
名音大橋本研究室で1日中吹奏楽コンクール課題曲を分析。
ツイートしたのを出しますが字数に制限があり言いたい事の半分も言えず。
とりあえずコピペで。
2017 吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ
全体的に軽快・快速。最初は144速すぎず。
遠隔調への転調多し
(例 T103 E→B♭→D→As→C→Ges等)
常に音楽の仕掛け見つける。
映画の予告篇の様に場面転換多し。
アーティキュレーション区別、ダイナミクスの落差大袈裟に。
プロコ風(古典sym.ロメジュリ) スケルツァンドの意味を考える。
2017 吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ
代々続いてきた典型的なコンサートマーチ。
Aメロの付点の長さtuttiまでの盛り上げ方
trioメロのmpをpにグッと落として惹きつけるか、素直にフレーズを歌うか雰囲気を考えたい。
難しいのはBの1小節前のtuttiのdim。
全員集合地点多いが音楽の流れが止まらない様。
2017 吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ
DebussyのRhapsodieを思い浮かべる。
必要最小限の表記で奏者自身に「本物の歌」を託している。
山の起伏の登り降りの繰り返しの傾斜とポリフォニーを意識したい。
中間部16分から始まるメロは民族的。
mp.p.ppの音量だけでなく音色の違いまで表現したい。
2017 吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ
とってもゴージャスなオープニング。
Aメロ7小節目Auftakt等 スッと入るテクニック要。
途中打楽器の扱いが効果音的な扱いになりtempoの安定を意識しないと崩れやすい。
trioメロの何も記されていない8分のアーティキュレーションのセンス要。
Hはgrandiosoだが冷静に木管を浮き立たせる。
2017 吹奏楽コンクール課題曲Ⅴ
この曲の中にも微妙な歌があり大小の波がある。
山の起伏の傾斜がなだらかだったり急勾配だったり。山登りと言うよりジェットコースター並みのハイスピード。最初から最後まで緊張の連続。
ハーモニーの色彩感により一時的な芸術が生まれた瞬間が美しい。
拍子の難しさをどう簡単に考えるか。
理解するのにもう少し時間が欲しい。