9月27日(土)、午後3時30分から板荷小学校に親子連れが続々と集まってきました。参加者は約40名。
「わらでっぽう」とはなんぞや。という声が聞こえてきそうですが、十三夜に子供たちが1軒ずつお宅を訪問し、地面をたたいてもぐらを追い払い、神様に祈りをささげ豊作を願って行われる行事に使う道具のことです。
指導者は板荷地区子ども会育成会連絡協議会の竹澤 靖 会長。材料のわらも調達して頂きました。わらに触れる機会もほとんどなく、特に保護者でも縄をなうことができる人は竹澤さんを含んでも3名程。板荷地区でもこういった文化の伝承が乏しくなってきています。
さて、竹澤さんのデモのあとでいよいよ親子が協力してわらでっぽうを作ります。
最初に、一掴みのわらを綺麗にさばいて、地面にたたきつける部分を結束バンドで縛ります。
次に紐を硬く巻きつけるため、親子で綱引きのように引っ張り合います。
そして、持ち手の部分は縄をなって(これがなかなか難しい)作ります。
そして完成した後、試し打ち?です。持ち手の部分は補強のためと、藁の手触りがやや痛いのでビニールテープを巻いておきます。
最後に全員で試し打ちです。掛け声はかけるのは6年生の佐藤君です。でも恥ずかしかったのかちょっと元気が足りなかった?ようです。
この事業は下野新聞社の石井さんと鹿沼ケーブルテレビの田中さんが駆けつけてくれました。報道日は決定していないようです。皆さん、お楽しみに~。
今年の十三夜は10月6日(月)です。板荷地区は各区の育成会が中心になってこの行事を行うようです。本番の様子はまた改めて。