鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

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帰ってきた「野澤 茂これくしょーん!」

2015-02-10 | 板荷

ええ、全国の野澤茂ファンの皆様、大変長らくお待たせしました!

 昨年の6月に大好評を博しました「野澤 茂これくしょーん!」ですが、なんと、8か月の時を経て、皆様の前に戻ってまいりましたー!

 おっと、前回の「野澤 茂これくしょーん!」をご覧になっていらっしゃらない方々は、こちらをご参照ください!

 ではでは、皆様お待ちかねのことと思いますので、さっそくコレクションの紹介に移りたいと思います。今回は、思いっきりテーマを絞りまして、第二次世界大戦の戦中、戦後にまつわるコレクションを集中的にご紹介したいと思います。

 こちらはナチスドイツの勲章の数々です。

 左側は「マザー勲章」と言いまして、お子さんを3人、戦場に送ったお母さんに送られたものだそうです。そして、右上はナチスの党員章だそうです。

 これらは戦場で実際に使用されたものたちです。

 上段左から大砲の砲弾、21ミリ対空砲の砲弾、三八(さんぱち)式歩兵銃の薬きょう、進軍ラッパ、下段左から防毒マスク、水盃、手りゅう弾です。

 こちらの水盃は特攻隊が出撃前に使用したもので、飲み干した後にみんなで叩き割ったそうです。「もう二度と帰らない」という覚悟を示したのだとか。

 また、手りゅう弾は鉄製のもので、こちらは貴重なものなのだそうです。戦時中は鉄不足に悩まされていたため、徐々に鉄製のものは製造できなくなり、最後には陶器製のものを製造せざるを得なくなったそうです。なお、砲弾、手りゅう弾ともに、「爆発の危険性なし」の確認を、骨董屋さんの店主から受けてますので大丈夫です。

 こちらは召集令状です。俗に「赤紙」と言われているもので、文字通り赤い紙だったことが分かります。

 こちらはGHQ占領下の日本で使用された10円札です。左側の図柄は「米(アメリカの意味)」をかたどっており、右側は「菊のマーク(日本を意味しています)」を鎖で囲っている」という意味だとか。

 こちらはいわゆる満鉄(南満州鉄道)の株券です。終戦まで、中国東北部には満州国という国がありました。

 こちらはアメリカ軍統治下の沖縄で使用された切手です。左上に「3¢」(「3セント」の意味です)と記載されているのが、アメリカ軍統治下であったことを物語っています。

 はい、今回は以上です。画像はございませんが、これらのコレクションを紹介されていた野澤先生は文字通り嬉々としたご様子で、「ああ、ほんとにこういったコレクションがお好きなんだな」と心より思いました。何やら、授業で石炭と鉄鉱石を子供たちに紹介したところ、子供たちが誰も、現物を見たことがなく、「ぜひ石炭や鉄鉱石の現物を見せたい!」と思ったのがコレクションの始まりだとか。それ以来、骨董屋さんやインターネットを通して収集を始め、現在に至っている、とのことです。そして、今回紹介したコレクションはまだ、ほんのごく一部です! 次回以降、積極的に紹介したいと思いますので、皆さん、楽しみにお待ちください!


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