキー工場を見学しました。
以前にも来たことがあるのですが、初期のデジタルカメラで撮影したので今回撮り直しました。
ニッカを後にし島武意海岸に行きました。ここは日本の渚百選に選ばれているだけあり青く美しい海が広がっていました。
次に神威岬に向かいました。駐車場から岬の突端まではチャレンカの小道で20分程歩くのですが、斜面にはエゾカンゾウがたくさん咲いていました。また所々にはハマナスやオオミミナグサ、シシウドなども咲いていました。
岬の突端には垂直に立った神威岩がありました。天気が良ければ島武意海岸同様積丹ブルーが綺麗なのですが、曇ってきてしまったので少し濁った感じの色でした。
神威岩を後にし、岩内からニセコパノラマラインを通って神仙沼を目指しました。
神仙沼は昭和3年に日本ボーイスカウトの生みの親の下田豊松氏一行が発見したもので、神秘的な景観から名付けられました。確かに入り口から植物の繁茂する木道を抜けた先にある湿原は野鳥の声が鳴り響き、アカエゾマツやハイマツ、白樺に囲まれ、沼や池塘には水芭蕉や水草が生えて雰囲気のある場所でした。
池塘の周りにはチングルマが咲き誇っていました。
また数は少ないのですがピンクのショウジョウバカマがアクセントを添えています。
神仙沼の後には近くの長沼に行きました。途中シラネアオイが咲いていました。赤城自然園で見たことは何度もあるのですが自然の状態で見たのは初めてでしたのでちょっと感激しました。