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異常発生

2019-11-01 08:23:03 | 日記

服にへばりつく「雪虫」異常発生、市街地を浮遊

 冬の到来を告げる「雪虫」が北海道内の各地で大量発生している。約40年間、生態を研究している専門家は、今年は「十数年に1度の異常な多さ」と指摘。例年より、数週間遅い11月上旬まで出没する見込みだ。服などにへばりつき、不衛生なことから、「子どもを外出させられない」と不快感を口にする人もいる。(中尾敏宏、林麟太郎)

 26日午後、札幌市中央区の円山公園近くの住宅街。雲間からの日差しを受け、雪虫が一斉に飛び交った。ジョギング中の男性は思わず立ち止まり、顔や服に貼り付いた雪虫をぬぐった。散歩中の高齢女性も、視界をふさぐ雪虫を帽子で必死に振り払っていた。

 北海道大学農学研究院の秋元信一教授(63)によると、大量発生しているのは、雪に似た形状の分泌物をまとって飛ぶことから「雪虫」と呼ばれる体長約5ミリの「トドノネオオワタムシ」と、仲間の体長約2ミリの「ケヤキフシアブラムシ」。

 いずれもアブラムシの一種で、例年は10月中旬~下旬の風がない晴れた日に浮遊する。道内では初雪の直前の時期に当たることから「冬の訪れを告げる虫」として知られる。東北や北関東の山間部などにも生息するが、市街地を浮遊するのは道内の特徴だという。

 

■残暑で大量発生か

 夏場はトドマツの根で樹液を吸って増える雪虫は、冬が近づくと風に乗り、産卵などのために数日かけてヤチダモの木に移動する。仲間のアブラムシも同様にササの根からケヤキの木に移動する。今夏の道内は9月に各地で真夏日を記録するなど暑い日が長く続いた。このため雪虫が繁殖できる期間も延び、大量発生につながったとみられる。

 ヤチダモの木が生える円山公園に近い「ニチイキッズ南まるやま保育園」は今月、園児の散歩を一時、中止した。松阪道代園長(62)は「園児の髪や服に大量の雪虫がついた。園の床にも真っ黒になるほど死骸が散らばった」と説明した。近くの30歳代の主婦も「洗濯物に死骸が貼り付き、屋外に干せない。いつまで浮遊し続けるのか……」と嘆いた。

 

■小樽や道南でも

 雪虫の大量発生は、小樽市などでも確認されているほか、JR北海道によると、道南を走る路線では、列車の運転席の窓に大量の雪虫が衝突して視界不良になることがあり、その度に清掃しているという。

 道立衛生研究所(札幌市)の伊東拓也研究員は「雪虫などによる健康被害の報告はないが、今月の大発生では、立っているだけで虫を吸い込んでしまう状況があった。腐ったり、カビが生えたりした死骸が野菜などに混入する恐れもあり、注意が必要だ」と話した。

冬が来るのかな~と和める虫も大量だと・・・・

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