明治グループの道南食品(北海道函館市)は、売り上げ減少に伴い3月末に全国出荷が終了した「サイコロキャラメル」の製造・販売を再開した。道内限定の土産品として、パッケージには北海道地図をあしらった。同社は「北海道を振り出しに、新たなスタートを切りたい」と話している。
サイコロキャラメルは1927年、「明治サイコロキャラメル」として発売。白と赤のサイコロ目のデザインが話題となり、全国で人気を集めた。しかし、多様な菓子商品が開発され、キャラメルの国内市場は縮小。同商品の売り上げも減少していたことから、明治は3月、全国出荷を終了していた。