新型コロナ感染者、発症から死去まで平均「8日間」
イタリアでの調査によれば、新型コロナウイルスの発症から死亡までの平均日数は8日間だという
イタリア政府は22日までに、新型コロナウイルスの犠牲者について平均的には発症した「8日後」に亡くなっている傾向があることを明らかにした。
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3月17日まで得られたデータに基づく。イタリア国内の感染事例に限ってのデータとしている。
イタリア国立衛生研究所が公表した文書によると、感染者が最初の症状を見せ入院するまで4日間かかり、さらに4日後に死亡する。犠牲者の平均年齢の中央値は80.5歳で、感染者の場合は63歳だという。
死亡者の総数の3割は女性で、死亡時の平均年齢の中央値は83.6歳で男性より高かった。
イタリア政府によると、死亡者の大半は新型コロナに感染する前、2つあるいは3つの持病を抱えていたことが判明。中でも高血圧が最も目立ち、心臓疾患や糖尿病が続いたという。
感染によって生じた合併症で97.2%の割合を占めたのは呼吸不全で、この次に多かったのは肝不全と心不全だった。
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