クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

出雲観光

2020年12月10日 13時10分27秒 | 旅行

高校の修学旅行以来の出雲大社参拝です。しめ縄が巨大な記憶があったのですが、記憶ほどは
大きく感じませんでした。


参拝後、近くの県立古代出雲歴史博物館を見学しました。
ここは興味深い展示物が沢山ありました。まず高さ48mという古代の出雲大社の復元模型と
発掘された巨大柱の実物展示は圧巻でした。
古文書に巨木を3本組合せて一本の柱として使用したという記載の通りのものが発見されたそうです。


それ以外にも大量発掘された国宝の銅鐸や銅剣の実物展示も古代王国の存在を連想させ、歴史ロマンの地などという感慨に思いが至りました。


翌朝早くに出雲大社の参道を散歩しました。参道には風情のある商店が並んでいました。


鳥居に近くには竹内まりやの実家の竹野屋旅館がありました。

最後に旧大社駅を見学しました。神社様式の格調のある駅舎で非常に立派でした。


モンベル・フラットアイアンパーカ

2020年12月09日 20時49分10秒 | モンベル

先月サーマランドパーカについて書きました。
どちらもエクセロフトというモンベル独自の化繊中綿を使用したパーカです。
サーマランドパーカはトラベル用ですがフラットアイアンパーカーはクライミング用です。
特徴は表地がドライテックというモンベル独自の防水生地を使用しています。
ジッパーも防水の止水ジップが使われています。
またフード部がヘルメット対応で大きめに出来ています。もちろんヘルメット非着用時にも対応できるようマジックテープやドローコードでサイズを調整できます。
全体のシルエットも体にフィットするようになっています。
私はクライミングなどはしないので本来の用途ではないのですが真冬の野鳥撮影に使っています。

サーマランドパーカでも概ね不足はないのですが、中綿量が多いのでより暖かく、小雨のときなども安心して着ていられます。
外ポケット数が3個、内ポケットが大きい、ダブルジッパーといったあたりも何気に便利です。

私の用途では少しオーバースペックの点もあるのですが、しばらく活用しようと思っています。
欲を言えば臀部が隠れるくらいの着丈があった方が好みなのですが、残念ながらエクセロフトを使用したコートはありません。ダウンのコートはいくつもあるので是非作って欲しいと思います。


松江城、興雲閣、月照寺

2020年12月09日 08時50分41秒 | 旅行

倉吉白壁土蔵群見学の翌日は松江に移動しました。
最初に国宝・松江城を見学しました。白壁に黒い板壁の堂々とした出で立ちの天守でした。


内部の柱はいくつかを束ねたり、横方向の梁から垂直に柱が立ち上がったりなど興味深い作りでした。

松江神社の隣に立つ興雲閣は松江市工芸品陳列所として建てられた瀟洒な洋館です。
薄いモスグリーンの色合いが上品な印象を見る者に与えます。ちょうどすぐ隣の大銀杏が黄葉との対比が美しかったです。

月照寺は松江藩歴代藩主の菩提寺です。
七代藩主の松平治郷、通称不昧公の墓があります。


また不昧公が父のために立て、小泉八雲が取り上げた月照寺の大亀もありました。
松平不昧は茶人大名として茶の湯の世界では有名で、名工を保護し、名器を収集するとともに、
名物(めいぶつ)としられた名器を細かく分類評価し、古今名物類聚にまとめました。
茶の湯の名器が現代に多く残っているのは不昧のお陰と言っても過言ではないでしょう。


倉吉の白壁土蔵群

2020年12月08日 19時15分34秒 | 旅行

投入堂参拝後、倉吉白壁土蔵群見学に向かいました。
倉吉は「暮らし良い」から名付けられたそうで、南北朝時代の守護大名・山名師義の城下町として発展し、江戸時代は池田藩家老が治めました。


駐車場から歩きだすと用水沿いの白壁と黒板の土蔵の印象的な光景が目に飛び込んできました。


商店街を気の向くまま歩いてみましたが、ノスタルジックなウィンドウディスプレイの店が立ち並んでいました。


そういった風情のある商店街で、日本酒、地ビール、醤油を贖いました。
醤油店では店主には、この地特有のたまり醤油は地域特有の食生活と関係が深いとの話を拝聴しました。ガイドブックで見つけて軽い気持ちで立ち寄った倉吉でしたが、思いの外興味を引いた佇まいで、良い気分で街を後にしました。


三佛寺投入堂について

2020年12月07日 21時19分44秒 | 旅行

11/15から中国地方をドライブしてきました。初日は埼玉から鳥取まで740kmの移動のみ。

久しぶりの超ロングドライブでした。
二日目は鳥取砂丘に少し寄って、投入堂に行きました。

投入堂は三徳山三佛寺という天台宗の寺院の奥の院です。三佛寺は修験道の影響が色濃いです。投入堂は古寺巡礼で有名な写真家・土門拳が日本第一の建築として挙げた垂直の断崖にへばりつくように建てられた懸造りのお堂で、最も近づくのが困難な国宝とも呼ばれています。

投入堂を見るには麓の駐車場に車を止めて、少し歩いて本堂にお参り後、投入堂参拝受付所から山道を登っていくことになります。受付所では参拝料を払うとともに靴をチェックされます。
私はトレッキングシューズを履いていきチェックはパスしたのですが、意外にも登山用ポールは禁止だそうで受付所に置いていきました。靴がチェックに引っかかるとわらじを借りて履くことになります(有料)。
登山途中にわらじを履いた人に聞いたのですが、全く滑らず快適だそうです。
事前の情報でクサリ場もある登山道とは聞いていたのですが、想像以上に険しい道でした。

途中手足を付いて登らざる得ない箇所がいくつもあり、登山用ポールが禁止な訳が分かりました。代わりに手袋は必須かと思います。


山をかなり登ると文殊堂や地蔵堂などのお堂がいくつか現れます。お堂の縁側に上がれて絶景なのですが、手すりもなく下を見るとすごい高さの絶壁で下を見るのは怖かったです。

投入堂の手前には岩窟に建てられた観音堂があります。

観音堂を過ぎて、写真の岩壁を回り込むと突然目の前に投入堂が現れます。


間近に見る投入堂は細い柱が印象的な優美で華奢な建物でした。建てるのは難作業だったのでしょうが、何百年もよく崩れないものだなと感心しました。なお投入堂の建築年ですが年輪年代法によると1110年と判定されています。