ニューカレドニアM7.6 沿岸地域で津波発生!日本の太平洋側でも海面変動のおそれ
5日午後、南太平洋のニューカレドニア沖で発生したマグニチュード7.6の地震の影響で、バヌアツでは高さ72センチの津波が観測されるなど、周辺各国の沿岸で津波が発生している。
地震が発生したのは5日午後1時18分ごろ、ニューカレドニアの200キロあまり東方沖で、M7.6が観測され、その後も余震が続いている。
ハワイの太平洋津波警報センター(PTWC)によると、▽震源に近いバヌアツのタンナ島で72センチ、▽ニューカレドニアのウワンヌで48センチ、▽マレ島で43センチ、▽リフ島で29センチの津波が観測されている。
太平洋側で海面変動が続く
気象庁は午後4時、北海道から鹿児島にかけての日本の太平洋側と種子島から宮古島・八重山地方では若干の海面変動が予想されると津波予報を発表。
海面変動が予想される沿岸は次のとおり。
▽北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、
▽青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、
▽茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、
▽相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、
▽淡路島南部、和歌山県、徳島県、愛媛県宇和海沿岸、
▽高知県、大分県豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、
▽奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方
これらの沿岸では、早い地方で今夜9時ごろに海面変動が予想され、その後も1日程度は継続する可能性があるが、大きな被害の心配はどうなったのでしょうか
その後どうなったのでしょうか