今回の旅行では鳥取砂丘や出雲大社は高校の修学旅行以来ですが、萩と津和野も同様です。
従って40数年ぶりの観光ということになります。
石見銀山から一路、萩を目指しましたが着いたのは15時過ぎでした。
最初に文化財に登録されているレトロな萩の駅舎を見学しました。
次に武家屋敷街を一周りしました。武家屋敷街は萩城に近いエリアの上級武家のエリアも
あるのですが、高杉晋作や木戸孝允邸のある下級武家のエリアを回りました。
高杉、木戸邸には往時の写真が幾枚も飾られていたのは良かったです。
余談ですが木戸の妻は松子(幾松)という売れっ子の芸妓でした。その幾松ゆかりの高級料亭
「幾松」がコロナ禍で閉店してしまったそうです。
武家屋敷見学後、隣接した公園に立つ明倫学舎を見学しました。
最後に日が落ちてしまいましたが、萩城址を見学し宿に向かいました。
翌日は松陰神社と松下村塾に寄り、最後に反射炉を見学し津和野に向かいました。
津和野は修学旅行で最も印象に残っている場所の一つです。民家に隣接して堀が巡らされており
その堀には錦鯉が泳いでいるというのはすごく風情のある場所だと感じました。
今回再訪した訳ですが、通りが綺麗に整理されており記憶とは少し異なっていました。
残念だったのは津和野教会が工事中だったことです。
通りを一巡りした後、鴎外の墓のある永明寺(ようめいじ)に行きました。
ここは紅葉の名所だそうですが、たしかに山門付近は赤と黄に色付いていました。
鴎外の墓は遺言にある通り、戒名もなく質素なものでした。