東京・立川市の7つの小学校の児童や教職員、合わせて1000人余りが相次いで食中毒と見られる症状を訴えた問題で、教育委員会は給食センターで調理した給食の提供を中止する期間を、来月3日まで延長することにしました。

東京・立川市では、今月17日以降、7つの小学校の児童1009人と教職員79人の合わせて1088人が相次いで、おう吐や腹痛などの食中毒と見られる症状を訴えました。
このうち、児童9人が一時入院しましたが、22日までに全員が退院し、重い症状の人はいないということです。

これらの7つの小学校では、同じ給食センターで調理した給食が提供されていて、保健所は学校給食が原因の集団食中毒の疑いがあると見て調べていますが、原因の特定にはもうしばらく時間がかかる見込みだということです。

このため教育委員会は、当初、24日までとしていたこの給食センターで調理した給食の提供を中止する期間を、来月3日まで延長することにしました。