マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

泥棒対策の話

2014年07月01日 | 半径1mの話
明日から3泊入院する父ですが、帰省前に電話で話していた時に、おまえに頼みがあると申しまして

何事かと思いきや
入院費用をステテコの内側に縫い付けてくれと言うではありませんか。

そんなことしなくても、私に預けてくれればいいじゃん、と申しましたらば

大金を持ってることがわかったら、おまえが狙われはしないか!?

と真面目に心配いたしまして

心配性の父の作戦は、支払い日(退院日)まで家の中に隠しておこうというものでした。

で、先程作戦会議が行われまして

お金を分散させて各々別のところに隠すことになったのですが

一応、封筒には金額を書いておいた方が良かろうが、泥棒が見てもお金だとわからぬようにせねばと

十万円入れた封筒には、テン
と記入したので、四万円入れた封筒には、フォーと記入するのかと思いきや、

英語がわかる泥棒かもしれんから、よっつ、と書こう。

ですと。

そんな調子で、いくつかの封筒に真面目に暗号(のつもり)を書いておりましたが


どうやっても銀行の封筒に入っているものは、お金だってバレバレですから。

ほんでもって、泥棒対策に効果的なのは、一万円位の見せ金を置いておくことなんだってよ、とテレビで見た情報を伝授いたしましたらば

おお、そうか。じゃ、見せ金用は、見つけやすいところに置いてやろう、と
何だか楽しんでいるように見えなくもありませんでしたが


いろんなところに封筒を隠したので、果たして私がちゃんと隠し場所を覚えていられるかどうかが心配です。


で、白内障の手術と言えども、万が一ということもあるし
父ちゃんがいない間に火事になるかもしれんから

おまえに財産の在りかを教えておく、と申しまして


火事になったら、この包みを持って逃げろ、と見せてくれたのは
目の前のタンスの引き出しに入った風呂敷包みでありました。

お父さん、火事の時にすぐに持って出られて便利だけど
こんなところに風呂敷包みで置いてたら、泥棒もすぐに持って出られるってことだよ。


てな訳で、急きょ、誰も見つけられないであろう処へと移動させたのでありました。

その在りかを父と私が忘れてしまわぬよう祈るのみでございます。






お墓参りの車中から見えた私の母校。男女共学化の中、お嬢様だけの高校は今ではココだけになったそうです。※訂正→存続している女子高は、もう一校あることが判明いたしました。