振り絞れ❗

自転車(ロード、MTB XCO)と里山登山について書いています。

MTBで激坂へ

2019年07月18日 | トレーニング記録
自転車競技を始めた当初、参加していたカテゴリーは、MTB XCOでした。

しかし、プロエリートライダーに師事して頂いていた時、あまりにも下りの速さが違うので、愕然としていたのを覚えています。
そして、さらなる高みを目指して必死に練習しましたが、そうかな?そうかな?と感じていたのですが、改めて師匠から

「君にはMTBの才能がない」

と言われ、当時乗っていたMTBを売却し、ロード一本に集中する事になり、それからはロードにのめりこみました。


それから15年たった今、MTBにも乗っています。

2012年にMTBで下りをミスって、大腿骨、肋骨、鎖骨を折りました。
しかし、MTBに乗ってます。

何故なら、

MTBが好きだから。

MTBで里山を走って、非日常を感じる事ができるのが、唯一のストレス解消法になっています。

あまりの下りの下手くそさに、未だに才能ないなぁと思いますが、それでも乗りたいMTB




そんなMTB好きの、ある日の記録です。

---ここから--


ながーーーい深夜勤務期間が終わり、本日やっとの休日でした。

シフト中は色々ありましたが、中でも出産を控えた奥さんが破水したと知り、仕事を切り上げ、100km以上も離れた病院まで真夜中の道を運転し、無事出産に間に合った若者を見て、家族思いで中々やるなぁ~と感心した。


そんな色々あったものの、久々に夜寝れるのに中々寝付けず、何とか朝を迎えてみると、やはり体のだるさはいつも通りで、このまま一日だらだら寝て過ごそうとも思いましたが、そうすると、一日の終わりに後悔することが目に見えているので、のっそのっそと準備開始

朝飯を割りとしっかり食べて、ボトルにCCD500ml, もう一本に水を入れて、賞味期限切れのスポーツ羊羹を持って出発。


今日もMTBで山へ

特にルートは決めずに、体の調子を見ながら。
思っていた通り、足はフレッシュだけど、心拍が思っていたように上がらないので、足を回して慣れさせる。

ここ数日はローラー練ばかりだったので、久しぶりに外を走ると気分が良い

市街地を抜け、ダンプが爆走する田舎道を戦々恐々と走り抜け、山の麓に来ると、山の上は怪しい雲が



しかし、どんな状況であれ、山を走る気満々でした。痩せるために。
いつも通り、山をかじろう 通称 「山かじ」コースへ




山の中はひんやりしていたものの、あっという間に汗だくに。
丁寧にラインを選んで、先日の踏みかたの反復練習を。

まぁ、登りは割りと一生懸命走って、雪入集落行きの舗装路を下るが、濡れている上に、見た目が凄まじく滑りそうだったので、慎重に。

集落に着くと、路面はドライでびっくり。山と集落でこんなに違うもんか。。。

登り返して、金命水の登りへ
そして、今日も金命水は



独占状態。

金命水は、ここら辺では結構有名で、いつ来ても行列ができているのですが、ここ最近はガランとしている。
まぁ、平日の昼間という事が一番大きいのでしょうけれども。

相変わらず、湧き水は冷たくて旨い。
ボトルに満タンにして、顔を洗ったりもして、かなりスッキリ。

ここまで来るのに、ショッパイ汗がたくさん出て、これはきっと、深夜勤務期間中に食べた、チップスターのせいだなと確信していた。

食べると眠くなるとわかっちゃいるのに、食べてしまう。軽食自販機へ行かなければ良いのに、自然と向かってしまうのは不思議だ。

本格的に痩せるためには、もうここはしっかり自制しないと。

そんな決意が、金命水を飲んだら、沸々と沸き上がってきた。

登りを再開。
このあたりから日が出始めて、蒸し暑さがより増してきた。

登り切って、権現へ向かうトレイルに入るが、分岐を曲がって坂ボブへ向かう下りへ

ここの粘土質の土が剥き出しになっており、中々滑ってコントロールに苦戦。
一旦舗装に出るが、滑る下りを走るイメージが持てず、臆してしまい舗装の弓弦林道を下った。


麓に着き、次どこへ行くかしばし悩んだ。
ちょっと行ってみたい峠があったので、湯袋峠を目指す。

フルーツラインのアップダウンを越え、セイコーマートのある交差点を左に。
そして、その道をひたすら真っ直ぐ進んで、あそこへ向かったのだった。



超がつくほどきつめの急勾配の登りと評判の、裏風返峠

過去に評判を聞いていたが、行ったことなかったので、ふと行ってみようと思って。

写真の先から段々と勾配がきつくなるが、まだまだ走れる。

しかし、急勾配はあまり緩まずに、ずーっとキツさが続く。心拍はそんなに踏んでないのに、180近くまで上がっていた。

蒸し暑さも増し、止めどなく汗が出るわ出るわ


一旦勾配が緩んだと思って、油断したら、その先から急勾配がまた始まり、更にその先から舗装が変わった。ここからが、更に勾配がきつくなった。

なんということだ


たまらず、フロントインナーに落とすが、勾配のキツさは一向に収まらない。足にも負担がかかり続け、次第に呼吸もつらくなる。
こんなに長い急勾配は始めてで、終わりが分からないから、延々と続くキツさに止まりそうになるが、それはそれで情けないので、しっかり踏み直す。


次第に汗で滑って、左のグリップに左手をおけなくなり、しっかり握ろうとすると、力んでフォームが崩れるので、手袋着けてくるんだったと後悔。
急こう配という事もあり、とにかく手が滑る。普段の私の親父ギャグくらいだ。もうどうしようもない笑


汗で滑り、かつ勾配もキツイので、左手が安定しないまま進み、ようやく頂上へ


体重落とさないと、たぶんロードでは登れない。
でも、よい練習場所にはなりそうだ。あまり来たくないけど。


休まずに、そのまま表筑波スカイラインを走る

キツかったものの、足は痙る事なく走れてしまう。まだ追い込み切れてないと感じつつも、さっきの登りはあれでも精一杯だった。でも足に余裕があるということは、出しきっていないのだろう。

うーん。強度を上げるって、難しい(>_<)


表筑波スカイライン→これまた滑りそうな表不動を下り麓へ



宝篋山の頂上に怪しい雲が。
行ってみれば良かったな。頂上はどういった怪しさ具合なのかを知りたかった。


麓の体育館で休憩。
賞味期限切れのスポーツ羊羹を美味しく食べて、三矢サイダーを飲んでから出発。

疲れはかなり感じるものの、足はまだ痙る事もなく走れてしまう。やはり、強度が足りないなと感じながらも、燃料切れ間近の体に鞭打って、何とかなるように、帰宅。


走行時間 4:14:38、2931kcal, max185

昼飯は食わずに、プロテインを多めに摂取。
痩せるぞ~