ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

9/29(日)小町座公演本番まで一週間!

2024-09-22 | 小町座
いよいよ、本番一週間前。別に私が出るわけでもないのに(あ!第二部のトークに少しだけ登壇します) 毎回、落ち着きません。本当に出演者たちはすごいなあ、度胸あるなあ、と感心します。が、演出と違う芝居になると、「え、違うでしょう。」と毎回うるさい私ですが、ここまで来ると、もうあまり言うこともありません。互いの細かい「間」や出入りのスピード感や、音楽との一体感など、そんなところです。
昨年公演した演目ですが、新メンバーとの共演で、パワーアップしています。またホール公演の楽しみは、照明!毎回、お世話になっている、㈱橋爪の寺坂さんの光、とてもいいんです。また、音響も楽しみ。何しろ、ピアノ演奏、生の音ですしね、歌や朗読と融合する感じ、どんなでしょう。
ぜひ、みなさん、見にきてください。

というわけで、やっとパンフデザインできたので、一部、紹介します。今回、第二部の歌は、小町座を立ち上げる前に作った歌もあり、この20年の子育て中の時間が、ぐーっと蘇ってきました。今でも息子は自分が幼稚園の時に見た、今回披露する「うさぎのうた」をよく覚えています。
この歌は、自分で言うのもなんですが、一番好きな歌詞で、丁度、短歌を初めて数年くらいの時に書いたものです。
この歌を披露した芝居は、幼稚園の子どもたちに見せたのですが、その内容は、月をゴミ捨て場にすることなり、ゴミのロケットを打ち上げた途端、月が消えてしまった、という物語です。月を取り戻すために、空に「泥団子」を投げるのですが、それを投げるのが、手が汚れるからと泥を触れない主人公で…と、まあ、幼稚園の子に見せるには複雑なストーリーに思えますが、実際は、ものすごく集中して三歳から六歳の子が見てくれたんです。そこにいた息子も二十代半ば。私も年をとりました。が、年をとると子どもの頃に帰る?!というのは本当かもしれません。子どもの頃、絵やお話をかいていた感覚がこの頃、ふうとやってくるような気がしています。いや、天国にはまだ早い!?

では、ぜひ、9/29、二時、ならまちセンターにお越しください。事前申し込みは komachiza.theater.com@gmail.com まで。
ただ、当日も空席ありますので、当日、行けそうだ!という方は、ぜひ、ならまちセンターまでお越しください。お待ちしています。






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